プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

試験で いい点がとりたかったら、授業中に 先生が「ここが大事」とか言ったところを 復習して 覚える。
将来 役に立てたかったら、予習して 授業の背景の大意を 摑んでおく。
と言われたのですが、本当でしょうか?

A 回答 (9件)

予習・復習が大事だというのは本当だと思いますよ。


ただテストで良い点を取るためには、それだけではダメでしょう。
前半でテスト関連、後半で将来的な話をします。
長いのでお暇なときにでもどうぞ。

成績の良い子供は、テストの度に自己評価をします。
特にミスの数で自分を戒めます。満点が基準なんですよね。

「今回は分からない問題が1問あった。ケアレスミスもあるだろ。
 この感じだと90点ギリギリくらいだなあ。憂鬱」

こんな感じです。
また出題範囲以上に広い範囲で対策しています。
回答できる数を増やすという発想では壁が出来てしまうんです。
減点法での自己評価に切り替えるのがコツです。まずは感覚を変
えないといけません。

感覚を変える方法としては、

「小学校の問題から始めて満点が取れなくなるあたりを探す」

と言うのが一般的です。

またケアレスミスの原因についても対策が必要です。
字が汚い人は数学のテストにおいてもミスが増えます。
計算式の途中結果で数字が読みづらいんですよね。
これがストレスになって力を発揮できない場合が多いという訳で
す。綺麗な字を落ち着いて書く。これが得意な人ほど地味な作業
を繰り返して続けられます。

何か精度の高い作業をする(勉強やテストとか)前には、綺麗な
図や字を見て脳を活性化する必要があります。美しい図形を見て、
同じように綺麗な図を書こうと頑張ってみる。定規や分度器、コ
ンパスを使ってわずかな違いも許さない。これを何度かやる。

「もういいや。疲れた。
 さて、最初の方に描いた作品を見るか・・。
 ひでえ。こんないい加減に描いてたのか。
 お・・・今の俺、感覚が鋭くなってる?」

はい。感覚が鋭くなっています。
勉強の前に、こういう儀式をすると大分違います。
こういうのを勉強の準備と言います。
脳をブーストしてるわけです。
手軽にブーストする方法を持っておくのが良いですよ。
簡単であればあるほど、テストの前にも使えます。

これは一次的なものですが、底上げをしておきたい場合は絵を習
うか絵画の鑑賞を趣味にしておくと良いですよ。長く効果を発揮
すると思います。

子供に音楽を教えるとスポーツなどが得意に成り体が丈夫になる。
絵を教えると勉強などが得意に成り頭が良く成る。

そんな感じで覚えて置くと良いと思います。習字というのも絵の
一種であって同じ効果があります。お手本を見て綺麗な字を書こ
うとする。これを少しやった後に勉強をすると捗るでしょう。

テストと言うのは時間内に目的を達成するという練習でもありま
す。そのためペース配分と当日のコンディションが大事に成りま
す。すらすら解けていると思っていたら、時間が足りなかったと
いう場合もあります。これは脳の状態が良くないんです。睡眠不
足が原因で脳の働くスピードが遅くなることがあります。充分に
睡眠をとり本番前の3時間には起きる。糖質を中心に食事をとる。
これらが出来ている場合とそうでない場合では2倍くらい時間効
率が違うと思ったほうが良いです。感覚的ですがね。

さて将来的な話です。
多くの人にとって辛い話になります。
最初にたとえ話をします。

あなたが犬を飼っていたとします。将来、餌を自分で取って自活
して頂こうと思ったとします。いきなり野生に返してもすぐ死に
そうです。そこで狩りを模して訓練をしました。餌を取るための
行為だと教えるために、上手くできた時はおやつをあげる事にし
ました。もう大丈夫だと思った時、野生に返してあげました。

「恨むなよ。必要なことは教えた。」

最初のうちは何度も家に帰ってきて飼い主のあなたに泣きつきま
す。あなたは心を鬼にして追い返します。すると犬は何かに気が
つきました。次の日は狩りを行い獲物を捕らえたのです。あなた
にそれを見せに来ました。

「お、凄いな。で、それをどうするんだ・・・」

「くぅ~ん」

貴方は呆れて犬に餌をあげました。
分かると思いますが、これは人間であっても同じですよ。優秀な
ペットとして育てられた子供が沢山います。芸を教えられている
のか、自分を強化しているのか。これはさすがに自分で決めない
といけません。

勉強の褒美を頂くのか? それとも?

私が学生の頃にこんな事がありました。

「ゲームが作りたいだけでプログラムばかりやってた。
 ところがゲーム中のミサイルを目的の場所へ着弾させる必要が
 出て来たんだ。判定文をいれても綺麗に飛ばない。どうすれば
 いいんだろう・・・。これって物理シミュレーション?」

結局、微分方程式を解いて初速のベクトルを決めるだけでした。
テストに出てくる様なマニアックな問題ではなく公式に近い。
物凄く簡単な式をとくだけでした。習った人は誰でも出来るでし
ょう。しかし、ここに数学や物理を活かすのだと気が付かなけれ
ば一生成し得る事が出来なかったはずです。そして現実では公式
を忘れてもネットで調べたり、昔の教科書を見ても良いのです。

「あれ? ミサイルの目標が動いていたらどうなるんだ?
 着地点がずれるから、途中で再計算をすればいいのか・・。
 もし回避行動を取られたら? 相手の速度や加速度を測定しな
 いとだめだなあ。どのタイミングでやるか・・・ああ、これっ
 て誘導弾か。現実でも同じことしてるんだなあ。凄いな。俺、
 学生なのに同じことを考えられるんだ。世の中ってもしかして
 それくらいのものなの?」

それくらいの感じです。

人間の歴史の中で色んな学問が発明されました。その中で厳選さ
れて来たものを皆さんは学んでいます。それらは各時代で無双し
てきた天才の一生分の成果であったりします。それを暗記して5分
くらいで回答するんです。授業に出ていなければ数万年かかって
も回答できないんじゃないでしょうか。自分が扱っている物の価
値を配点5点としてしまう人は優秀なペットになる。計り知れない
経済効果をもたらすと興奮している人は、人間としての尊厳を守
れるという事です。

「なんに使うのか・・・それを授業じゃ教えてくれないんだよ。
 これっていいの?」

「良くないよ。ただし大人も冗談が好きなんだよ。
 自分で気づく奴だけ上に行けばいい。これもフルイだ。
 大人って言うのは大量の子供を集めてそう言う事をやる。
 自業自得ってやつが大好きなんだ。間抜けを嫌うんだよね」

高校の勉強ですと19世紀くらいの科学で終わってしまいます。
これで満点を取れない人は古代人と同じ程度です。三次方程式の
解の公式と言うのをネットで調べてみてください。式を見てそこ
に用いられている数学記号を見ましょう。そして何時頃発見され
たのかも調べましょう。これを見て中世という世界がどれくらい
進歩していたか分かると思います。高校程度の知識をもって過去
にさかのぼって無双をしようとすると、原始時代まで遡って転生
しないといけないわけです。甘くはありませんね。

高校の勉強を全てをマスターしておかないと20世紀以降の知識に
触れることが出来ません。そのチェックとして大学は入試を行い
ます。その上で習った事を何に使うか分かってない人は芸を仕込
まれたペットと同じです。

「俺って転生したら原始人? 昭和ですらないのか・・・
 昭和の人ごめんなさい」

もし自分が習っていることの全てに対して、それが発明された背
景を調べるのは大変なんでしょうか? 

「いや・・・意外と時間かからんかった。
 面白かったし。思ったんだけど、過去の偉人と自分が繋がって
 いると感じたほうがやる気も出てくる。
 19世紀の学問で難問を作って捻りを入れて、それを解ける事を
 自慢するより、20世紀や21世紀の学問を学んで使うのじゃだめ
 なのかな?」

正にその通りなんですね。私が大学院の入試勉強をしている時に、
先生に怒られました。

「何でラプラス変換使わないの? ほら簡単だろ算数みたいだ」

「え・・・でも授業で電流の方程式を習ったので、そちらを使え
 って事だと思って。簡単な方も知ってましたけど・・・」

途中で述べた飼い犬と飼い主の話を思い出してください。
この時の先生は飼い主と同じ心境だったでしょう。
この時まで私はペットだったわけです。

「どの天才がどの天才に負けたのか?
 君が学んでいるのはその歴史なんだよ。
 そういう視点を養うためには、過去の面倒なものも教える。
 ちゃんと教えている意味を汲み取ろう」

自分で狩りが出来る力を得るというのも楽しいですし、
学問の世界で戦闘訓練を受けていると意識してもいいです。

テストで高得点を出し、入試で大学へ進学できれば楽ではありま
すよね。先生たちがこぞって訓練してくれます。しかし、その意
味さえ分かっていれば独学でもある程度は達します。

「さて、世の中を見渡してみましょう。
 本当に現代人はいるのでしょうか?」

ここまでが将来に向けての話です。
自分で何に(優秀なペット、優秀じゃないペット、現代人)なる
か決めて見たら良いのでは?

テストのための予習・復習という話はとても狭い考えだとわかる
んじゃないでしょうか。

「現代人に成るために学んでいる」

それくらい際どい話だと思いますよ。
そう思えば習う事の背景を含めて調べないといけませんよね。

他の質問で「所詮人生は顔ですよね?」という物がありました。
何といっていいやら。古代人が現代に生きてストレスを感じない
わけがないです。それすら分からない人生になってはいけないと
私は思いますよ。

以上、ご参考になれば。
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この回答へのお礼

たいへん詳しくありがとうございました。
とても勉強になりました。

他の皆さん も
詳しくありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2022/05/09 08:52

人によると思います。



自分は予習の方が向いてました。
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復習ってのは、授業を復習するんじゃなくて、


授業で聞いたことを参考にして
自分でした予習の内容を復習するんだよ。
そうやってはじめて意味がある。
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予習の方が大事、と教える先生が


多いように思います。

ワタシの経験では、復習の方が
頭に入ったですね。

理想的なのは、予習、復習、両方やる
ことですが。

ワタシは、予習を大雑把にやり、
復習に重点を置きました。
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間違えなく復習でしょうね。


今やっていることができないで、先のことができないんじゃないでしょかね。
全てがそうではないですが、いままでやってきたことの積み重ねがあって次の課題がでてくるわけです。
なので、いまやっている、もしくは過去やった問題、課題をしっかりとできるようにすべきですね。
基礎がしっかりできなくては先に進んでも意味がありませんから。
つまりは、予習をしっかりできて、余裕できたら、予習じゃないでしょうかね。
予習は二の次といったら言葉が悪いですが、まずは、復習をしっかりと完了したら予習すべきかと思いますよ。
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進学校では「予習をしっかりやって、授業は復習の役割」って習う。



その方が、身に付く。
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復習でしょうか

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どちらかというと復習かな…♪

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試験にもよるし、先生の質にもよりますからね。

先生嘘つくし。
だから嘘とも言えるしある程度本当とも言えるという感じですね。
だって将来役立てたいなら復習で覚えることもできますし、授業聞いて初めて湧く疑問もありますからね。
予習の仕方間違ってたら悲惨だし。予習して理解した気になって授業の中身うまく掴めないかもしれないし。
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