物理の問題で「水面波の速さは水深によって変わり浅くなるにつれて遅くなる。このことから水深がゆるやかに

物理の問題で「水面波の速さは水深によって変わり浅くなるにつれて遅くなる。このことから水深がゆるやかに変わる場所では海の波が海岸線に平行に打ち寄せる理由を説明せよ。」という問題で答えが「波が海岸線に対して斜めに進んでいるとき、海岸線から近い部分ほど水深が浅く、波の速さが遅いので、屈折が起こり、波面が海岸線に平行になるまで屈折して打ち寄せる。」となってました。全く何言ってるか分からないので、わかる方わかりやすい説明お願いします。

No.3 ベストアンサー 回答者： tknakamuri 回答日時： 2019/12/02 19:39

浅水波の波の速度は海の深さの平方根に比例するから

深さ10mのところから来た波は深さ2.5mのところでは
速度が半分になる。つまり波打際に近ずくと急ブレーキがかかる。

波の山が横ー直線になっている波が海岸線に対して斜めに打ち寄せると
#山の横一直線が海岸線と平行でないと
先に海岸線に近ずいた波の部分は急ブレーキがかかるので
なかなか海岸線に達しない。
そうこうするうちに波の他の部分が追いついてくるので
波の山の部分は、段々海岸線と平行になる。

No.2 回答者： masterkoto 回答日時： 2019/12/02 14:38

波が海岸線に対して斜めに進んでいるとき、海岸線から近い部分ほど水深が浅く、波の速さが遅いので、屈折が起こり、

→このとき深い部分（海岸線から遠い部分）の方が波の速度が速いので　以下のような事が起きます
車の車輪などでイメージしてもらえば分かるが、1対の2輪●ー●（例えば後輪２つ）を取り出して
そのうち左側を固定（速度）０にして右輪だけ速度を持たせるとどうなりますか？
左輪を中心に回転してしまいますよね
これは極端な例で、左輪を固定はしないが、右輪より遅くすれば　この2輪1組は右側が左より余計に進むので、左側へ曲がっていきます
これと同じことが波にも起きています
速度が遅い部分（海岸線に近い部分）へ波が曲がっていくのです
すると、波のライン（波の山を結ぶライン）は浅い側を中心に回転して海岸線と平行になっていくことがイメージできますよね

波面が海岸線に平行になるまで屈折して打ち寄せる。
→波のラインが海岸線と平行に近くなるほど、この「曲がり」は小さくなります
と言うのも、波のラインがある部分の深さの差がより小さくなるからです
そして、破面が海岸線に平行になると、深さの差が無くなり速度の差もなくなるので「曲がり＝屈折」は起きなくなります

No.1 回答者： ShowMeHow 回答日時： 2019/12/02 14:16

深いところのほうが早く進み、浅いところのほうがゆっくり進むから、深いところの波は浅いところの波に追いついてしまうってこと。