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友人が「クラシックの悲愴って良いね、心を打つね」と言っていました。
私はてっきりベートーベンの悲愴だとおもっていましたがどうも話が合いません。
「いきなりバイオリンが超高音まで上り詰めていくさまが、心が張り裂けるような気がするね」
などと言っています。

彼に
「悲愴ってどんな曲だっけ? 歌ってみて」
と言ったところ、彼が歌い出したのはチゴイネルワイゼンでした。

彼に「それって、チゴイネルワイゼンって曲だよ」と教えてあげたところ、彼は
「何言ってるんだ、この曲のどこが楽しい曲なんだ?
 この曲を聞いたら誰だって悲愴、というタイトルを浮かべるだろ?」
と反論してきました。

彼に
「その曲は確かに悲愴感あふれたイントロだけど、曲名はチゴイネルワイゼンっていうんだ
 クラシック曲で悲愴、といったら普通はベートーベンのピアノソナタ第8番 悲愴 を指して言うんだよ」
と言ったところ、彼は
「それは曲名が間違っている。この曲こそが悲愴でなくて何が悲愴なんだ!」
と悲愴な顔をして言うので、
「そういわれれば、確かにチゴイネルワイゼンも悲愴な感じがする曲だね」
と言って、黙っていました。

質問です。
なぜチゴイネルワイゼンは悲愴という曲名ではないのでしょうか?

A 回答 (5件)

日本人は、音楽などの抽象的なものに「タイトル」から入るからね。


「タイトル」で中身を理解したつもりになる。だから、中身を一言で象徴する「タイトル」を求める。
「名は体を表す」とか「俳句文化」ということなのでしょう。

欧米人の付けるタイトルは、単に「他と区別するためのニックネーム」。
その意識の違いなのでしょうね。

さらに言えば、日本語の「悲愴」と、原題であるフランス語の Pathetique では、概念や意味合いやニュアンス、そこから想起されるものがかなり違うようですね。
日本語の「悲愴」という語感に引きずられて「タイトル論争」をすると、ちょっと的外れかもしれません。
言葉には、社会的・文化的・宗教的な背景がありますから。

ちなみに、チゴイネルワイゼンは、ヨーロッパ人から見た異邦人「ロマ」(昔は「ジプシー」と呼んだが、これが差別的ということで最近はこう呼ぶ。ドイツ語で「ツィゴイナー」)の音楽を模したものであり、「ロマ(ジプシー)の旋律」という意味です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/27 12:42

》 なぜチゴイネルワイゼンは悲愴という曲名ではないのでしょうか?



作曲者(サラサーテ)に標題をつける意思がなかったから。

余談ですが、チャイコフスキーにも「悲愴(Патетическая、パチェチーチェスカヤ)」がありますね(交響曲)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/27 12:42

曲を知らないので調べたのですがツィゴイネルワイゼンって別に「楽しい曲」ではないですよね? Wikiでも出だしが「悲しげながらも堂々とした旋律」とありますし…



>なぜチゴイネルワイゼンは悲愴という曲名ではないのでしょうか?

作曲者が「ジプシー(ロマ)の旋律」と名付けたからとしか… つまりツィゴイネルワイゼンの主題は「悲しくいたましいこと」ではなくて、ジプシーの様子を曲にしましたよ、と言うことなんだと思います。(Wikiを見ると実際にジプシーの旋律よりもハンガリーの旋律がどうたらこうたらって書かれてて、実はジプシーらしさのない曲みたいですが)

また、個人的な感想ですが、ツィゴイネルワイゼンの最後って結構生き生きしてないですか? 「悲愴」だけがテーマではないからこの曲の題名は「悲愴」ではないのではないでしょうか。

パールマンさんバージョンも個人的には好きです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/27 12:34

悲愴ではないから。


友人に合わせる必要は全くないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/27 12:34

ツィゴイネルワイゼンが悲愴?何言ってるの?基地外に無理やり話合わせるのも大変だな。



ツィゴイネルワイゼン(ヤッシャ・ハイフェッツ) - YouTube
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/09/27 12:34

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