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歯髄温存療法は主に

水酸化カルシウムによる間接覆髄法
水酸化カルシウムによる直接覆髄法
MTAセメントによる直接覆髄法
MTAセメントによる間接覆髄法

上記のいずれかの療法になりますか?

また、上記の中ではどれが一番治療効果が高いですか?
或いはおすすめですか?

A 回答 (1件)

歯髄温存療法(AIPC)は、深在性のう蝕に対して感染牙質


(簡単に言うとむし歯)の一部を残して水酸化カルシュウム製剤
などを貼付して感染部の治癒を図って歯髄を残す治療法です。

直接歯髄保護処置(直保護・直覆・直PCap)は
感染象牙質を除去した時に神経の一部が露出した場合において
露出した歯髄に貼薬して歯髄を残す治療法。
間接歯髄保護処置(間保護・間覆・間PCap)は
露髄(神経が露出していない)していない場合に
神経を外的刺激から守る治療法。
つまり、AIPCは通常の覆髄(覆罩)とは異なります。

予後については 関保護>直保護>AIPC ですが、
そもそも対象となる歯の状況で異なるので簡単な比較はできません。
MTAセメントは優秀ですが万能ではありません。

ちなみに、AIPCは保険で算定可能(190点)で、処置後は3か月
経過観察が必要(直保護は1か月、関保護は規定なし)です。
以前に3MIX-MPというAIPCと同じような処置
(水酸化カルシウム製剤ではなく複数の抗生剤を使用)が
流行ったことがありますが、現在はあまり見かけません、
また、神経の一部を除去して(歯根部などの)神経だけ残す
生活歯髄切断という方法もあります。主に乳歯で行われますが
永久歯でも行われ年齢制限もありません。

詳細は歯科医院で確認してください。
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