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セメントの粒子が小さい(粉末度が高い)となぜ強度が速く出るのでしょうか?

A 回答 (2件)

お礼を拝見。


例えば、、、セメントの粒子をボールに置き換えてみましょうか。
で、あるグループでボールにバスケットボール大の粒子を使って水和反応させるためにバケツで水をかけて実験する、と。
別のグループではバスケットボール大と同じ質量を持つたくさんのパチンコ玉大の粒子を使って実験してみる、と。

バスケットボール大だとボールの表面にかかった水が内部にジワジワと浸透するまで時間がかかるよね。
パチンコ玉大だと直径が小さいので表面に水がかかれば中心まで浸透するのにそう時間はかからないはずだ。
(浸透速度=水和反応の発現は、ボールの大きさに反比例する)

じゃ、パチンコ玉を砂粒大にしたら?
水の付着から浸透は一瞬だろう。

コンクリートが固まるのは接着剤のように乾燥するからではない。
水和反応と言う化学反応だ。
コンクリートは空気が無くても固化する、いや、なまじ空気なんて無いほうが品質は上がる。
圧縮強度の確認に使うコンクリートのテストピースは工事現場で水を張ったドラム缶に入れる場合がある。
略して「現水」→「現場水中養生」
乾燥しないよう水に漬けておくと理想的に固まるわけだ。
これが水和反応、ならば練る段階でいかに水和反応を誘発・促進させるか、が、初期の固化の速度に影響するでしょ、と想像。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
比表面積に関しては理解しています。
鉄筋の付着強度とかだと比表面積が影響するのは分かります。
また、説明いただいたバスケットボールとパチンコ玉なら芯まで水が到達するまでの時間が影響するのもイメージできます。
しかしながらこれがセメントの粒子となると水に接すると粒子の大小との比例関係はあっても水にトプっと浸かれば一瞬で中まで浸透到達するはずです。
ましてや水中養生で水に漬けっぱなしだと常に水に浸かっている状態なので
イメージでは時間差を考えるまでもないかと思うのです。。

お礼日時:2022/05/06 11:17

想像で、粒子が細かいと、水と混ぜたときに接触する面積か多いから。


つまりフレッシュコンクリートが水和反応と言う化学反応により固化するわけで、粒子が早く均一に水と接することで水和反応が速やかに進む。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
接触する面積か多いとなぜ早く強度がでるのでしょう?
接触する面積の大小にかかわらず水に浸かれば同じだと思うのですが。

お礼日時:2022/05/06 08:54

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