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文部科学省は「論理国語」に参考資料として小説を載せた2社の教科書に対し、主教材の評論との関連性を求める検定意見を付けたそうです。

小説を掲載した桐原書店は納得できないとコメントしたようですが、

確か作家の小谷野敦さんだったか、以前著書で『文藝批評・文藝評論は論理の飛躍が身上だから教科書に載せて中学生くらいの段階で読ませるのは、逆に論理的思考から遠ざける』と批判していたと思います。

小説も文藝評論もどちらかというと論理的思考からは距離のある文なので私の知り合いの理系の人も、センター試験などで国語の小説問題を解かされるのはキツかった、この主人公の言いたいことを選択せよとか言われても分かるか!と思ったと嘆いていましたし、

論理国語の教科書に小説載せない判断は正しいと思いますが、皆さんのご意見聞かせてください。
論理国語の教科書なんですから小説や文藝評論の文を載せるよりも自然科学系の簡単な論文とか載せる方が論理的思考能力を鍛えると思います。

A 回答 (3件)

>論理国語の教科書に小説載せない判断は正しい



そう思います。
読書(小説)好きの私としては、小説に論理的解釈を要求することには賛成できません。
小説は感性で受け止めるものだと思います。

大学の文学部出身者にはそれを理解できないのかもしれません。
文学部は文学を「科学する」学部なので、文学を解体し分析し、「娯楽」でなくしてしまいます。
娯楽として小説を読むのはレベルが低い、と思っている節もあります。

一般人が小説を読むのは娯楽のためです。
論理的分析を求めたら小説嫌いが増えるだけです。
(読書感想文も本嫌いを増やしています)
学校の国語で小説嫌いを増やしてしまっては、日本の文学は滅びるでしょう。
さらには、小説分析で論理的思考はたいして養われないので、日本人はますます非論理的国民になっていくでしょう。

論理的思考能力を養いたいのなら「論理を必要とする文章」を教材にすべきです。

いや、それ以前に、小説が論理国語の教材に相応しいと考えること自体、論理的思考ができないからでは?
「立派な小説=論理的」と誤解してるのでは?
嘆かわしい!
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教材の中身を問題にせず「小説だから」を理由に切り捨てるのは論理的な思考ではないと思います。

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それは違う。



国語の問題には、正解がある。では正解をどうやって導くか? ヤマカンで当てる学生もいるだろうが、論理的に考えれば正解に到達するように作問されている。

センター試験の現代文の国語で高得点を取れる学生は、総じて文章読解能力が高い。

ただし文科省がアホなのは文章読解能力と論理的思考力をゴチャゴチャにしている所。
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