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不換紙幣は今のお札と同じように考えたらいいと教わりました。

兌換紙幣ですが、未だに理解ができない部分があります。


兌換紙幣は、
1万円の紙幣を持っているAと、1万円の金を持っているB銀行
紙幣はB銀行が持つ金と交換できるため、この時代信用されている"金"を手に入れることでAは良しとします。

逆にB銀行は信用がない紙幣を受け取って、マイナスにならないのでしょうか?

※聞ける方が周りにおらず理解できず悩んでいるので、批判的なコメントは辞めてください。

A 回答 (4件)

兌換紙幣というのは金が正貨のときの、金への引換券だと理解すればよい。

いつでも兌換紙幣はそれを銀行へもっていけばいつでも金へ交換(「兌換」)してくれるということで信用を得ている紙幣です。
兌換紙幣と正価である金との関係は現在の銀行システムのもとでは銀行預金と日銀券(日銀の発行した紙幣)との関係と考えればよい。現在の取引の大きな割合を占めている通貨は現金(日銀券)ではなく、銀行預金(預金通貨)であることはご存知でしょうが、銀行預金というのは市中銀行が作り出した通貨です。預金通貨はいつでも日銀券に交換してくれるという保証のもとで取引手段として機能しているのです。ただし、銀行はいくらでも預金通貨を創造できるわけではなく、預金準備等との関係で、日銀の発行するマネタリーベース(各銀行の日銀当座預金と日銀券発行残高の合計)の、ある一定倍の関係にあることは「銀行の信用創造」というテーマで勉強したことがあるでしょう。
銀行の発達史を勉強すればわかるように、「銀行」というのは金を預かり、金の預かり証として「銀行券」を発行したところから始まる。この「銀行券」が兌換紙幣で、各銀行はそれを提示されるなら、いつでも「金」の支払いをする(兌換する)必要があるけれど、通常「金」の預け人(まさに「預金者」)はすぐに「金」を引き出すわけでないので、「銀行券」は「金」を100パーセント準備する必要がなく、部分準備の銀行が発達したのです。
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第二次世界大戦後、世界唯一の金満国家で世界最大の金保有国となった米国主導の下に、世界中の通貨レートが固定され、日本の場合は1米ドル=360円となった。



通貨レートを固定できたのは、米国がいつでも米ドルと米国が保有する金を交換すると宣言したからだ。
日本で云えば、金が欲しい時には、1米ドル=360円の固定レートで米ドルを調達し、その米ドルで米国の金といつでも交換できる。
そのような仕組みで世界中の通貨をしばらくは固定することが出来た。つまり、世界中の通貨が事実上の兌換紙幣になっていたわけだ。
ただ、固定相場とはいえ、実際には微妙に変動していた。ただ、米国が圧倒的な経済力で、例えば1米ドルを日本円で云えば359円~361円程度の変動に無理矢理抑えていたわけだ。

このような時代では、兌換紙幣は、信用の無い紙幣ではなく、信用がある紙幣だった。だから金ではなく兌換紙幣を持つことにしても、損になることはなかった。

しかし、世界各国の経済復興が進み、米国もベトナム戦争の長期化で財政不安が現実になると、米国が固定相場制を維持できなくなると不安に思ったフランスなどいくつかの国が、大量に米国の金を買い始めた。

米国はついに耐えきれずにニクソン大統領時代の1971年に米ドルの金兌換停止を宣言した。
その後世界は、現在の通貨の変動相場制となり、金相場も変動相場となった。

今の紙幣は不換紙幣とはいえ、金を買うことは出来る。ただ、金の価格も固定されていた兌換紙幣当時とは違って、その時々の相場の料金で買うことになる。金は安全資産として大人気だが、金価格も相場による影響で価格が乱高下するので注意が必要であることには変わりない。
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兌換紙幣を発行するのは中央銀行(日本なら日本銀行)、金を持っているのも中央銀行。


自分で発行した物が信用できないとは如何。
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その B銀行が受け取った紙幣が, どうして「信用がない」んだ?

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