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かな文字が平安時代にもたらした影響、おしえてください。

A 回答 (2件)

かな文字というと、平仮名のことですよね。


実は片仮名と平仮名では、成り立ちが大きく違います。以下は、質問とはあまり関係ないことなので、話の種にでもしてください。

片仮名というのは、日本語の発音を表す文字として開発され、この音はこの形で表そうというのがはっきり決められたものでした。それに対して平仮名というのは、やってることは万葉仮名と同じで、漢字の音を使って音を表すというだけのもので、漢字が草書体で書かれるようになったために簡略化はされましたが、やってることは万葉仮名と同じだったのです。ですから『ア』を表すのに、阿と書いても亜と書いても吾と書いてもOK、どの字(のくずし字)を使うなどという決まりもなく、逆に2度3度同じ音が出てきた場合には、わざと違う字を使うのが知的でかっこいいという感じのものでした。

今では小学校で教わる以外の平仮名は、変体仮名などと呼ばれ、平仮名とは全く別物のように扱われていますが、上記のごとく、それらに差異はないものでした。それが江戸時代まで。

明治になって、尋常小学校で、平仮名としてこの形を教えなさい、というのができて、いまの平仮名がほぼ決まりました。この形を教えなさいというだけで、この形の字を書かなければならない、などというように今でも決まってはないのですが、一応、小学校で教える1セットの平仮名だけを平仮名と呼ぶようになっています(それ以外が変体仮名)。

なので、平安時代どころか江戸時代までは、万葉仮名を草書体で書いてるという感覚だったわけで、平仮名を書いているんだなどと思ってた人は居なかったわけです。誰も認識していないものが、何か影響を及ぼすなどということは実は無いんです。
かな文字によってうんちゃらかんちゃらなんて話は、後の時代の人が勝手にやったこじつけなんですよw
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