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私はタイトルのように四年生大学の法学部(法律学科ニ回生)に通っている者です。子供は娘が一人、もうすぐ四ヶ月を迎えます。法学部に入ったのは「一生通用する資格をとりたい」という気持ちからでした。そして大学を卒業したらロースクールへ進学し、司法試験を受けようと考えておりました。といって、試験勉強をしてきたわけではなく、今までは講義で習った範囲を深く、広く、丁寧に学ぶ、という勉強方法をとってきており、いわゆる「資格対策」は何もしない状況でした。しかし、経済的な事情が生じたため、卒業後はできるだけ早く就職したいと考えております。現在「在学中に司法書士の資格をとる。それができなかったときは司法書士事務所に就職し、勤めながら資格の勉強をする」ことを漠然とながら計画しています。
そこで質問なのですが、
(1)資格を取れなかった場合、私のように年齢の高い新規学卒者が就職するのはたいへん難しいことでしょうか。大学へ入る前はアルバイトや派遣の仕事の経験しかありませんし、語学が堪能なわけでもなく、履歴書に特記すべきことはありません。
(2)大学を卒業してから「司法書士試験浪人」をすべきでしょうか。試験勉強に専念できるというメリットはありますが、「新規学卒」でなくなると、資格を取れなかった場合にそれこそ就職先が見つからないのではないでしょうか。
(3)独学は困難でしょうか。私は大学受験を思い立ってから独学で数学や英語をひととおり勉強しました。そういった勉強では通じないものでしょうか。ダブルスクールは子供に手がかかる今、到底不可能ですし、費用のことも心配です。
落ちたときの心配ばかりをしてしまいますが、司法書士の試験は範囲が広くて難しく、合格率も2%台後半と、とても厳しいものであり、胸を張って「絶対にとるぞ」と言えないのが正直な気持ちです。どうかアドバイスをお願いいたします。

A 回答 (2件)

とても真剣で重要な質問ですので、全力で回答したいと思います。

私も今回の質問者さんのような相談にはよく回答しているのですが、まず最初に言いたいのは、質問者さんが自分の目標達成に向けて実際に行動してがんばってらっしゃるのはとても素晴らしいことだと思います。4ヶ月のお子さまがおられるのに大学に通い真面目に授業も受け、さらに司法書士まで目指すというその姿勢は大変だと思いますが、いずれ成功への道へ続くと確信しています。「行動なくして成功はない」ということですね。

さて、私は30歳、子供2人(3歳、3ヶ月)で働きながら司法書士を目指している者です。一昨年よりLECに通い、現在はカリキュラムを全て終えたために仕事を終えた後に自習をする毎日です。

(1)
これについては、大変申し訳ありませんが人格とやる気、人脈や運も含めて「質問者さん次第です」と答せざるを得ません。ただ、私から見ると先に書いたとおり、法律を学ぶために子供を育てながら実際に大学に通い学ぶ姿勢は評価するに値すると思っています。

(2)
>「在学中に司法書士の資格をとる。それができなかったときは司法書士事務所に
>就職し、勤めながら資格の勉強をする」

現実問題としてこれはよい計画だと思います。大学在学中に是非合格できるようにがんばるべきです。つまり「司法書士試験浪人」は私としてはお勧めしないということです。理由は以下のとおりです。

1.収入なしの期間がさらに延びる
  現在の経済事情は分かりませんが、大学に通われており、さらに経済的事情
  でできるだけ早く就職したいと書かれているように、これ以上収入なしの期
  間が延びるのは家計に対する影響も大きいのではないでしょうか。従って、
  収入なしの期間を短くするためにも卒業後の浪人はすべきではないと思います。

2.自分のモチベーションに影響する
  現在、大学の2回生とのことですが、今の段階から浪人を決め込むと、試験合
  格に対するモチベーションに影響を与えるのだと思います。「必ず次で合格
  するぞ!」と思って勉強するのと「浪人するからまだいいや」と思うのでは、
  勉強効率と成績の伸びに多大な影響があります。従って現段階では在学中で
  の合格を目標とすべきです。

「新規学卒」については#1さんと同じくこだわる部分ではないと思います。やはり人柄、やる気の方が重要だと思います。

(3)
ご自分でも書かれているとおり、法律を学ぶうえでは「学問として学ぶ」ことと「資格対策として学ぶ」ことは視点や重要論点も全く違います。「学問として学ぶ」だけであれば大学の専売特許ですが「資格対策として学ぶ」にはノウハウを持った資格スクールで学ぶのが圧倒的に有利だと思います。#1さんも書かれていますが、合格者の中にも独学者は実際にいますが、あくまでかなりのレアケースです。特に今回はお子様もいて、さらに大学にも通ってらっしゃいますから、資格スクールで効率的に学ぶ事が大事だと思います。独学したがために受験期間が長くなってしまった、なんて事になっては本末転倒ですから、やはり受験のプロの力を借りるのが順当であると思います。

お子様の事を心配されておられますが、通信講座も用意されていますので自宅にいながら学ぶことも可能です。費用はやはり高いですが、効率的な勉強方法や教材などを利用して短期間で合格できれば対価としては妥当なのだと思います。各スクールとも色んなコースが用意されていますが、基本講座の最低限のものに絞り、あとは独学という手段を取れば費用は抑えることも可能かと思います。ただ、そうは言ってもやはり30~40万円は覚悟しなければなりません。ちなみに私は15ヶ月の通学コース、答練、模擬試験、書式対策講座とテキストを含めて1年間で80万円程度使いました。現在は2年目ですが、講座は受けておらず独学ですので、過去問等テキスト代で5万円程使いました。

>胸を張って「絶対にとるぞ」と言えないのが正直な気持ちです

上にも書きましたが、それでも「絶対にとるぞ」という気持ちが必要です。うそでも空元気でも構いません。多分歴代の合格者の方達も「絶対にとるぞ!」という気持ちはお持ちだったのだと思います。「取れるか分かんないけど受けたら何となく合格しちゃった」なんて人は私の知る限りいません。このレベルの試験になうると、気持ちで負けないという事もまた大事な要素のひとつなのだと思っています。

ただ、現実問題としては合格率が3%を下回り、気持ちとやる気だけではどうしようもないという事実もあります。家計を預かる主婦としては夢や希望だけを力説するわけにもいかないのでしょう。ではどうするかというところですが、例えば在学中資格を取得できなければ、司法書士試験はきっぱりあきらめ、普通の企業に就職活動するというのも、ひとつの手段だと思います。また法学部と司法書士勉強で得た知識を生かして、宅建や行政書士を取得して履歴書に記載するのもよいかも知れません。ビジネス実務法務検定や法学検定も容易に取得できるはずです。

つまり、経済的事情で早めに就職したいのであれば、どこまで司法書士にこだわるかという部分をきっちり考えておく必要があるのだと思います。一般的な給与が貰える普通企業に就職するのであれば、就職率は司法書士の合格率は上回るのだと思います。また上に書いたような宅建等の資格で武装すれば、より就職しやすくなるかも知れません。「収入」が大事なのか「司法書士になること」が大事なのかのバランスを考えて勉強されるべきだと思います。そのバランス次第では、今の段階で司法書士はあきらめるという選択肢もあるのかも知れません。

2年目の勉強をしている私でも未だに不明な部分や分からない部分が膨大にあり、やることも沢山ありすぎて押しつぶされそうになる時もありますが、自分が最初に決めた「絶対に司法書士になる!」という決意は今まで揺らいだ事はありません。合格者の体験記に書かれている「この試験はコツコツ勉強すれば必ず合格できる」という言葉を信じ毎日がんばっています。質問者さんも揺らぎない決意と動機をお持ちになって、試験勉強の世界に飛び込む方が良いと思います。

最後に繰返しになりますが質問者さんの「在学中に司法書士の資格をとる。それができなかったときは司法書士事務所に就職し、勤めながら資格の勉強をする」という計画はとてもよいと私は思っています。

それでは長文失礼しました。
私はよくこのカテゴリに出没してますので、他にも何かあったら相談してください。皆さんも詳しく回答してくれるはずですよ。
ではでは。
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この回答へのお礼

お心のこもった丁寧なアドバイスをくださり、どうもありがとうございました。大学の試験は近い、子育ては楽しい反面かなり疲れる、飛ぶように時間は過ぎます。そんな中で「あせり」が生じ、自分一人では考えがまとまらず、藁にもすがる思いで相談をいたしました。kameさんもがんばっておられるのですね。私も見習います。おっしゃるとおり、在学中の資格取得を目指します。そして将来については一般企業就職も含めて検討したいと思います。ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2005/01/05 17:02

 28歳で、司法書士を目指している者です。



(1)の質問ですが、中途半端な回答をしてしまうと
無責任のように思いますのでこの点は他の方に
お任せいたします。

(2)については、hiyoko-no-tamagoさんが
どの程度司法書士資格を取りたいかという
熱意によると思います。
 お子さんを抱えていらっしゃるなら、
独立開業が狙える司法書士は非常に魅力的だと思います。
 司法書士浪人をすべきかどうかは、お子さんを
育てると言う責任があるのですから、仕事との掛け持ちが
いいのではないかと思います。 
 お母さんが頑張っている姿を子供が見れば
いい刺激になると思います。

 新卒だから就職が有利とかそういうことは
無いように思います。
 業種にもよりますが採用する側としては、
仕事の経験がどの程度あるかどうかが重要だと思います。


(3)私のような受験生が言うのもなんですが
独学は難しいように思います。
 司法書士合格者2%のうち、どの程度独学がいるか
調べたことはありませんが、相当少ないと思われます。

 私は仕事と掛け持ちで勉強をしている身でありまして
伊藤塾にこれからお世話になるつもりです。
 伊藤塾ではインターネット配信による自宅学習が
可能となっていますので参考になさってみてはどうでしょうか。
 2005年1月入学で2006年合格を目指すコースに入るつもりですが
学費が47万円と結構かかるのがネックです。

 返事になっていないかもしれませんが、参考になさってください。

参考URL:http://www.itojuku.co.jp/shihoshoshi/
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この回答へのお礼

仕事をしながらがんばっていらっしゃるのですね。私も半端な気持ちでいつまでも迷っていてはいけませんね。たいへん参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/01/05 12:20

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