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第一次国共合作から第二次国共合作までのあらずじがよく分かりません。

国民党の孫文と共産党のコミンテルンが、軍閥の段祺瑞に対抗して合作↓

孫文死後、蒋介石が引き継ぎ孫文の意向通り「北伐」を開始する↓

しかし蒋介石は元より反合作支持者の為、共産党は危機を感じ国民党を牽制↓

これにより上海クーデターがおこり第一次国共合作は破滅↓

国民党の革命軍は段祺瑞から張作霖に引き継がれた軍閥を討伐↓

色々あって日中戦争勃発↓

これに危機感を感じた張学良は西安事件を起こし第二次国共合作開始

という流れは合っていますか?最後がよくわからなくて、張学良が国民党の蒋介石を監禁して第二次国共合作が起こったとありますが、国共合作は国民党と共産党が手を組むことですよね?でも張学良は張作霖の子供なのだから、元軍閥側ということであって共産党とは関係性がないのではないかと思いました。張学良はどういう立ち位置なんですか?当時の共産党のトップは誰だったのでしょうか?

A 回答 (1件)

だいたいこんな流れ。



・辛亥革命
袁世凱が孫文と密約し、清朝を裏切り、宣統帝溥儀を騙して退位させる。
・中華民国
孫文が密約に基づき臨時大総統に就任するも、すぐ袁世凱に譲る。
・袁世凱専制
袁世凱は、密約に違約し革命勢力の根拠地の南京に政府を立てず、北洋軍閥の勢力圏の北京に政府を立て、革命勢力を裏切る。
・袁世凱死去
皇帝就任が支持されず、袁世凱が憤死する。北洋軍閥が四分五裂に分裂し、北京政府は北洋軍閥分派の抗争で政権交代が続く
・中国共産党結党
ソ連の暗躍で中国共産党が結党する。
・第一次国共合作
ソ連の指示で中国共産党が介入戦術で勢力を拡大する。容共の孫文は容認してしまう。
・孫文死去
容共の孫文が死去し、蒋介石が非北洋軍閥系軍閥を糾合し国民革命軍を編成、その圧力で国民党の権力を奪取する。
・北伐
蒋介石が国民革命軍の軍事力で北京政府打倒に乗り出す。
・南京事件
ソ連の陰謀で、国民党に介入していた共産党員が反欧米テロを引き起こす。
・上海クーデター
共産党の勢力拡大を恐れた蒋介石が共産党員を大弾圧し国民党から排除する。第一次国共合作は瓦解し、第一次国共内戦の時代へ。
・張作霖爆殺事件
張作霖は北伐軍と抗せず北京政府を放棄し根拠地満州に逃げ帰る途中で爆死する。
・張学良
容日反共の張作霖に代わって反日容共の張学良が張軍閥トップとなり、国民政府の傘下につく
・蒋介石
北京政府を打倒するも満州へは深追いせず、張学良に任せることで日本との衝突を避ける。
・満州事変
張軍閥と日本の対立が極まり、事変勃発。張学良は蒋介石の指示で満州を放棄し、共産党討伐軍に参戦する。
・満洲国建国
共産党討伐軍に参戦していた満州人が満洲国建国で蒋介石から離反する。
・西安事件
心ならずも共産党討伐軍に参戦していた張学良は、督戦にやってきた蒋介石をソ連の指示で軟禁し、第二次国共合作を強要する。瀕死の中国共産党は息を吹き返す。
・日中戦争
第二次国共合作がなり、ソ連の謀略による盧溝橋事件で日本も国民政府も泥沼の戦争に引きずり込まれていく。中国共産党は、密かに勢力拡大を図る。
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