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RMSE(二乗平均平方根誤差)とは、「誤差を二乗平均し、その平方根をとった値。近似式による幾何補正の精度評価の指標として利用される。」と説明がありました。これは、誤差を二乗して、それらを足してから、その平均値を求め、平方根をとってるのですから、誤差の±を取り除くために、絶対値してるってことでしょうか?

A 回答 (2件)

#1です。



↓このページの中段に丸と四角の図があります。

https://manabitimes.jp/math/1269

この図が示す通り、RMSE(L2ノルム)は360°どの方向に乖離しても同じ半径なら同じ評価値になりますが、平均偏差(L1ノルム)は、1個だけ乖離していくときは甘く、2個同時に乖離していくときは厳しく評価されます(等高線がL2ノルムより内側になる)。

逆に言えば、平均偏差は1個だけ突発的に外れるケースにおいては頑健な指標になります。
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この回答へのお礼

助かりました

めちゃめちゃ難しいですやん!統計は奥が深いんですね。

お礼日時:2021/08/02 21:35

企業で統計を推進する立場の者です。



>誤差の±を取り除くために、絶対値化してるってことでしょうか?

いいえ。絶対値を取るだけであれば、||で良いです。

一般に、サンプル数次元のベクトルのq乗和のq乗根をノルムと呼び、
・2乗和の平方根をL2ノルム
・絶対値和をL1ノルム
と言います。これらは乖離の指標となる「距離」です。

L2ノルムをユークリッド距離、L1ノルムをマンハッタン距離と言います。両者は意味が全く違います。単なる符号の操作のためではないです。

評価精度の指標としてサンプル数次元の「理想からの乖離」のサンプル数平均を使いますが、「理想からの乖離」には連続値ではL2ノルムがカテゴリ値ではL1ノルムが使用されることが多いです。
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