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こんにちは!

最近、ニュースで米国の長期債がどうたら、みたいなのをよく見かけるのですが、
国債の仕組みや金利が上昇すると日本の株式市場にどのような影響があるのかがイマイチ分かりません。

チンパンジーに教えるかの如く丁寧に教えていただければ幸いです(ウキキッ

A 回答 (3件)

米国の金利が上昇すると、「金利が上がるなら安全性が高い米国債券投資で利回りが確定できた方が良い」と考える人が増えていきます。



 そうなりますと、安全性の高い米国債券に投資し、株を買いたいと考える人が減ります。

 この結果、米国の株価(米国のNYダウなどです)が下がっていきます。

 一方、日本の株価は、米国のNYダウと相関性が高いです。よく耳にするかと思いますが、「ダウが上がったため、日経平均も上がった」とかです。つまり、日経平均は米国の株式に連れ添うような値動きをするわけです。

 このため、米国の金利上昇は、日本の株式の下落へと繋がっていきます。


 また何かございましたら、補足要求でもしてください。
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この回答へのお礼

なるほど~。
では、逆に米国の金利が下がると、投資家のターゲットが債券市場から株式市場に移り、株価上昇となるのですね。

あと、長期金利と短期金利についても教えていただければ幸いです!

お礼日時:2021/10/22 22:31

米国債10年もの利回りなんて言葉を耳にしますが、米国債10年の利回りが上がると株価に影響が出るなんて言われていますが、なんだかわかりにくいですよね・・。


米10年もの米国債は10年で満期となるアメリカの国債で、米国債金利は米国長期金利のベンチマークとなり、互いの相関関係があります。
国債は政府の資金調達の手段として発行され、約束期間で金利払いを伴うため安全資産と考えられています。
景気が上昇すると中長期では金利が上がり、景気が下降すると中長期で金利が下がりますが、景気上昇初期では金利は下がり、株価は上がる景気後退初期では金利は上がり株価は下がるという真逆の作用が働きます。

景気刺激策として低金利政策を取ることが設備投資や人材投資に資金が向き、借りるメリットが出て、次第に業績に反映し景気が良くなります。
一方で景気が良くなって金利を上げると設備投資や人材投資が減り、返済負担が増えるため次第に業績に反映して景気も悪化するという関連性が出ます。
コロナ禍で国債発行が増え、元本が保証された国債の利息を得る投資家が増え、高値圏や株価の大幅下落時は安全資産である国債に資金が向きやすくなります。
すなわち、米国10年国債利回りが上がることで米国株式が押し、連鎖的に日本市場からも資金が引かれ日本株も下がるという理屈が成り立ちます。

ただ、米国株はダウ、日本株は日経平均がベンチマークとなっており、あくまでも広い意味で投資の判断材料にすぎず、個別銘柄を見ると実力がある銘柄も多いので、一概に判断することはできません。
また、投信などの定額積み立てではドルコスト均衡法の考えを用いて、積み立てそのものが将来の成長になるイメージもあるため、背丈に合った投資を考えると、資産は増えるというロジックも成り立ちます。

金融投資商品は受給で成り立つため、どんな景気下でも儲ける人と損をする人は割合として一定で、取引の仕組みやリスクの理解をして、資金管理が出来ていれば投資に取り組むことそのものがメリットでもあります。
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お礼どうもありがとうございました。



 以下に、短期(概ね2年以下)と長期(代表的なのは10年ものです)の金利を示しています。

 ご覧の通り、長期になればなるほど(償還日までの期間が長いほど)、金利がアップします。

マーケット 米国債・金利
https://www.bloomberg.co.jp/markets/rates-bonds/ …


 また何かございましたら、何なりと・・・
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