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大学院卒業しましたけど知的障害で療育手帳もらえますか?

A 回答 (4件)

療育手帳は、確かに、知的障害児・者のための障害者手帳です。


しかし、知的障害は生来性の障害(生まれつきの障害)だと定義されているので、母子手帳や学童期の成績表などで「幼児のときから著しく知能発達が遅れていた」という証拠をそろえないと、成人後に初めて療育手帳を取る、ということはきわめて困難です。

早い話が、たいていの場合は、生まれてからまもなくして取るものです。
親や保健師さん(乳幼児健診など)や医師(義務教育就学前健診)が気づきますから、そのときに取得をうながされるんです9(実際にそのときに療育手帳を取得するかどうかは別として。)。

知的障害は、生まれつき知能発達が著しく劣っているので、通常は、一般の義務教育にもついてゆけません。
そのため、特別支援学校(養護学校)などに進む人も少なくありません。
ましてや、高校・大学・大学院といったレベルの勉強についてゆくことは、どう考えても無理ですよ。

ですから、はっきり言えば、あなたの場合は、知的障害ではないのかもしれません。

成人後のいまの状態(IQ[知能指数]の状態)がたとえ知的障害レベルであっても、実は、精神疾患や発達障害でも、IQは低下します。
ですから、直ちに知的障害になるわけではないんです。

知的障害の場合は、あらゆる領域のIQが全体的にきわめて低くなります。
これに対して、精神疾患や発達障害の場合は、全体的な低さがあるものの、なぜか特定の領域だけが、ずば抜けてIQが高くなります。

こういった感じで「特定の領域だけがずば抜けてIQが高い」というときには、知的障害ではなくて、むしろ、自閉スペクトラム症(いわゆるアスペルガー症候群)といった発達障害が強く疑われます。
そうであれば、大学院に進学できた、ということも説明が付きます。

こうなってくると、成人後の療育手帳の取得は、ほぼ困難です。
その代わり、精神障害者保健福祉手帳の取得を勧められるようになります。

発達障害(通常は、知的障害なしのものが対象です)であっても、成人前に知的障害を伴っていることが判明していれば、療育手帳を取れる(回答3のような事例)こともあり得ます。
ですが、成人後に初めて知的障害の疑いが出たときには、生まれつきの知的障害の証拠をそろえることがむずかしいので、療育手帳の取得もむずかしくなってしまいます。

発達障害であれば、知的障害を伴っているか・いないかにかかわらず、法的には、精神障害の1つとして扱われます。
特に、成人後に知的障害が判明した場合は、発達障害として考え、精神障害者保健福祉手帳の取得のほうを勧められることが多いです。
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この回答へのお礼

確かに知的障害者ではないかもですユーチューブにもエセ知的障害者がよく重度と歌ってでてますね

お礼日時:2021/04/08 22:53

サバン症候群の方?

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受給要件を満たしていればもらえます。


ASDなどでは、大学行く人は普通にいますよね。
院卒もたまにいるようです。

http://www.jsomt.jp/journal/pdf/068010017.pdf
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知的障害者が大学院まで行ける訳無いよ?

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