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線香花火の由来をインターネットで調べた所、
『江戸時代の俳諧選集「洛陽集」には、葦やよしよりもう少し細い藁(わら)の先に、火薬を付けた花火を香炉に立てて遊んでいる女性の様が詠まれている−』
その香炉や火鉢に立てた花火の格好が、線香に似ていることから「線香花火」になった事が分かりました。
http://w.hanabiya.co.jp/column/column2.html

しかしながらどのサイトを見ても「洛陽集」に載っているはずの詩を全く載せておらず、ますますその詩の存在の有無が気になりました。知っている方がいましたらお教え頂きたいです。

質問者からの補足コメント

  • 補足欄から失礼いたします。
    ちなみに本文の上記に『江戸時代の―』という文をそのまま引用したのですが、線香花火のどのサイトでも全く同じ文章になっていました。参考元が偶々同じだったのか、これにもまた理由があるのでしょうか。

      補足日時:2020/06/18 02:07

A 回答 (2件)

『洛陽集』の「花火」の部に、「奥方や花火線香せめて秋」という苦があります。

これではないかと思うのですが、「葦やよしよりもう少し細い藁(わら)の先に、火薬を付けた花火を香炉に立てて遊んでいる女性の様」とまで解釈できるかどうか……。描写の細かさからすると、短い徘徊で表現しきれるものとは思えず、何かの挿絵か絵画の描写のように思えるのですけどね。
なお「奥方や~」の句は、『大日本国語辞典』(1915)の「花火線香」の項目に、用例として挙げられています。(Googleブックス参照)

>線香花火のどのサイトでも全く同じ文章になっていました。

本当ですね。コピペですね。たぶん、書籍またはネット上線香花火のルーツについて説明している文献が少ないからでしょう。
書籍から引用する場合でも、ここまで一言一句同じ・類似になることは考えにくいし、本から引用するような人なら参考文献を明記するでしょうから、ネット記事からのコピペでしょうかね。類似サイトの履歴からすると、質問者さんが引用している 山縣商店のコラムがコピペ元のような気がします。一度消滅した国産線香花火を復活させたという、線香花火の歴史に詳しくまた熱意のある業者さんのサイトなので、ネット上の記事は、このコラムを安易にコピペした可能性が高いのではないでしょうか。
ただし、『洛陽集』の線香花火の記述については、例えば『日本玩具史』(1931)など、より古い文献に指摘がありますので、大元はそういった文献からでしょう。Googleブックスで「洛陽集 線香花火」で検索すると見つかります。
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この回答へのお礼

ご丁寧に類似するサイトまで見て頂いて、ありがとうございます。お手数おかけしました。
仮にこれらの記事がコピペだとしたら、「山縣商店」のウェブサイトが参考元に近くなるのは気づきませんでした。これからは内容だけでなく記載者についても目を通しておくと安心ですね。
早速Googleブックスにて「洛陽集 線香花火」と検索し<書籍>の欄を拝見した所、回答者さんがおっしゃっていた「奥方や〜」の句が記載されている書籍が数多く見つかりました。また、Googleブックスの「大日本國語辭典」(1915)という書籍から別の句の存在を発見致しました。
『織留「花火線香して朝夕のけぶり細く」』…恐らく本題の洛陽集とはかけ離れた句になっていそうですが、ここからまた個人で掘り下げていこうと思います。
まさか、ネットでここまで学びを感じるとは思いませんでした。お付き合い下さりありがとうございました!

お礼日時:2020/06/18 16:26

すみません、誤変換を直さないまま投稿してしましました。

訂正します。
×苦があります →○句があります
×短い徘徊 →○短い俳諧
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