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紙(ややベージュっぽい、わら半紙のような色)に描かれた鉛筆の線画を、地をなくして線画のみ取り出すにはどうしたらいいでしょうか。
元の画像のカラーモードはRGBです。

トーンカーブで背景をとばしてみましたが、線が細くなってしまいます。
逆に線を元よりちょっと太くできたら嬉しいです。

よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    CMYKに変換して各色のチャンネルを見てみると、
    線は一番Cが多く、背景はM(次にY)が多いです。Kはほとんどありません。
    これらを利用して、背景をなくて線を太くすることはできませんでしょうか。
    最終的には線をKにしたいです。
    (色を他の版に移行させるのはチャンネルミキサー?とかでしょうか。使い方が分かりません。)

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/01/28 23:50
  • すみません、ファイルは「新規」で作成されておりました。
    Rの版のみにしたファイルということですかね?

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/01/29 16:59

A 回答 (5件)

レベル補正でだいたいどうにでもなるんですが(トーンカーブでも同様)、難しい原画ということですね。



ということはベース色が濃くて、かつ、鉛筆の線がとても薄いという認識であっているでしょうか。

一度試していただきたいのが、RGBでのチャンネルごとの見え方を確認する方法です。

RGBモードで「チャンネル」を見てみてください。

レッド、グリーン、ブルー、それぞれ1つだけクリックしてみてください。
(ベージュがベースなら、レッドが一番背景色を感じないのではないかと思います)

3色それぞれ確認して、一番いい感じに見えるチャンネルだけを選択します。

チャンネルパネルの右上にあるオプションから「チャンネルを複製」を選びます。
出てきたダイアログの「ドキュメント」は「新規」を選択。

「マルチチャンネル」というカラーモードのドキュメントが複製されます。
見かけ上はグレースケールみたいに見えます。

ここでレベル補正で黒い三角を右にスライドさせたりして、濃さを調整してみてください。鉛筆が薄いとすれば、黒い三角は60〜100くらいまで動かすことになるかもしれません。

背景が濃く出るようなら白い三角を左にスライドさせてだいたいの白を決めてください。
最後に真ん中のグレーの三角を左右にずらしてみてください。

もしもこれでいい感じになったら、カラーモードを変更します。

マルチチャンネルからグレースケールに変更して、最後にCMYKにすればKだけに色がつくデータになると思います。

ご紹介した方法で使うチャンネルは、背景がベージュ気味ならレッドがいいように思いますが、自分が使うときはブルーのチャンネルが多いです。

ブルーは比較的濃淡が強く取れるんですよ。
また、下書きに青いシャープペンシルを使った場合、黒だけを拾うことできるので便利です。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
ベースはそれほど濃いわけではなく、淡いベージュなのですが…。

理屈はわかっていないのですのが、ともかく教えていただいたとおりにやってみました。
真ん中の三角の調整で、前より背景がとびました。少しムラが残っているのですが、後は消しゴムで消します。
ちなみにRGBのチャンネルの見え方はそれほど差はありませんでした。微妙にRの地がGBに比べて若干薄いのかも、ぐらいの差です。

疑問点です。
・CMYKではなくRGBで行うのはどうしてでしょうか。
・「「マルチチャンネル」というカラーモードのドキュメントが複製されます。」とのことでしたが、そのようなものはないようでした。ドキュメント=ファイルで合ってますか?ファイル内にも何か複製されたものが見当たらず。
といいますか「マルチチャンネル」は何かを理解できていないのですが…。

お礼日時:2022/01/29 16:52

>ベースはそれほど濃いわけではなく、淡いベージュなのですが…。




ベージュが濃くなくても、鉛筆の濃度が薄ければ、データ的にはよく似た部分のチームになります。
線を6Bで描いたものと2Hで描いたものでは違いますよね。

原画を見ていませんから想像でしか書けないんですが、ベース色が薄くてもイマイチどうにもならない場合、鉛筆の濃度がハイライト側に近いという理解をします。

つまり、自分的には背景色と鉛筆の「明度が近い」という認識でいるということです。
近いものは排除が難しい。
白黒みたいなシンプルな世界では、K10%とK30%は近いですよね。グレースケールだと分離が難しい。
そこで分離のチャンスを増やすためにRGBのいずれかを利用するとうまくいくかも、という話です。



>・CMYKではなくRGBで行うのはどうしてでしょうか。

理由 その1 CMYKは色がショボイ

スキャンしたばかりのRGBデータは、たくさんの色情報をもっています。
CMYKはRGBよりも色情報が減る、というのが理由の一つです。
「RGB画像で入稿する人」というお話があります。
自分でCMYKにするよりも現場のプロにやってもらって、微細な色の違いを印刷して欲しい人が取る手法として知られています。
色情報が多いと、削るための方法が選べるチャンスがあると思ってください。

そして一度「色空間」で調べてみてください。


理由 その2 CMYKにするまえになんとかできる

CMYKは、プロセスカラー印刷のために分版するモードです。
仮にCMYKにしてK版だけ表示したときに線と背景色が混ざるような感じですと、CMYKに変換する時点でやり方がダメってことになります。(たぶんここがわかんないですよね)

4色に分解する流れが「ひとつではない」ことをご存知ないと、つまずきます。
GCRとUCR、2つの考え方があるんですよ、CMYKというか印刷には。
これはお勉強していただかないと説明しにくいんですが。

CMYKは印刷のために生み出された考え方で、PCでデータを作るずっと前に生み出された方法なんです。
データじゃなくて、手作業で印刷原稿を作っていたときからの考え方です。


CMYK4色に分けたら、鉛筆の色と紙の濃淡が区別できずにK版に出てしまったりするんですが、RGBだと光の構成でどうにかなるケースがあるんで、RGBで処理した方がやりやすいよねってお話をしたりします。

RGBそれぞれにちょっとずつ特性があって、線画の濃淡を効率的にとりたければブルーの領域を使う、みたいなノウハウがあったりします。だけど紙のテクスチャーも拾ってしまうので、ブルーじゃない方がいい、みたいなケースもあると思っていただければ。

カラー写真を白黒に置き換えるときのレタッチ法で、チャンネルを単体で触ることによって単色表現を鮮やかに感じさせる、みたいなコトがあるんです。



>「「マルチチャンネル」というカラーモードのドキュメントが複製されます。」とのことでしたが、そのようなものはないようでした。ドキュメント=ファイルで合ってますか?ファイル内にも何か複製されたものが見当たらず。

あってます。
カラーモードのお話ですので、メニューバー > イメージ > モードで確認しないとわからないと思います。

一般的な画像ならRGB、つまりRとGとBの3チャンネルの画像になってます。
CMYKなら4チャンネルです。
ここで画像内のチャンネルをどれか新規複製すると「1つのチャンネルしかない、一見グレースケールみたいな画像データ」になりますが、Photoshopでは1チャンネルだけで作られた画像を「マルチチャンネル」として扱っているということです。

RGBからひとつとって複製された256階調の画像は「RGBでもグレースケールでもインデックスカラーでもなく、マルチチャンネルとして扱われる」と思っていただければ。

なので、どこかでマルチチャンネルをグレースケールにして「黒です」と宣言して、そこからCMYKにしたらK版だけに色が残ると。

RGBから変換するとRとGとBのシャドウ部に、それぞれ同じくらいデータが残ります。
データが残らないと黒にならない。思ってもみない色になります。

RGBのチャンネルの、どれか1チャンネルだけデータを消しゴムで消したら、ナニコレみたいな色になります。黒じゃないよね、みたいな。

色弱・色盲はRGBのいずれかが感じられない、というお話だったりします。




>といいますか「マルチチャンネル」は何かを理解できていないのですが…。

色情報をもたない256階調のデータです。

マスクに使えば「アルファチャンネル」と呼ばれます。

Photoshopのルールだと理解するしかないので、気にしないでください。
貴殿に説明するために条件を整理したら出てきたお話です。誤解を避けるためにファイルの特定が容易になるための単語は何かを探した結果ですので。


話を戻しますと、CMYKに分解したらK版にはほとんど色がないということでした。
つまりそれは鉛筆が薄すぎるという結論が導き出されます。
CMYKのKは「印刷物の明度を支配するチャンネル」です。
言い換えると「影や黒、濃い色にはのKを多用する」んです。

CMYだけでも色再現はできるけど、Kがあると「ぐっと締まってコントラストが効いた写真になる」ことから生み出されました。

CMYKモードにしてKに色がないということは、すごく薄すぎる鉛筆の線をなんとか出したい、ということがわかります。

CMYでなんとかなる表現ですから、Photoshop的にはKはいらないと思ってるんですよ。

なのでKに反映させるために、CMYに割り振られないようなデータを作ってあげる必要があります。RGBで処理する理由はそこにあります。

センサーがRGBの3つあるので、いずれかいい感じに見えるチャンネルをベースにしてK版にペーストしてやればいいわけですから。


CMYKのどこかのチャンネルでいい感じの線が採用できるなら、それはそれでも悪くないんですが。
印刷の場合、コート紙とマット紙でインク総量が違ったりします。

CMYKの全てを足して360%までいけるのと300%までしかいけない、みたいなことがあります。
紙とカラープロファイルを意識せずにCMYK変換すると、拾えないデータも出てくるんですよ。

ですからRGBでスキャンしたてのデータを使うことに意味があると思っていただければ。

なんとなく伝わったでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おっしゃるとおり、
今回手こずったのは、「背景色と鉛筆の「明度が近い」」ということだったのだと思います。

RGBで行った理由は
「Kに反映させるために、CMYに割り振られないようなデータを作ってあげる必要があります。RGBで処理する理由はそこにあります。」ということですね。

(RGBのうち1つにしているとしても「マルチ」なんですね。)


>RGBから変換するとRとGとBのシャドウ部に、それぞれ同じくらいデータが残ります。
データが残らないと黒にならない。思ってもみない色になります。
RGBのチャンネルの、どれか1チャンネルだけデータを消しゴムで消したら、ナニコレみたいな色になります。黒じゃないよね、みたいな。

RGBで黒を表現しているので、1つ欠けると黒でない色になってしまうということですかね。
だから、影のところにも色が入っているという…。


>CMYKの全てを足して360%までいけるのと300%までしかいけない、みたいなことがあります。
紙とカラープロファイルを意識せずにCMYK変換すると、拾えないデータも出てくるんですよ。

カラープロファイルがどのように影響するかを把握していないと、CMYKに変換した場合に、インク量が足りないものができてしまう場合がある、ということですね。



RGBについては知識不足なので、理屈を把握しきるのは困難かもしれませんが、これからはともかくCMYKに変換する前の状態でやるようにします。

お礼日時:2022/01/30 18:04

Photoshopでの作業であれば、トーンカーブではなくレベル補正の方がわかりやすいと思います。


データ上にどんな分布で色が入っているかがわかります。

右側にグラフが集まっていると思いますが、これが紙の素材感にまつわる部分です。数字でいうと255のところです。

白い三角を255から左へスライドさせて、背景がとぶぐらいにしてみてください。230前後かなあと思います。
Photoshopに「ここが一番白い(明るい)ところです」と教えてやってください。

黒い三角のところがシャドウ側です。
おそらく0のところにはあんまり山がないと思います。
鉛筆なら100ぐらいからでしょうか。
画材によって一番暗い(濃い部分)が違います。

黒い三角を右へスライドさせて、Photoshopに「ここが一番暗い(濃い)ところです」と教えてやってください。

これで背景が白く、線は太くなると思います。

あとはお好みに合わせて調整していただければ、とりあえず目的は達成できるんじゃないでしょうか。

トーンカーブでやる場合は、カーブを触らず、カーブの始まりと終わりにある三角ををそれぞれずらしてみください。理屈はレベル補正と同じです。
「スキャンされた線画を、きれいに取り出すに」の回答画像3
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
レベル補正はあまり使用したことがなく、
「ここが一番白い(明るい)ところです」「ここが一番暗い(濃い)ところです」
の理屈がまだ分からないのですが、
とりあえず、右の三角を左にずらすと背景が白くなり、
左の三角を右にずらすと線が太くなりました。

ただ、トーンカーブと同じ理屈(なんですね?)だからか、
やはり、背景を明るくすると線が細くなり、線を太くすると背景に色がついてしまい、
「背景をとばして、線は太くする」ということができません。

お礼日時:2022/01/28 23:43

グレースケールにしてレイヤー重ねて、レイヤーそれぞれ役割ごとにトーンカーブやら乗算や除外や透過パーセンテージなんか工夫して線が均一になったら二階調、いや違うな





一発で解決、はたぶん無理なので工夫が必要。
レイヤー作って重ねるのは肝。
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この回答へのお礼

レイヤーを重ねる必要がよく分からず・・・。すみません。

お礼日時:2022/01/28 23:43
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この回答へのお礼

手書きの線画を、そのまま使用するのが前提ですので、
イラレの線に置き換えるのは、なしです。

お礼日時:2022/01/28 17:14

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