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北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスが通った青函トンネルであるが、ディーゼル機関車、気動車( ディーゼルカー )、ガソリンや石油( 灯油も含む。)などを積んだタンク車( 貨車で言うタキ。)、青函トンネル通過禁止のコンテナ、蒸気機関車( SL )はなぜ通れないのでしょうか。

A 回答 (5件)

火災対策ですね。

青函トンネルは長く、万一火災が発生しますと、トンネル内が煙で充満してしまう恐れがあります(一応トンネル内には万一に備えて竜飛定点(旧竜飛海底駅)と吉岡定点(旧吉岡海底駅)に避難用設備が設置されています)。
尚、気動車・ディーゼル機関車・SLは動力を切った(SLであれば消火)状態で電気機関車による牽引であれば通過可能です。
恐らく「青函トンネル通過禁止のコンテナ」=「冷蔵用エンジン搭載のコンテナ」かと思いますが、こちらもエンジンを切った状態であれば通過可能です。
因みに過去に北海道新幹線開業前の在来線時代に青函トンネル内で特急白鳥号(JR東日本485系3000番台)が車両トラブルで立ち往生した際、救援目的でディーゼル機関車がエンジン稼働状態で青函トンネルに向かった事がありました。実際YouTubeでディーゼル機関車の牽引で引っ張り出された特急白鳥号が旧知内駅に到着する様子が上がっています。
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こんばんは。


電車運転士をしております。

通れない理由は、
○長大トンネルゆえに、トンネル内で火災や爆発が起きると大災害になってしまう。
○トンネルゆえに、中で火災が起きると煙突効果で一酸化炭素中毒のリスクがある。
○通常、車両火災が発生した場合は、煙に巻かれたり一酸化炭素中毒による事故を防ぐため、たとえ車両が燃え盛っていたとしてもトンネル外まで運転します。
車両火災だからこそ、止めないのです。止めてはいけないのです。
しかし、青函トンネル程の長さだと、止めずに走るのも大変です。
予防処置として、トンネルに入れさせないのです。
○そもそもなのですが、青函トンネル内の保安装置がATCなので、対応した保安装置を積んでいないと自走は出来ない。
(救援列車などの場合は、伝令法を施工して対象列車が何処に居るか明記し、時速25キロ以下で向かいます。対象列車の乗務員は、手前100メートル隔てた地点で赤色旗を現示して停止合図を出します)
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はい、54Kmにも及ぶトンネルですから、火災の恐れのある車輛貨物は通れません。

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青函トンネルは勾配がきつく、ふつうの電車や機関車は通れない。


機関車方式の北斗星は、青森と函館で機関車の付け替えをしていた。
電車方式のカシオペアは、初めからその勾配を登れるように設計された。
自動車道のトンネルのように排気ガスを考慮した設計になっていないので、内燃機関方式の列車は通れない。

可燃性揮発物質の不可は聞いたことがないので回答不能。
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普通に考えると火災と換気でしょうなぁ。


 大昔、当時日本最長だった北陸トンネル内で車両火災が発生し、多数の死傷者が出た。
 この後、長大トンネルの中で車両火災が発生した場合は、トンネル内で停止せず、トンネルを走り抜ける決まりになったが、青函トンネルは長さが50km以上あるし、海底部から出口まで延々と上り勾配。
 石油が原因の火災事故が発生したら、手の施しようがないからじゃないの?

 よう知らんけど。
「鉄道 トンネル 青函トンネル」の回答画像1
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