プロが教えるわが家の防犯対策術!

夜も眠れなくなるほど大好き……

という本に出会えないものだろうかと思い、質問をさせていただきます。

「好きで好きで仕方がない」という本はありますか?

○その本を抱きしめて眠ったことがある
○「××さん!(←作家名)この本を書いてくれてありがとう!」と心から感謝をしたことがある
○愛しくて大切。ずっと後の世まで読み継がれていって欲しい

などなど、思い入れたっぷりの本がおありの方は、出来ればその熱い思いをなるべく熱く語っていただけると嬉しいです。その情熱をお借りして、見知らぬ本に手を伸ばすモチベーションにしたい……というか、出来ればいいなあと思います。ジャンル・しばり一切なし。
ただし「けっこう面白かった。読んでみたら?」程度のものは避けてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

本が傷むので抱きしめたことはありませんが、SF御三家のアシモフ、クラーク、


ハインラインは感謝しました。

あかね書房のSF、特にハリスンの「宇宙船ドクター」は小学生の頃、はまりました。
この本はすでに絶版なので、何年も前に譲っていただいたときは
もう、感激してしまいました。

あと、ジュブナイル版のSFがあったからこそ、今の自分があると思っています。
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この回答へのお礼

わたしは小学校から中学校にかけて、日本のSFを読んでいました。←単に家にあったからという理由だったと思われる。が、外国物はほとんど読んでいないような気がします。アシモフは「黒後家蜘蛛の会」は読みましたが、SFじゃないですね(^_^;)。

絶版ですか……うーん、残念。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/26 23:04

私が一時熱中して読んでいた本は


絵國香織さんの「すいかの匂い」です。
「すいかの匂い」はかなりおすすめです。
短編小説だし、短編なのにドキドキ感を味わえて、
違う世界に連れて行ってもらえます。
あとは、池澤夏樹の「骨は珊瑚、眼は真珠」です。
これも短編で、独特の世界感が味わえます。
とくに私のお気に入りは、その中の「北への旅」です。
この本も日常から脱出させてくれます。
あとは保坂和志の「季節の記憶」です。
これは長編小説ですが、全て読まないとよさがわいてきません。とにかく、一ページめからひきこまれます。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

江國さんの本は、平積みになった時ぱらぱらとめくるのですが、そのまま戻してしまいます。「すいかの匂い」をチェックしてみます。
わたしの友達にも池澤夏樹がとても好きだという人がいて「ハワイイ紀行」は借りて読みました。「骨は珊瑚、眼は真珠」今日図書館で借りて来ました。さて、鬼が出るか蛇が出るか。保坂和志は初耳の作家さんでしたが、今日のリサーチの結果、ちょっと食指が動きました。今度読むと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/26 23:10

マンガありでしょうか?マンガありなら永井豪さんの「デビルマン」なのですが、マンガなしなら、ユーゴーの「レ・ミゼラブル」。


最初に出てくる言葉がとてもとても好きです。人生や人間に絶望したくなる時、この言葉を思い出して頑張ってます。名作の名にふさわしい、偉大な著作だと思います。
でも、思い入れがあり過ぎて、ミュージカルの「レ・ミゼラブル」を観に行った時には欲求不満で狂いそうになりました。所詮2-3時間でまとめられる物語ではないのよね…と己を鎮めました。
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この回答へのお礼

マンガはなしですねえ。マンガも好きなものはありますけれど、本ではないと思います。
レ・ミゼラブルはけっこうな量で、力任せに読んだ記憶があります。ご回答の「最初の言葉」は残念ながら全く覚えていないのですが、パリを諧謔的に書き表した部分(「そんなことを別にすればパリはいい子である」から始まる)は好きで、とって置きました。
わたしは逆にミュージカル好きで、ミュージカルが良かったので原作を読んだんですよね。個人的な意見を言いますと、ミュージカルやオペラというのはストーリーは骨格部分だけしか必要としていないものですので、ああいうものは、やはり声と曲と踊りと演技を見てください。オペラ座の怪人も、カルメンも小説とは別の存在ですし……
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 21:53

尾崎紅葉です。

あの金色夜叉で有名な作家ですけど。

とにかく全部読みたいと思い、神田の古本屋で全集を探しました。思いがけず新品同様のが手に入って、ほんとに嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
どこがいいか? その文章です。繰返し読んで味わうのです。何度も唸ってしまいました。

青山墓地のお墓まで行ってきました。
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この回答へのお礼

いいですね。惚れこめる作家を見つけた喜びが伝わります。
尾崎紅葉はわたしの長年の宿題である日本文学全集の中に入っていますので、いつかは読むと思います。順番的に数年後になりそうですが……
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 21:56

トールキンの『指輪物語』(映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)です。

日本語訳を3回ほど続けて読んだ後、英検2級レベルの知識もないのに、英語の原書で読みました。英語はわからなくても、読めました。アメリカのファンクラブでは、テーマの詩を暗誦できるのが入会条件と聞いて、テーマの詩やその他作中に出てくる詩を、英語と日本語の両方で暗記しました。当時は翻訳されていなかった関連書『シルマリルの物語』を、当時は洋書の入手はけっこう大変だったのに、海外発注して買いました! でも、さすがに古風な英語で書かれ、翻訳書もない原書は、ほとんど読めませんでした(^^;)。

この作品は、世界中に熱狂的なファンが多く、年に1回ずつ読み返しているという人たちも珍しくないそうですね。

ただ、私が熱狂したのは25年も前のことなので、若い時代の熱い思いは、ややさめています(^^;)。それから、熱狂的なファンが大勢いる作品でも、すべての読者が熱狂的に指示するわけではないと思います。この本を勧めまくった友だちの多くは、私ほどには熱狂しませんでしたから。まあ、当たり前のことですが。

でも、本を何千冊も読んでいて、ほぼすべての作品を読んだ作家も何人もいて、5、6回は読み返した本も何冊もありますが、あれだけ熱狂したのは、これだけです。
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この回答へのお礼

出ましたね、指輪物語。わたしは熱くはならなかったのですが、読み終わった時(ほとんど呆れて)ため息をつきました。「世界を創造しているな~」と。わたしにとっても特別な意味を持つ作品です。愛ではないけれども。
近年の映画に触発されて、一応わたしも原書買いました。本当はもっと英語力がついてから購入するつもりでいたのですが、……俳優が表紙のバージョンが欲しくなったので(^_^;)。読むのに一年くらいかかっている「たんぽぽのお酒」を読み終わったら、指輪に移るつもりでいます。
金は全て光るとは限らぬ
放浪する者全てが迷う者ではない
という詩句が大好きです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 22:05

私は小野不由美先生の「悪霊シリーズ」ですね。


今では絶版してます。

中学生で出会い、人生が変わりました。
特に夢はなかったのですが、心理学を勉強したいと思い、現在人間学部心理学科に在籍しています。

抱きしめて寝たことはありませんが、枕元において寝てしまい、暑さで鼻血を出してしまって本が血だらけだったことがあります。
いまでも、血がついてます(怖い・・・・・)
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この回答へのお礼

うーむ、わたしは怖いものが苦手です。小野不由美さんは友達に薦められて、十二国記を最初の二冊だけ読んだのですけれど。
……血染めの「悪霊シリーズ」(^_^;)。相応しい気がしないこともないことも……
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 22:09

 私にとっては、荻原規子さんの「勾玉」シリーズですね。

児童書に分類されていますが、これを児童書にしておくのは、もったいないです。日本神話をベースにした、ファンタジーで、神より授けられた勾玉をめぐる壮大なファンタジーです。シリーズの順序は、「白鳥異伝」「空色勾玉」「薄紅天女」です。

 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。
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この回答へのお礼

「西の善き魔女1」と「白鳥異伝」は読みました。たしかに児童書という分類は合わないような気がしますね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 22:15

みなさん、もういろいろ出てますが・・・



私は2冊ありますね。
1冊は吉本ばななさんの「白河夜船」、
もう1冊は連城三紀彦さんの「一夜の櫛」です。

「白河夜船」のときは自分も本当によく寝ていたので、
同じような(本当はぜんぜん違いますが)人がいたんだと、
その時は時間があれば寝るかその本を読むかしていました。

「一夜の櫛」は、初めて読んだ連城さんの本でしたが、
当時つらい恋愛をしていたので、こんなやさしい恋の仕方もあるのか~~と
ひたすら感動していました。
その後連城作品にどっぷりはまりましたが、
この本に出会ったときの気持ちは
他の作品では味わえないほど強烈でした。

読み返すと当時の気分をシンクロさせて思い出せるので、
私にとっては2冊とも大切な本です。
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この回答へのお礼

吉本ばななさんも時折手を伸ばしては戻す、という作家さんなのですが……「白河夜船」は寝る話なんですか。寝る話であれば気になるのでチェックしてみます。
連城さんは未読です。……びみょーにタメライを感じてしまうイメージなのですが、一夜の櫛は探してみます。短編集なのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/27 22:21

高村薫の「照柿」と「レディ・ジョーカー」は


>>「××さん!(←作家名)この本を書いてくれてありがとう、

まさにこの気持ちでした。

小野不由美の「屍鬼」も同じです。

グレアム・グリーンの「情事の終わり」(新潮文庫)。
>>愛しくて大切。ずっと後の世まで読み継がれていって欲しい

の気持ちです。

これらは何度も読み返しています。
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この回答へのお礼

うっ(^_^;)。高村薫かー高村薫かー高村薫かー。
高村薫さんって、数年前から読もうか読むまいか迷っている作家さんで……。あまりゆるゆるな話も好きではない方なのですが、高村さんのはかっちりしすぎているような印象が。でも確かに面白いとは聞くんですよね。「照柿」か……。うーむ、うーむ。
グレアム・グリーンは「第三の男」の人なんですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/01 23:39

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