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第72回NHK杯の対局より。
先手:佐々木大地 七段
後手:阿久津主税 八段
図は、92手目4七歩に▲5八金と金が逃げたところです。
ここから△4六角 ▲4三歩成 △同金直
▲同角成 △同 金 ▲3五桂 △3三金 ▲4五桂 △3二金
と進みました。
私なら、93手目△4六角に代えて、△3八角としてしまいそうなんですが、これはどうでしょうか。
これには▲2八飛でも▲3九飛でも △4八歩成 とします。
以下 ▲同 金 △6五角成となれば、桂取りとした△4六角よりいいような気がします。
また▲同金に代えて ▲3八飛としたら △同 と ▲4五桂 △4九飛
▲4三歩成 △同金直 ▲同角成 △同 金 ▲3五桂 △同 銀
としても後手がいいのではないでしょうか。
よろしくお願いします。

「NHK杯の対局で」の質問画像

A 回答 (1件)

わたくしなりに、解説をしますと、



すでに、佐々木七段が優勢の局面なのでしょうが、
この局面での☖阿久津陣の最大の急所は、6四の地点。

ここに、佐々木七段から☗6四歩と打たれると厳しい。

かといって、逆に☖6四歩と打つと、☗5二歩成、☖同金、☗5四銀と出られて、佐々木七段の駒に勢いがつき、お手伝いのような結果になる。

なので、阿久津八段は、攻防手として☖4六角と打ったのでしょう。

ちなみに、あなたが言われる△4六角に代えて、△3八角では、以下、▲3九飛、 △4八歩成、▲3八飛、 △同と、☗6四歩でしびれてしまいます。

阿久津八段としては、飛車一本ではすぐに佐々木陣を攻め倒すことはできません。

なお、☗6四歩を打たれた局面では、プロの将棋としては佐々木七段の勝勢と言ってもいい局面で、よほどのことがなければ、既に【将棋は終わっている】というような状態ですね。
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この回答へのお礼

▲6四歩かーーー!
分かりませんでした。
それを踏まえての△4六角だったんですね。
私には単に桂取りにしか見えませんでした。

もしかして 世のため人のため さんは将棋がお強いのですね(承知の上で)。
また、いいご回答をください。
ありがとうございました。

お礼日時:2022/08/21 11:48

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