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司法書士と不動産鑑定士のダブルライセンスって、役立ちますか?共に不動産に関する業務(登記と鑑定)中心なので、いいかと思って。それから、公認会計士等も考えているのですが、どれが司法書士とのダブルライセンスとして有効でしょうか?
実際にこれらのダブルライセンスを取得して、成功している例があれば、事例を挙げて教えてください。

A 回答 (8件)

回答がつかないようですので、私見ですが回答してみます。

司法書士を取得したうえで、さらに別の資格を取得したいということですね。

不動産を扱うという意味では、不動産鑑定士という手段もあるのだと思います。また、公認会計士も考えているとの事ですね。回答としては「自分の目指すべき方向と合致した資格を取得してください」となります。

不動産のプロを極めたいということであれば不動産鑑定士を、企業の法律顧問としてプロを極めたいという事であれば公認会計士という手段もあるのだと思います。

ただ、司法書士の仕事をしながら、不動産鑑定士や会計士の仕事をするのは大変だと思います。不動産鑑定士は「現場」での測量や鑑定などがメインであるため出張も多いようですが、司法書士はどちらかというと所内での事務的作業が多いようです。1人でこれらを一緒にされるのは結構ですが、結局はどっちつかずで中途半端となるのが最悪のパターンです。このため、司法書士の先生も権利の登記関係は自分できっちり行い、表示登記は土地家屋調査士、不動産の鑑定は不動産鑑定士、会計関係は公認会計士や税理士などと分担して行っているのが通常のようです。そのため、関連する事務所同士の繋がりは強いようです。

私の知る限り、司法書士として活躍されている先生がダブルライセンスとしてお持ちの資格は、宅建、行政書士、ファイナンシャルプランナーなどのようです。逆に関係が深い土地家屋調査士や不動産鑑定士のダブルライセンスをお持ちの方は少ないようです。なぜなら、それぞれが「重い」仕事なので1人で仕事をせずに分担しているからです。先に書いた宅建などは「軽い」仕事なので、司法書士の仕事をしながらそれらの知識を活かせるというのがメリットのようです。また当然ながら「司法書士」という資格一本で活躍されている先生も大勢いらっしゃいます。
ちなみに、公認会計士をお持ちの方は私は知りません。

ところで質問者さんは司法書士資格はお持ちなのですか?もしお持ちでなければ、司法書士資格取得も含めて、今後自分がどういう道に進みたいのかを今の段階で決める事が一番大事です。あれもこれもと資格を取得されるのは結構ですが、結局自分がどういう仕事をしたいのかでこれから取得する資格も決まるのだと思います。生かせない資格を持っているだけではただの資格マニアとなってしまいます。

自分の適性について色んな書籍等を見て調べられる事をお勧めします。
それではがんばってくださいね。

この回答への補足

しかし、以前雑誌で見たのですが、司法書士と税理士を兼業している人もいらっしゃいますので、司法書士とそれ以外の大型資格を兼業するのも不可能ではないですよね?それから、司法試験合格者に対する公認会計士試験の短答式試験の全部免除、論文式試験の一部免除の制度のことを考慮すると、やはりそういったことが不可能ではないということを前提にしたうえでのものと考えられますよね?

補足日時:2005/01/04 15:49
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再びです。



>以前雑誌で見たのですが、司法書士と税理士を兼業している人も
>いらっしゃいますので、司法書士とそれ以外の大型資格を兼業す
>るのも不可能ではないですよね?

税理士も含めてもちろん兼業も可能です。
私が中途半端になるといけないと書いたのは、外回りが主の不動産鑑定士や会計がメインの公認会計士など、それ自体の業務が「重い」仕事と、司法書士を兼業されるのは大変でしょうということです。

ダブルライセンスで資格を取得して兼業するのは、自分次第ですのでやれば何でも可能です。ただし、何を目標とされるかによって変わるという事を言いたいのです。ただ単に「ダブルライセンスで別の資格を看板に掲げたいだけ」なのか「ビジネスとしてダブルライセンス分を1人で儲けたい」のか「複数の有資格者を揃えてあらゆるニーズに応える事務所にしたい」のか、目標により変わるということです。

司法試験合格者の事も記載されていましたが、加えて言うならば司法試験に合格した人は司法書士や弁理士業務を行うこともできます。では、この人たちがみんなそれを看板に掲げているかというと、そうでないことはお分かりだと思います。司法試験に合格した人でもダブルライセンスで司法書士を兼業されている人もいるのかも知れませんが、ほとんど大多数の方がそれはしていません。理由は先ほど述べたとおり、それぞれの仕事が「重い」からです。

従って、質問者さんの再度の質問に単旬に回答すれば「ダブルライセンスで兼業することはやる気と能力さえあれば何の資格でも可能です」、という事になります。ただ、ビジネスとして成り立つかや、お客様のニーズにきちんと応えることができるかは別問題です。じゃあ一般的にどうなの?という事は「私が1番の回答に記載したとおりです」、ということになります。

この回答への補足

とても親切な説明本当に有難うございます。是非参考にさせていただきます。

補足日時:2005/01/04 20:47
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TM0513さん、こんにちは。


私が司法書士でしたら、公認会計士とのダブルライセンスにします。
理由ですが、司法書士と公認会計士のダブルラインセンスであれば、

・新設法人の登記を司法書士でやり、その後会計、申告を公認会計士
(正確には税務業務は税理士ですが、税理士登録をしていること前提に
します。)がやる。

・相続の申告を公認会計士(税理士)がやり、登記関係を司法書士が
やる。

など、公認会計士の方がメリットがありそうだからです。

ただ、上記にも書きましたが、公認会計士でなくて税理士で充分かと
思いますが。
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この回答へのお礼

私もそう思ってこのアイデアを出しました。同感です。

お礼日時:2005/01/06 17:44

成功するかどうかはその人自身の問題であって、


資格があるから即有効となるという考え方には疑問があります。
過去に聴いた税理士の先生の話は、
「なんでも自分一人でやろうとすると失敗する。自分の周りの士業の方と連携をとって自分は自分の専門の分野に特化した方が良い。」という内容でした。
もちろん、そのやり方も数多くあるやり方の一つであるともおっしゃってましたが。
また資格があるからと言ってその分野しかしなければいけない訳でもありません。
実際、弁護士と司法書士を雇い入れて業務をされている行政書士の先生もいますから。

本やインターネットで情報を集め、
資格とその資格における業務の範囲だけで物を見るよりも、実際にその仕事に就いておられる方の話を聴く機会をたくさん作る方がタメになる事が多い、
というのが私なりの見解です。
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この回答へのお礼

実際の業務についておられる方の話を聞くことができて本当に参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2005/01/22 03:20

司法書士と不動産鑑定士はめずらしいですね。


知り合いにはいません。
司法書士も不動産鑑定士もお客さんからよく相談を受けます。不動産を動かすということは、しょっちゅうあることではないので、両資格をもっていれば、適確にアドバイスでき、信頼を得られると思います。

でも、やはりお勧めは司法書士と土地家屋調査士でしょうね。この両資格を持っていれば、登記に関しては鬼に金棒です。

以上、片方の資格をもっている者でした。(^.^)/~~~

この回答への補足

専門家の方からご意見を頂けて本当に光栄です。司法書士とのダブルライセンスなら、やはり土地家屋調査士なのでしょうか?他のダブルライセンスを取得している方がいれば、是非教えてください(公認会計士、弁理士など)。

補足日時:2005/01/20 18:39
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No5です。


公認会計士も弁理士も不動産鑑定士も司法書士より難しい試験です。
ということは、これらの資格取得者はその資格をメインに考えます。
公認会計士・弁理士・不動産鑑定士は、その業務だけで忙しいので、新たに司法書士まで取ろうとは思いません。(私の場合ですけど)。
司法書士をメインにしてダブルライセンスを考えるのなら、司法書士と同程度あるいはそれよりも易しい資格にすべきと思います。
もし、私が司法書士だけを持っているとしたら、まず、土地家屋調査士を取ります。次に行政書士。最後に宅建を取ります。これだけもっていたら、大丈夫でしょう・・・仕事がこなせるかどうかは別ですが(^^;)

この回答への補足

度々すみません。では、付随的に司法書士の業務を行い、他の何か(弁理士・不動産鑑定士・公認会計士etc)をメインにこなすとすれば、司法書士の資格があることは勿論プラスにはなりうるのですね(忙しくはなりますが)?

補足日時:2005/01/21 12:47
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独立開業を前提として話します。



弁理士と司法書士・・・プラス無
公認会計士と司法書士・・・プラスほぼ無
不動産鑑定士と司法書士・・・プラス有
司法書士と行政書士・・・プラス大
司法書士と土地家屋調査士・・・プラス絶大

というところでしょうか。

ちなみに公認会計士や不動産鑑定士はゼロの状態から勉強したとして、5年でとれれば早い方です。
ここからさらに司法書士を取るというのはきついですよ。

この回答への補足

takafun55さん、専門家のあなたですからこっちがますます頼りにしてしまいます。では、弁理士登録をしている弁護士の存在、それから司法試験合格者には公認会計士試験の短答式試験と論文の一部が免除され、司法書士試験合格者には弁理士試験の選択科目が免除される、等といった事実から、司法書士が弁理士資格や公認会計士資格を持っていてもそれなりにメリットがあるように思えるのですが、いかがでしょうか?何度もすみません、宜しくお願いします〈(__)〉

補足日時:2005/01/21 18:41
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免除科目があるということで試験に通りやすいという意味ではメリットがありますね。



例示のほかに、公認会計士は、不動産鑑定士の一部科目免除がありますし、逆に不動産鑑定士には公認会計士の一部科目免除があります。弁護士にいたっては何でもありです。(弁護士は弁理士、税理士などができます)

ただ、これらは試験科目が類似しているため、既にその科目を十分に習得しているという意味で免除となっているのだと思います。

司法書士でも弁護士でも公認会計士でも士(さむらい)業をする人は、その道にかけては究極の専門家でなければなりません。変なことをすれば、すぐ資格剥奪です。

司法書士が弁理士資格や公認会計士資格を持っていれば、知識という点では当然メリットはあります。
ただ、何でも屋は、士(さむらい)ではありません。

資格はとっただけでは、意味がありません。とった後が大事です。理論上の知識と実務をこなしてこそ、初めて士業として信頼を得るのです。

司法書士をとってもそれだけで食べていくのは不安だから別の資格をとろうとか、他の資格ももっていれば儲かるだろうなという考えでは、司法書士としては落第だと思います。(あなたがそう考えているといっているわけではありません。)

究極の司法書士になるために、業務が類似している行政書士や土地家屋調査士をもっていれば、他の資格より役立つのではないかと思っているのです。
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この回答へのお礼

助かりました!takafun55さんは、常に私の視線にあわせて丁寧なアドバイスをして下さいました。私としても将来への明確なビジョンを見出せたような気がします。有難うございました(^^)!!

お礼日時:2005/01/22 02:12

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