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液体の大腸菌濃度を測定するために平板培養法と顕微鏡観察を併用したいと思っています.
顕微鏡ではDAPIを使って生細菌数を,アクリジンオレンジを使って全菌数を測定したいと思っています.
蛍光観察で,マス目の入ったスライドガラスを使おうと思うのですが,バクテリア計算盤は蛍光観察できるものなのでしょうか.

A 回答 (2件)

計算板、蛍光顕微鏡の組み合わせで何かをしたことはないので、一般論で言います。



蛍光観察ではマス目は見えないでしょうから、透過光で計算板のマス目を見た画像も撮り、蛍光像と重ね合わせるような工夫が必要でしょう。

ふつうのガラスは、それ自身蛍光を発したり、励起光を吸収して弱めたりします。そのため、蛍光観察用の特別なスライドガラス、カバーガラスがあったりします(無蛍光ガラス)。計算板で無蛍光ガラスのものは、おそらくないのではないでしょうか。でも、DAPIやアクリジンオレンジなら蛍光強度が高そうですから、多少バックグラウンドが高くても問題ないと予想します(ガラスの自家蛍光がどのくらいのレベルかは実際に確かめてみてください)。
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励起波長にもよりますが、DAPIやアクリジンオレンジなら大丈夫でしょう。


 でも、DAPIの染色では、その菌がDNAを持っている事は分かっても、生きているかどうかは分からないと思います。アクリジンオレンジは、膜電位が形成されているかどうかをみる事に対応しています。だから、通常の顕微鏡観察で計数して、全菌体数として、プレーティングで出てきたものを生菌数とするのが良いのではないでしょうか?蛍光観察する事の意味を良く考えて実験した方が良いかと存じます。
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