アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

クラシック音楽では、例えばシンフォニ~やピアノコンチェルトは、一人の作曲家で複数を作曲するケース例が多いと思います。しかし、バイオリンコンチェルトとなると私の知る限り一曲だけです。ベートーベンもブラームスもチャイコフスキーもメンデルスゾーンも。
その理由を教えてください。

A 回答 (5件)

No.1 です。


自分で弾かない(弾けない)作曲家がヴァイオリン協奏曲を作るには、友人に「名手」と言われる人がいて、その協力が不可欠です。
ベートーヴェンはアン・デア・ウィーン劇場オーケストラのコンサートマスターだったフランツ・クレメント、メンデルスゾーンはフェルディナント・ダヴィット、ブラームスはヨアヒムなど。
でも、やはり「作りにくい」「かゆいところに手が届かない」という思いはあったのでしょうね。

一方、ヴァイオリン奏者の方は、作曲するよりも「演奏する」方が実入りがよかったようで、あまり作曲に熱心ではなかったようです。
「協奏曲」だとオーケストラパートも作曲しないといけないのでハードルが高かったのでしょう。
作曲するなら「ピアノ伴奏」でヴァイオリンの妙技を聴かせる方がはるかに「投資効果」が大きかったのでしょう。

協奏曲としては、弟子たちが弾くための曲を作ったヴィヴァルディが「四季」や「調和の霊感」を含む多数のヴァイオリン協奏曲を作っています。ヴァイオリンも上手かったモーツァルトは5曲、「悪魔のようにヴァイオリンを弾く」と評判だったパガニーニは6曲(独奏ヴァイオリンだけで弾ける「奇想曲」は24曲も作っている)、その他「作曲家」としてより「ヴァイオリン奏者」として名高かったヴィエニャフスキは2曲、ヴィオッティは24曲作っていますね。
でも、ヴァイオリン奏者が作った協奏曲は、やはり曲としては二流・三流なので演奏会の演目にはなかなか定着しませんね。
    • good
    • 1

楽器として音量がピアノより小さく、本来は協奏曲のメイン楽器には向かないからです。

音響機器もない18~19世紀だと、たくさん作曲しても演奏の機会が少なかったから商売として作曲をする側としては、ニーズがないからあまり創らなかったということなのでしょう。
    • good
    • 1

作曲家は音楽の構造に詳しくないとダメで鍵盤奏者はその点良いのだがヴァイオリンの奏法に詳しくないのでヴァイオリンコンチェルトを作りずらい。

ヴァイオリン奏者は作曲に詳しくないので自分で優れたバイオリンコンチェルトを作れない。また協奏曲というジャンル自体に大作曲家はそれほど魅力や重要性を感じていない。
    • good
    • 0

ピアノで作曲するのが基本だったから。

    • good
    • 0

自分では弾けない楽器だったから。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています