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神奈川県が渇水が少ない理由について教えていただきたいです

A 回答 (5件)

神奈川県と言っても横浜市とそれ以外で考える必要があります。



横浜市は水の確保に真剣で、ダムを設けたり、水源地近くのゴルフ場での農薬散布をやめてもらったりと結構な働きかけをします。その原資が加入金で、横浜市で上水道を引き込むときには、世帯あたり10万円が徴収されます。

横浜市以外の自治体は、多摩川、相模川、酒匂川とそれなりの水量の河川に面しているので、合同で水道事業を営んでいたはず(川崎市は微妙)。

なので、東京都の渇水で「東京に水を融通してやれ」となると、横浜市民は特に怒るわけです。横浜市と比べれば東京都なんて全然努力してないですから、千葉県の排水を浄化して飲むのは当然だろ的に諦観しています。
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県央・横浜・川崎などの水道は、県央を流れる相模川と県西を流れる酒匂川の水で賄われています。

これで県内需要の9割程度。

相模川水系
 相模ダム(相模湖)………… 4,820 万立方メートル
 城山ダム(津久井湖)……… 5,120 万立方メートル
 宮ヶ瀬ダム(宮ヶ瀬湖)…… 18,300 万立方メートル

酒匂川水系
 三保ダム(丹沢湖)………… 5,450 万立方メートル

県西部の町村はその他の水源や湧水など。
これで足りているのは、水源が豊かということなのでしょう。

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水道事業はどこの市町村も水源(湖・ダム湖・河川・湧水…)のすべてを単独で持っているわけではありません。
「神奈川県内広域水道事業団」は、神奈川県+横浜市+川崎市+横須賀市で構成する一部事務組合(特別地方公共団体)で、各市の浄水場へ給水しています。
「神奈川県企業庁(県営水道)」は、相模原市をはじめ県内の各市町村へ給水しています。

水利権が複雑に関係するので、水源の貯水量や各浄水場の給水量など、何をどのように集計した数字なのか、広報資料などをちょっと見ただけではよくわかりません。

川崎市多摩区には同じ場所に3つの浄水場があります。水源は相模川。
・県内広域水道事業団 西長沢浄水場
・川崎市上下水道局 長沢浄水場
・東京都水道局 長沢浄水場

神奈川県と東京都の間を流れる多摩川の水は東京都が権利を持っています。
東京都の水源は、多摩川水系・荒川水系・利根川水系です。

ついでに、神奈川県箱根町にある芦ノ湖の水は静岡県が権利を持っています。

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別の回答にある水道利用加入金は、横浜市だけの制度ではありません。

水道利用加入金
(戸建て住宅に新規に水道を引く場合、メーター口径25mm以下)
・横浜市  165,000円
・川崎市  165,000円
・相模原市 →県営水道
・県営水道 132,000円
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#3



>世帯あたり10万円が徴収されます。

今はもっと上がっているようですね。

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabe …
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関東の都県の中で神奈川県は圧倒的に渇水が少ない地域です。



理由は「山梨県から流れてくる豊富な河川とそれを貯蔵するダム湖を自県内に抱えているから、です。

東京の場合、水源がほしいのでわざわざ三多摩地区を東京府に編入し、多摩川水系を東京都の水源として確保しました。なので多摩川水系は渇水しにくいのですが、利根川水系は東京都だけでなく、埼玉県・千葉県・群馬県などが利用していて、取水制限がかかりやすいので都心部の特に東側は渇水しやすいです。

また千葉県は江戸川を含む利根川水系のあたりはまだましなのですが、他の地域は水源になる川が小さく短いので、貯水池などを作って対応していますが、非常に厳しいです。この辺り川が小さく短い四国の状況に似ています。
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