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経済の基本がわからない私のような人間の素朴な疑問にお答え願えればと思います。

 現在紙幣がどれだけ流通しているか分かりませんが、大量の紙幣が震災で灰になったり、燃やしてしまったりして世の中から消滅しても、政府が紙幣を発行すれば社会への影響はないのでしょうか。大量の労働力がタダ働きということになっても、税金か増えた=国家財源が黒字化するといった結果になるだけなのでしょうか。

 あるいは紙幣に限らず、例えば全国民の所有する預貯金や現金の大部分が消滅した場合、国が大量の紙幣を刷るか銀行経由で口座に入金すれば、その影響はマクロでみると、経済は一時的に混乱するでしょうが、長い目で見るとどんな効果があるのでしょうか。国家財政にはプラスになるのか、はたまたマイナスになるのか、よく分かりません。自分でも、金融の基本がわかっていないのだと思います。教えていただけると助かります。

A 回答 (2件)

お金の景気への影響は主に2つで「流通量」と「流通速度」です。



市中に流通するお金の量が増えることは、多くの人の収入が増えることになりインフレ圧力を高めます。逆にお金の流通量が減るとお金を使用する機会が減る人が増えてデフレ要因になります。
またお金の流通量が増えると流通速度は上昇し、流通量が減ると流通速度は下がることになります。

また現代のお金の大部分は銀行預金となっているので、現金が燃えたり破けたり腐ったりする事によるお金の消失は景気への影響はほとんどありません。

資本主義経済下において、お金の増減は銀行により行われています。
銀行はお金を貸し出す時、新たにお金を作って貸し出しています(テレビなどでデマが拡散されていますが、銀行が私達の預貯金を貸し出しているなどということはありません)。逆にお金が返済されるとその分お金は消滅します。
つまり借金が増えると世の中に流通するお金は増えて、逆に借金が返済されるとお金の流通量は減ることになるのです。借金は政府、企業、個人によって行われます。
また「借金」とは別名「投資」と呼ばれ同一の存在です。お金を貸す側は投資と呼び、お金を借りる側は借金と呼び、コインの裏表の関係にあります。
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この回答へのお礼

fdsa2021様、

 ご丁寧な回答ありがとうございます。インフレやデフレは貨幣の流通によってだけ決まるわけではないのでしょうが、大量の貨幣や預貯金の消失で、流通が一時的に減ってデフレになる、逆からいうと貨幣の交換価値が上がる、というのはよく理解できる話だと思いました。

 また銀行が貨幣の流通に果たす役割に関する補足説明もありがとうございました。景気への影響に関しては、少し理解が進んだように思います。

お礼日時:2022/05/01 12:23

経済は紙幣の流通量ではなくて会計処理された財務諸表です。

紙幣というものは取引を円滑に成立させる為の道具に過ぎません。取引が成り立つなら、銀杏の葉っぱでもいいんです。
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この回答へのお礼

めくりや様、

ご回答ありがとうございます。要するに社会的に何の影響もないというご主旨と理解いたしました。

お礼日時:2022/05/01 06:20

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