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何故、高校生の物理の履修率が著しく低下してるのでしょうか?

「何故、高校生の物理の履修率が著しく低下し」の質問画像

A 回答 (12件中1~10件)

新しい物理を教えないといけないのに、間違った物理で行き詰って、


ごく一部の残った学者だけ追及できるような歪んだ学問になって、
それで飯食ってる先生がいるだけで、退化するしかないよね。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11498173.html
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このグラフはどこから抜粋したものですか?


非常に興味深いですねぇ~(^^;)
すでに回答者さん達が答えられている通りだと思いますが、
補足程度に回答させて頂きます。
まず、現在のように履修の自由化が進められた事がありますね。
で、昔は、理系に進んでしまうとメーカー(所謂、3kの仕事)しかなく、
貧乏になるなんて事が言われていたんです。
それで、ほとんどの生徒(約8割くらい)は文系志望でしたねぇ~。
ですから、履修の自由化がされると、当然、物理の履修も減ります。
それに追い打ちをかけるようにして、1980年くらいから好景気になり、
多くの家庭は子供を私大に行かせられるようになったんです。
そうすると、国立大学より、試験科目が少ない私大が人気になり、
私大の偏差値を一気に上げてしまいました。
それで、8割くらいいた文系の生徒の多くは、
楽な理科の科目を履修して、あとは文系科目の勉強に集中していました。
楽な理科の科目とは、現在の生物基礎、化学基礎の事だと思って下さい。
特に生物は、今の分子生物学などがまだ入ってきていなかったので、
覚えてしまえば何とかなるみたいな感じでしたね。
それに、教師の側も、「物理は難しいから、生物にしとけ」なんて言っていましたから・・・。
まあ、そんな事やっていたら、物理履修者が減っても不思議はないですね。
グラフでは、2010年までしか出てませんが、
それ以降では、履修率は増加しているのではないでしょうか?(あくまで、私の予想ですが)
理系の職(エンジニアなんか)の方が、手堅い就職先のように最近では思われている感じがするからです。
ちなみに、物理を履修せずに大学に入ると、困った事が起こるみたいですよ。
某薬学部卒の人に聞いたんですが、学生のとき物理がみんな分からなかったそうです(その学校は物理が入試科目にありませんでした)。
ところが、その人は物理を高校で勉強していたために、物理が分かる・・・
それで、周りから”へぇ~、すごい!教えて!教えて!”ってなったそうです。
何か、今の教育は歪んでいるように思えます。
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物理は問題は解けるけど、授業しにくい科目なので、授業のレベルが低いから。

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昼のワイドショーなんかを見てて感じる違和感が、これか・・

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ANO4を補足。


アメリカの代表的な科学雑誌、ナショナルジオグラフィックは500万部を越えてますが
日本の科学雑誌は十万部程度。今現在、庶民の科学への興味は、アメリカの足元にも
及ばないことを数字がはっきり示しています。

図は日径サイエンスの読者層の変化。若年層の科学離れが
はっきりとわかります。

日本の終末は近いですね。
「何故、高校生の物理の履修率が著しく低下し」の回答画像8
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70年代までは指導要領で理科3教科の履修が必要で物理、化学、生物、地学のうちほとんどの高校では物理、化学は必修だったから。


そのご必修科目数が減ったり理科基礎、理科総合などの科目が出来た事で履修率が減っています。
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敷居が高いからな。



物理は徹頭徹尾公式だ。
これは物理学の目的そのものに端を発する。
「自然現象から因果関係を見出し一般化する」
この「一般化する」というのが要するに「数式化」である。

数式化しない物理学というのは存在せず、
誰もが体験しているとおり数式というのは一般に無味乾燥である。
この無味乾燥なものが学習のスタートから教科書を埋め尽くす。
そのようなものに拒否反応を示すのは、ふつうの人間なら当然である。

その数式にドラマを見出すには、どうしてもある程度の訓練を要する。
「F=GMm/r²」
という公式から重力場の展開とその内部での物体の運動を具体的にイメージするには、
「F、G、M、m、rが指すもの」「Mmの変化の様子」「r²の変化の様子」
を、予備知識としてあらかじめ知っておかなければならない。
知っておいたうえで、この一般化された因果関係を個々のケースに翻訳していかなければならない。
また、この万有引力の方程式を導くにも「一般化」という作業を伴うことになる。

このような「一般化」は、高校程度の水準では、他の科目ではあまり見られない。
そしてこの他の科目にはない一手間が、学生からすれば高い敷居となる。
一部の理系コースを除けばどうせ受験にしか使わないのであり、避けられるものならば避けて通りたい。
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「受験に必要な科目しか履修しない」という生徒が増えているから。



文系の「理科音痴」、理系の「社会音痴」「国語音痴」が増え、「社会人としてのリテラシー」に欠けた大人ばかりになりつつあります。「専門バカ」ばかりを育てようとしている(その「専門」が深ければまだよいが、「狭く浅い」ものばかり)
それを避けるために「リベラルアーツ」という概念があります。思い込み、不合理、因習、宗教などの束縛から人間を自由にするための基礎学問。
今の生徒たちは「それ、何の役に立ちますか?」という目先の利益だけで履修の選択をしています。その「判断力」「鑑識眼」を養うためにこそ「幅広い学び」が必要なのに。

↓ リベラルアーツ
https://www.obirin.ac.jp/academics/arts_sciences …
https://frompage.jp/ynp/liveralarts/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99 …

今の学校、教師どうしのいじめとか、「これだけ覚えればよい」という「考える」ことをさせない教育、いじめの温床化(それを外に見えないようにする隠ぺい体質)など、ちょっと末期的状況にあるように思います。そこに「小学校で英語」だの「大学入試に記述式」だの、小手先の「成果」を上げようとする霞が関官僚の「机上の議論」が悪さ加減を増幅しています。
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1970年というのは授業の選択制が始まった頃です。


選択制は段階的に、文系がより物理に触れなくて良いように改訂されて行ったので
文系は物理は基礎より上は強制されなくなり、急速な科学離れが起きました。

かつて華やかだった科学雑誌もほぼ全て廃刊になり、二ュートンが潰れかけたのも
記憶に新しいところです。
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高等教育を統一的に捉えない文科省の指導要領と、大学入試の影響であると考えます。


1980年代に急激に履修率が低下しているのは、「共通一次試験(今のセンター試験)」の開始時期と一致しています。また、同時に改定された指導要領では、数学と物理で教える内容と時期が(特に三角関数)ズレています。
それと、小学校の教諭に理科嫌い数学嫌いが多すぎます。これでは、親の影響を大きく受けない限り、子供達が理数系を好きになるはずがありません。
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