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サメが軟骨魚であり、いわゆる骨格標本が取れないということはわかったのですが、染色方法などがあるとも知りました。
どこかに画像でも書籍でも、サメの骨格構造のわかるものはないでしょうか?

A 回答 (3件)

書籍の紹介を忘れました。

魚類の骨格は水産学の基本である魚類学の本にものすごく詳細に書いてあります。大きめの本屋の専門書コーナーに行けば数種類がそろっていますよ。魚類学概論とか水産脊椎動物学とかね。日本の魚類学の専門書はものすごく読みやすくて単純に読み物としても楽しめるのですが骨格と筋肉の分野だけは専門家でも読みにくいのが特徴ですのであまりお勧めはできません。
たしか、サメについても本も何冊か出ております。確かサメ研究の日本の権威のかたが本を出していました。題名は「サメのおちんちんはふたつ」だったと思います(築地書館)。恥ずかしい題名なのですが専門書としても読み物としても評判がよかったはずですよ。
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軟骨魚類の骨格標本が取れないわけではありません。

骨格は取れるのですが一般のカルシウムが沈着した硬骨と異なり、腐っちゃうんです。つまり、ホルマリンで保存しないといけないのであまりみる機会がないんですよ。エナメル層がある歯や鱗は腐らないですけどね。ちなみにサメやエイの鱗は一般の魚類(硬骨魚類)の鱗とはぜんぜん構造が違います。歯と同じ構造をしているんですよ。つまり、鮫肌は全身に歯があるとの同意義なんです。
私は硬骨魚類が専門なので軟骨魚類の解剖は大学時代の学生実験で数回やっただけなのですが普通に肉をはがしていって骨格標本にしましたよ。おそらく、骨のつながりをわかりやすくするために色素などを注入することがあったとしても完全に染め上げなければわからないってほどでもありませんでした。
免疫染色は硬骨魚類のほうがやるんではないかと思います。免疫染色は軟骨の主成分であるコンドロイチン硫酸をブルー系の染色液で硬骨の主成分であるカルシウムをレッド系の染色液で染め上げるのが一般的です。見た目ではわかりにくい軟骨と硬骨を染め分けるのによく使いますね。結構、技術のいる手法ですよ。軟骨染色剤で染めすぎると染色液が酸性のため、硬骨のカルシウムと反応して後の硬骨染色が染まらなくなったりしますね。
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うーん


確かにサメの骨格標本はアゴのヤツしか見たことないですね。

古代種の画像でよければ、ここに見つけました↓

参考URL:http://studyup.jp/~digger/atelier/sharks.html
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