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日本銀行は、2%の物価目標の達成を目指して、金融緩和政策を続けております。
物価は、原油高騰や農作物の不作などの環境要因によっても上昇します。
いわゆる「良いインフレ」と「悪いインフレ」という表現がありますが、「目標が物価の2%上昇」という表現は、「良かろうが、悪かろうが、とにかく2%上昇するのは良いことであり、それが日銀の目標である」という意味だと解釈することもできます。 日銀の金融政策の目標に、「良いインフレの2%物価上昇」と、述べていないからです。  
2%の物価目標とは経済の成長などを踏まえたこととと思いますが、そうであるならば、「良いインフレ」「悪いインフレ」のような議論を避けるためには、GDP2%成長や、所得2%増のほうが、わかりやすいと思います。
現実に、選挙のテーマも、報道でも、「野菜が値上がりして、困った」「経済が成長していない」「日本人の賃金は下がり続けている」というような切り口です。 
また、「円安」による輸入物価上昇(原油価格や輸入食材の価格上昇)という切り口もありますが、これもまた、「悪い物価上昇」を招く「悪い円安」という表現がされますよね。
このように、「物価」という目安にすると、「良い」「悪い」のような主観的表現が加わり、制作目標とするには、あまりよい「物差し」に思えないのです。
にもかかわらず、なぜ、「物価」を、金融政策の目標という物差しにするのか、なぜGDPや賃金といった物差しを使わないのかを、わかりやすく解説できる方、ご説明を希望します。

A 回答 (2件)

なぜ、「物価」を、金融政策の目標という物差しにするのか、


なぜGDPや賃金といった物差しを使わないのかを
 ↑
GDPや賃金とするのは、日銀の
権限外だからでしょう。

それは政府の仕事です。

中央銀行の最も主要な仕事は
物価の管理です。

それに、良いインフレで2%、なんて
のは常識だと思いますが。

ワタシ的には、政府が
「GDP850兆円」
なんて、目標を建てて欲しいです。
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この回答へのお礼

「中央銀行の最も主要な仕事は物価の管理です。」という点は、理解できます。
しかし、「良いインフレ」「悪いインフレ」に定義はございませんし、日銀も、「良いインフレ2%」とは言っておりません。物価やインフレは、需要と供給で決まるだけです。

お礼日時:2021/11/04 20:17

2%の成長や、所得の2%増で良いんですか?日銀は全体的に物価の上昇をあげて企業の給与や生産性の向上を狙ってます。



そんな2%の成長や2%増の所得といった個々の考えはありません。

またGDPや賃金と言った細かい所にも話は持ちようがありません。ここでの
所得を2%増で良いですか?15%増の所もー5%の所も出てきますよ。

所得なんて利益が出れば出せますが、マイナスの所はどうするんですか?

そういう浅い考えは日銀は設けません。もっと国家レベルでの全体像を
構築します。
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この回答へのお礼

早速のご説明ありがとうございます。
しかし、「物価」がより良い物差しであり、また、達成すべき「目標」となりえるのかの、理由がよくわかりません。また、「2%のインフレ」が、何故よい目標なのかが、よくわかりません。
GDPや、平均賃金(購買力)は、マクロ的な数字で、細かいところではないようにも思います。 このあたりにも、ご説明をいただけるとありがたいです。

お礼日時:2021/11/03 19:26

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