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“核のごみ”とは、何万年経っても安全にならない、人類史上で最悪の環境汚染物質と言えるのでは?
⇒
“核のごみ”は、もう、
・増やす必要はないのでは?
・増やすべきではないのでは?
⇒
”原発”は、もういい加減に、
・再稼働する必要はないのでは?
・速やかに全て廃止宣言すべきでは?
<“核のごみ”とは何?>
→
◆核のごみ
高レベル放射性廃棄物:人が10数秒とどまるだけで死に至るレベル
◆ごみ箱は無い
・日本学術会議が指摘しているように、地震・火山国の日本では、地層処分は決してしてはいけないのでは?
・核のごみの処分の方法も場所も決まっていない
◆原発を稼働すれば、
・核のごみは増加する
・もしMOX燃料を使うと、使用後の放射能レベルは、ウラン燃料に比べ10倍になる
・核のごみの将来コストは凄まじく高い。それを含めれば原発の発電コストはもの凄く高い。
<原発が無いと困るのか?>
→
大手電力会社と経団連の一部企業以外は、原発が無くても全く困らないのでは?
◆電力供給
震災から8年間、中部を含む東日本全域で、原発は1基も動かないままだ。2017年、西日本を含む全国でも、総発電量に占める原発の割合はたった2%だ。原発が無くても、全国で電力供給はあり余っている。
◆輸入燃料費
電力会社で最も石油消費量が多かった東電の石油消費量は、2018年にゼロになった。
販売電力量2位の中部電力の石油消費量は、すでに2013年に1%以下を達成。
原発がフル稼働だった2010年に比べて、原発が2%しか稼働していない現在は、むしろ輸入燃料費は減少しているのでは?
◆温室効果ガスの排出量
2010年:13億500万トン
2017年:12億9200万トン
なんと、2017年の方が2010年よりも少ない!
事実として、原発が無い方がCO2排出量が少ない!
<原発を全て速やかに廃止宣言すれば>
◆過去の古い生産性の悪い縮小する産業(原発)から、成長する新産業(再エネ)への転換が進み
◆政府が無駄な公共事業に金を出さなくても、民間レベルで巨額投資(再エネ/省エネ/蓄電池/新エネ/LNG火力/送電網)が始まり、日本経済が大きく活性化され、大きな雇用が生まれる
◆原発に邪魔されていた再エネの拡大が可能になり、2030年再エネ比率50%も目標とすることができる
◆再エネの大幅な拡大が始まれば、数年以内に、再エネのコストが世界と同じように急激に下がる
◆電気料金を高止まりさせている2大要因(原発と再エネ賦課金)が無くなるので、電気料金が下がる方向に向かう
◆再エネの急激な拡大が可能になり、日本国の輸入燃料費が急激に減少する。それだけでも、年間あたり十兆円規模の富が創出される
・・・
『漫画家 矢部太郎と考える“核のごみ”』2019/4/17 NHK
https://news.line.me/issue/oa-nhknews/0c10903794 …
「ニュースで時々、耳にする「核のごみ」。原発で使い終わった核燃料をもとにつくられる極めて強い放射線を出す「高レベルの放射性廃棄物」のことです。これを処分する場所は決まっておらず、原子力の大きな課題の1つです。
◆“まったくわからないかも”
矢部さん、そもそも核のごみってご存じでしたか?
「まったくわからないかもしれないです」(矢部さん)
◆“それが核のごみなんですね”
ふだん、私たちが何気なく使っている電気。火力、水力、太陽光、そして原子力などを利用して発電されています。
このうち、原発からは使い終わったウランなどの核燃料のいわば燃え殻、使用済み核燃料が出てきます。
日本では、この使用済みの核燃料を、再び原発で燃料として使おうと計画しています。
「え?そんなことできるんですか?」(矢部さん)
使用済み核燃料は、青森県六ヶ所村にある再処理工場という施設に運ばれます。ここで再び原発で利用するプルトニウムなどを取り出し、「リサイクル」しようと考えているのです。そして、この過程で出てくるものが大きな問題となっているんです。
「あ、それが核のごみなんですね」(矢部さん)
そうなんです。取り扱いがやっかいな廃液が出てきます。
これをガラスと混ぜて固めたものが、いわゆる「核のごみ」と呼ばれています。
この核のごみがやっかいなのは、放射線が極めて強いことです。
つくられたばかりのときは、人が10数秒とどまるだけで死に至るレベルの被ばくをするとされています。
原発で生み出した電気は最終的にこうしたごみが出てくるんです。
「なんかやっぱり出るんですね、ごみっていうのが…」(矢部さん)
◆“数万年、誰も生きていない”
この核のごみ、すでに青森県六ヶ所村と茨城県東海村の施設にあわせておよそ2500本がたまっています。
オレンジ色のふたの下に入っていて、十分に温度が下がるまで30年から50年間、厳重に保管し続けることになっています。
矢部さん、この核のごみ、どうしたらいいと思いますか?
「えー、普通のごみは埋め立てますよね。だから、どこかに埋めるんですよね?」
そう、国は、300メートルよりも深い地下に埋めるとしています。
「めちゃくちゃ深いですね!なんでそんな深いんですか?」
理由は、核のごみから出る極めて強い放射線にあります。天然のウランと同じくらいの線量に下がるまでかかる時間は、なんと“数万年”。その間、人も立ち入れない地下深くで保管する考えなんです。
「数万年!えっ?もう誰も生きていないですよね、私たち。まったく想像できないです。急にすごいスケールの話が…。地震とかあったらどうなるんだろう」
地震大国と呼ばれる日本ですもんね…。
処分地を決めるのは、電力会社などでつくる「原子力発電環境整備機構」、通称・NUMO(ニューモ)です。
NUMOは、処分地を選ぶプロセスで、近くに活断層や火山活動がないか詳しく調査するとしています。
また、これまでの研究では地下深くの岩盤は安定していて地震の揺れの影響は小さく、地下水の流れも緩やかだとしています。
また、核のごみは、分厚い金属の容器や特殊な粘土で包まれ、外部に放射性物質が漏れにくいよう対策を施すため安全性は確保できるとしています。
◆“引っ越したいなと思う”
ただ、この処分地、なかなか決まりません。
日本で最初の原発が稼働し始めてから50年以上がたちますが、一向に候補地も見つからなくて…」
・・・
<小泉純一郎元首相>
『小泉純一郎が米紙に「東電と経産省は頭がおかしい」』2019/3/11 ワシントンポスト
「彼らは頭がおかしいんじゃないかと思いますね。経産省も東電も、みんな学校の成績が良かった頭のいい人たちの集まりです。それなのに、まだ理解できていない。原発というものがどれだけコストが高くついて危険なのか、まだわかっていない」
『「次の政権で原発ゼロを」 小泉元首相の新著 きょう発売』2018/12/21 東京
「右も左も関係ない。国を愛するという事は、原発をゼロにするという事だ」
・・・
<原発は国家ぐるみの粉飾決算だ!>
『インタビュー:原発は国家ぐるみの粉飾決算=吉原・城南信金理事長』2014/4/18 ロイター
「原発のコストの方が低いという人で、いやしくもビジネスマンや経済に携わる者ならば、会計の原則ぐらい勉強していただきたい。コスト計算には、直接原価と間接原価があり、そこで総合原価計算が行われる。原発は、今あるウランを使うだけならば直接原価は低い」
「では、その結果の間接原価はどうなのか。将来の廃炉費用や、使用済み核燃料の保管料や処理費用、工事費や人件費、地代がカウントされているのか。カウントされていない。われわれは今、時価会計で、将来に発生するキャッシュフローをすべて現在価値化し、負債計上している。原発にはそれが入っていない」
「1回事故が発生したら、天文学的なコストがかかる。貸し倒れ引当金の積み立ての考え方を入れれば、とんでもない引き当てを積まなければならない。これは、不採算というのではないか。国家ぐるみの壮大な粉飾決算だ」
※
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
(序)『核のごみ』とは、何万年経っても安全にならない、人類史上で最悪の環境汚染物質と言えるのは明白であり、斯様な物を増やす必要も無く増やすべきでは無いのであります。
【原発】は、もういい加減に、再稼働する必要は無く、可及的速やかに全世界の全てのモノを【原発即時廃止宣言】すべきであります。
(1)『核のごみ』は人が10数秒留まるだけで死に至る高レベルの放射性廃棄物なのであります。
日本学術会議が無理と言明している通り、地震・火山大国の日本国では、【地層処分】は決してしてはならず、『核のごみ』の処分の方法も場所も決まっていないのであります。
原発を稼働すれば、『核のごみ』は増加するのであり、もしMOX燃料を使うと、使用後の放射能レベルは、ウラン燃料に比べ10倍になり保管期間も10倍に成るのであります。
『核のごみ』の将来コストは凄まじく高く、それを含めれば原発の発電コストはもの凄く高いのであり、201円/kWhと途轍もなく高いのであります。
(2)原発が無いと困る事は無く、大手電力会社と経団連の一部企業以外は、原発が無くても一般国民は全く困らないのであります。
震災から8年間、中部を含む東日本全域で、原発は1基も動かないままであり、2017年では西日本を含む全国でも、総発電量に占める原発の割合はたった2%で原発が無くても、全国で電力供給はあり余っており、九州電力は太陽光発電に対する『発電停止(出力制御)要請』を行っている程であります。
既存電力会社で最も石油消費量が多かった東京電力の石油消費量は2018年にゼロに成っており、販売電力量2位の中部電力の石油消費量は、すでに2013年に1%以下を達成しているのであります。
原発がフル稼働だった2010年に比べて、原発が2%しか稼働していない現在は、むしろ輸入燃料費は減少している事は明白であります。
温室効果ガスの排出量は発災前の2010年には13億500万トンであるのに対して、2017年には12億9,200万トンと、原発が無い方がCO2の排出量は少ないのであります。
(3)全原発を速やかに廃止宣言すれば、過去の古い生産性の悪い縮小する産業(原発)から、成長する新産業(再生可能エネルギー)への転換が進み、政府が無駄な公共事業に金を出さなくても、民間レベルで巨額投資(再エネ/省エネ/蓄電池/新エネ/LNG火力/送電網)が始まり、日本経済が大きく活性化され、大きな雇用が生まれるのは当然であります。
特に、蓄電池の大容量化や価格下落と【自前送電網】の構築は、既存電力会社の送配電網を無力化して、【地域独占】を打破出来るのであります。
それによって、原発に邪魔されていた再生可能エネルギーの拡大が可能になり、2030年の再生可能エネルギー比率は欧米並みの50%も目標とすることができるのであります。
再生可能エネルギーの大幅な拡大が始まれば、数年以内に、再生可能エネルギーのコストが世界と同じように急激に下がるのであり、電気料金を高止まりさせている2大要因(原発と再生可能エネルギー賦課金)が無くなるので、電気料金が下がる方向に向かうのは自明の理であります。
再生可能エネルギーの急激な拡大が可能になり、日本国の輸入燃料費が急激に減少し、それだけでも、年間あたり十兆円規模の富が創出されるのであります。
(4)2019年4月17日にNHKが放送した『漫画家 矢部太郎と考える“核のごみ”』では、ニュースで時々、耳にする『核のごみ』は原発で使い終わった核燃料をもとにつくられる極めて強い放射線を出す「高レベルの放射性廃棄物」の事であり、これを処分する場所は決まっておらず、原子力の大きな課題の1つであります。
『核のごみ』をまったくわからないかもしれないと矢部氏は言い、ふだん、私たちが何気なく使っている電気である火力、水力、太陽光、そして原子力などを利用して発電されており、このうち、原発からは使い終わったウランなどの核燃料のいわば燃え殻、使用済み核燃料が出て来るのであります。
日本では、この使用済みの核燃料を、再び原発で燃料として使おうと計画しておりますが、使用済み核燃料は青森県六ヶ所村にある再処理工場という施設に運ばれ、ここで再び原発で利用するプルトニウムなどを取り出し、「リサイクル」しようと考えており、これは【核燃料サイクル】であり、高層増殖炉『もんじゅ』の廃炉決定で完全破綻したモノであります。
そして、この過程で出てくるものが大きな問題となっている、猛毒核種のプルトニウムやストロンチウム等の混ざった取り扱いがやっかいな廃液が出て来るのであります。
これを無意味にガラスと混ぜて固めたものが、いわゆる『核のごみ』と呼ばれており、その厄介なのは放射線が極めて強く、作られたばかりでは人が10数秒留まるだけで死に至るレベルの被曝をするのであります。
(5)この『核のごみ』はすでに青森県六ヶ所村と茨城県東海村の施設にあわせておよそ2,500本が溜まっており、オレンジ色のふたの下に入っていて、十分に温度が下がるまで30年から50年間、厳重に保管し続けることになっているのであります。
斯様な『核のごみ』を国は、300mよりも深い地下に埋めるとしておりますが、そもそも【地層処分】が無理であり、フィンランドので【オンカロ処分場】でさえも漏水が表面化しており、盤石な保管方法は一切見出せないのであります。
『核のごみ』から出る極めて強い放射線にあり、天然のウランと同じくらいの線量に下がるまでかかる時間は、なんと数万年もの長期間、人も立ち入れない地下深くで保管する考えなのであります。
小泉純一郎元総理も言う様に10万年の期間を要し、300年後に考え直すと言われても誰も死んでいるよ、と言う訳であります。
巨大地震や火山(カルデラ)の【破局的大噴火】が発生すると予想され、少なくとも日本国では【地層処分】は論外であります。
(6)処分地を決めるのは、電力会社などでつくる「原子力発電環境整備機構」、通称・NUMO(ニューモ)であり、処分地を選ぶプロセスで、近くに活断層や火山活動がないか詳しく調査するとしているフリをしており、これまでの研究では地下深くの岩盤は安定していて地震の揺れの影響は小さく、地下水の流れも緩やかだとするデマを流しているのであります。
また、『核のごみ』は、分厚い金属の容器や特殊な粘土で包まれ、外部に放射性物質が漏れにくいよう対策を施すため安全性は確保できるとこじ付けで決め付けているのであります。
ただ、この処分地、なかなか決まらず、高知県東洋町が名乗りを挙げましたが、住民の大反発と当時の橋本大二郎知事の反対で、頓挫したのであります。
日本で最初の原発が稼働し始めてから50年以上がたちますが、一向に候補地も見つからなくて、【太陽系外への宇宙投機】しか無いのか疑わしい限りであります。
https://blog.goo.ne.jp/orbitalelevator/e/a95f7cf …
(7)2019年3月11日の米ワシントンポスト紙に小泉純一郎元総理は、「彼らは頭がおかしいんじゃないかと思いますね。経産省も東電も、みんな学校の成績が良かった頭のいい人たちの集まりです。それなのに、まだ理解できていない。原発というものがどれだけコストが高くついて危険なのか、まだわかっていない」と指弾しているのであります。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list …
安倍晋三政権では無理なので、『次の政権で原発ゼロを』と題して、小泉純一郎元総理の新著【原発ゼロ、やればできる】が刊行され、「右も左も関係ない。国を愛するという事は、原発をゼロにするという事だ」と安倍晋三政権への宣戦布告をしているのであります。
(8)2014年4月18日のロイターに対するインタビューで、吉原毅城南信用金庫前理事長(現顧問)・原自連会長は、以下の通り『原発は国家ぐるみの粉飾決算』と言明しているのであります。
① 原発のコストの方が低いという人で、いやしくもビジネスマンや経済に携わる者ならば、会計の原則ぐらい勉強していただきたい。コスト計算には、直接原価と間接原価があり、そこで総合原価計算が行われる。原発は、今あるウランを使うだけならば直接原価は低い。
② しかしながら、その結果の間接原価はどうなのか。将来の廃炉費用や、使用済み核燃料の保管料や処理費用、工事費や人件費、地代がカウントされているのか。カウントされていない。われわれは今、時価会計で、将来に発生するキャッシュフローをすべて現在価値化し、負債計上している。原発にはそれが入っていない。
③1回事故が発生したら、天文学的なコストがかかる。貸し倒れ引当金の積み立ての考え方を入れれば、とんでもない引き当てを積まなければならない。これは、不採算というのではないか。【国家ぐるみの壮大な粉飾決算】だ。
と指弾しているのであります。
(結び)何れに致しましても、『核のごみ』の問題は、日本学術会議も【地層処分】は無理としており、【核燃料サイクル】などの無謀な事は止めて、使用済み核燃料の冷却済みの物は、一旦『乾式キャスク』に移動させ、無事故機を含めて【石棺廃炉】を短期集中的に粛々と実行してていけば、数十年の時間が稼げて、放射性廃棄物=『核のごみ』を【太陽系外への宇宙投機】にする技術も間に合うと思うのであります。
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