プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1980 年代後半のバブル経済の頃 日本では預貯金金利が年7%を超えることもあり ました。 金利を7.0%として100万円の元本を複利で運用するものとします。 この とき. 元利合計額が200万円を超えるのは何年後でしょうか? (ただし、 税金は考 えないものとする。 答えは整数 (小数点以下切り上げ)でよい。 また、 計算式ある いは考え方の簡単な説明もお願いします

A 回答 (3件)

No.2 です。



#2 に書いたのが数学的な「数式」ですが、#1 さんはその「簡易的な運用式」を使っていますね。

#2 に書いた複利の元利合計の式

 A(N) = A0・(1 + R)^N   ①

で、当初の元金の2倍になる
 A(N) = 2A0
を①式に代入して

 2A0 = A0・(1 + R)^N

より

 (1 + R)^N = 2   ②

これを後でテイラー展開するので「自然対数(e を底とした対数)」をとります。自然対数を「 log[e](x) = ln(x)」と表記すると

 N・ln(1 + R) = ln(2)   ③

ここで、ln(1 + R) をテイラー展開すると

 ln(1 + R) = R - (1/2)R^2 + (1/3)R^3 - (1/4)R^4 + ・・・

となります。
ここで、R=0.07 のように 1 に比べて小さい値の場合には
 R^2 = 0.07^2 = 0.0049  ←約0.5%
 R^3 = 0.07^3 = 0.000343  ←約0.03%
 R^2 = 0.07^4 = 0.00002401  ←約0.002%
となって高次項ほど極端に小さくなるので、1%程度の精度で近似計算するには「1次項」までで十分そうです。

従って
 ln(1 + R) ≒ R
と近似して、③は
 NR ≒ ln(2)
→ N ≒ lh(2) /R   ④
となります。

ここで、金利を % で表わすために
 R =r/100
(r が % で表わした金利)
とすれば、④は

 N ≒ 100ln(2) /r ≒ 69.3/r

となります。
(ln(2) = 0.693147・・・ は関数電卓で計算してください)

この「69.3」を「いろいろな r の値で割り切れやすいように」という配慮で「72」としたものが #1 さんの式のようです。

そのときの「誤差」は、下記のサイトなどを参照してください。

https://yukinosuke35.blogspot.com/2018/11/RuleOf …
    • good
    • 0

複利計算の式を立てれば、金利 R で、最初の元金 A0 に対する N 年後の元利合計は



 A(N) = A0・(1 + R)^N

になります。
金利が R = 7% = 0.07 であれば

 A(N) = A0・1.07^N

です。

A(N) = 2A0 になるのは

 2A0 = A0・1.07^N

より
 1.07^N = 2
両辺の「常用対数」(底が「10」の対数)をとれば
 N・log(1.07) = log(2)
→ N = log(2)/log(1.07)

関数電卓をたたけば
 log(2) = 0.301029・・・
 log(1.07) = 0.0293837・・・
なので
 N = 10.2447・・・ ≒ 10.2
よって、11年以上で確実に2倍以上になります。

関数電卓は、スマホの電卓アプリでも、下記のようなweb上の電卓も使えます。

https://www.desmos.com/scientific?lang=ja
    • good
    • 1

複利効果を前提の出題ですので72の法則の問題です



72÷7=10.285…

なので約10年です
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!