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パレスチナはイスラエル国内にあるのですか?
それともイスラエルとは別なんですか、パレスチナ国なんですか?
今の紛争を見てイエスさんも嘆いているでしょうね。
イエスさんの教えはなんだったのでしょう。!!

A 回答 (7件)

パレスタインとはもともと2000年以上前からある地名で、今のイスラエルがある地域です。

今のパレスチナ人は世界大戦前までイスラエルの地にもともと住んでいたアラブ人で、そのもともと住んでいた人たちが押し込まれた地域がパレスチナ自治区です。そしてそれはイスラエル国内にあります。
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私が理解したつもりになってるパレスチナとイスラエルです。



この地の話題を考えるには、パレスチナと言うだけでなく、もう少し引いて、今のスエズ運河あたりから、パレスチナ、イスラエル、レバノン、シリア、イラク西部、ヨルダン、サウジ西部あたりの地域に焦点を当ててみた方が良いように私は思っています。

ここではこの地域を『中近東』と呼ぶことにします。
この呼び名は、イギリス・フランス・イタリアなどの西ヨーロッパから見て、中国やインドほどは遠くない『中位に近い東の方』と言う意味だと思います。
その言葉にどの国・地域が含まれるかはあいまいなようですが、『中東』とか『中近東』と言う言葉の両方に含まれるのが上記の範囲というのは一般的なようです。



この地は古代より『アジア』『アフリカ』『ヨーロッパ』の3つの文明が栄えた地域を結ぶ交易(貿易)・文化・文明の交差点でした。

東の『アジア』方面には、遠くに中国、近くには今のイラクあたりを中心にしたバビロニアなどの国がありました。
南の『アフリカ』方面には、エジプトと言う強大な国がありました。
北から西の『ヨーロッパ』方面には、遠くローマ帝国、近くには今のトルコのあたりを中心にしたペルシャなどの国がありました。

こんな背景があると人は富を求めて支配をしたくなるものです。
つまり、ここは宗教問題を話題にする前に、国際社会活動上の重要地域だったわけです。
この背景を頭の中に入れておくのはとても大事だと思います。





現代のキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の姿が現れるまえの紀元前の時代、この中近東の地は古代エジプトや今のイラクあたりを中心に栄えた古代バビロニアという国が支配した土地でした。

そして、そんな古代からそれらの現代宗教の祖が現れたあとの西暦1~200年のあたりまでの中近東の歴史を見ると、この地では、今のパレスチナ人とユダヤ民族が様々な王国を樹立しては支配権をめぐって争ったり分裂したり滅亡したりを繰り返してきたようです。

つまり、宗教のことを言う前に、すでに争う下地があったように私は思います。





そこに現代につながる問題を作った事件が起きるのです。

西暦ゼロ年をはさむ時代、中近東はローマ帝国の支配地域でした。
その中でユダヤ民族は各地で幾度となく反乱を繰り返してローマ帝国を困らせたのだそうです。

それに業を煮やしたローマ帝国は反乱を鎮圧したのちに、ユダヤ民族が暮らしていた『ユダヤ』と名が付けられていた土地からその名を取り上げ、代わりに『シリア・パレスチナ』と言う名をつけました。

今あるパレスチナの名はこれが起源だそうで、ある意味で、イスラエルのユダヤ民族がシリアやパレスチナと相容れない関係がここから生まれたともいえるかもしれません。

その後の中近東は再び様々な勢力の支配を受けることになります。
イスラム帝国、十字軍、オスマン帝国などがその代表格でした。

その陰でユダヤ民族は中近東の地にも暮らし続けましたが、国を興してまとまって暮らすということはなかったようです。

ただ、その頃からユダヤ民族に対する風当たりに宗教色が見えてくるようになったと思います。





キリスト教の聖地はエルサレムですが、そこはユダヤ人の多くが信仰するユダヤ教の聖地でもあります。
キリスト教国が聖地を守るために派遣したのが十字軍でしたが、彼らにとっては、同じエルサレムを守ろうとするユダヤ民族は敵でした。

その結果、ユダヤ民族はパレスチナの地から追放されることになってしまったのでした。
こうしてユダヤ民族が世界に散らばらざるを得なくなったようです。

そうは言っても、今紛争で話題のガザ地区では、近代にいたるまでの千年以上に渡って、パレスチナの人々に交じり、ユダヤ民族の社会が細々ながら繁栄していたそうです。

また、後にイスラエルとシリアなどが戦争をするゴラン高原などと言う地域にも、ユダヤ民族はパレスチナの人々に交じって小さな集落を形成し、細々とですがあちこちに静かに暮らしてきたと言われています。

ですから、今の対立は現代になって起きたものと言う気がします。





第二次世界大戦が終わるまで、中近東の地は見かけ上はパレスチナの人の住む地域でした。

ユダヤ民族の多くは世界中に散らばり、中近東に残った人たちは小さな集落程度の単位で散らばってひっそりと隠れるように暮らしていたようです。

そこで起きた変化は二度の世界大戦とイスラエルの建国でした。

ユダヤ民族は家族の結束が固く、勤勉です。

そこから、産業革命以降の欧米の経済発展では、とりわけ金融や技術などの世界で中心的な役割を演じてきました。

国を動かせるほどの影響力を持つ人を数多く輩出しました。

大戦で米英を勝利に導いた陰の立役者はユダヤ民族だともいわれているほどです。

その時に動いたのがイギリスでした。

第一次大戦のあと、イギリスは国際連盟からパレスチナの委任統治権を手に入れます。
そこからパレスチナへのユダヤ民族の大規模な帰還が始まったのです。

ポーランドやロシアをはじめとした世界各国からユダヤ民族が『帰還』と称して今のイスラエルの土地に移住してくるようになりました。

そして第二次大戦が終わると、彼らが国家樹立を宣言してイスラエルと言う国が誕生したのです。





それまで自分たちの土地だったところを『私たちの国だ』と言われたのがパレスチナの人たちでした。
それも、宣言した人たちは世界のどっかから昨日今日やってきた人たちです。
『そんな勝手な』とパレスチナの人たちが思うのには同情できます。

でも、イスラエルの人たちにも言い分はあります。
『いやいや、2000年前に追い出したのはお前たちだろう』ってね。

我儘に反乱を起こして追い出されたので、どっちもどっちとも思うし、そんな大昔のことを根拠にするのもどうかとも思いますけど・・・





ともかく、中近東出身でない人々を多く含むイスラエルが建国宣言をしてしまった以上、中近東の周りの国々の人は追い出されたパレスチナ人の反抗に協力的でした。

それで起きたのが中東戦争でした。

本質的にはイスラエルとパレスチナの間の戦争でしたが、実際にはパレスチナを支援する中近東の周辺国との戦争でした。

その時、イスラエルの後ろにはユダヤ民族の影響力が響いているイギリス、アメリカ、フランスなどが居ました。

その対立に宗教色が濃く表れるようになったのは、たぶんその頃だと思います。
ユダヤ民族は西欧のキリスト教国を味方につけ、それに対抗してパレスチナ側をイスラム教国が支援するという構図です。

その結果、イランやサウジ、トルコがパレスチナ側につきました。
ヨーロッパとの関係を断ちたくないトルコは少し引いた立ち位置を取る一方、欧米に対抗意識の強いイランは強く支援しています。

そこで中途半端なのが中国とロシアです。
欧米に対抗したいのでパレスチナ側につきたいところです。
しかし、中国は国内でイスラム教徒を迫害していてパレスチナ支援国から信用されていません。
ロシアにはユダヤ民族がたくさんいるので彼らの反感は買いたくない。
なので、この二国は表立ってパレスチナ・イスラエル紛争には手を出していません。





かくしてイスラエルとパレスチナとはイスラエルの建国から4~50年の間に何度もの戦争を起こしました。

そこでは圧倒的に優位な結果をだし、イスラエルは今の国土や国際的地位を獲得しました。

イスラエルは民族性から、軍事産業や航空宇宙・IT・医療などの先端技術分野で欧米をリードする産業を育ててきたために国力は豊かなうえ、先進国に散らばった同胞からの支援も豊富というのがその背景です。

それに対するパレスチナは、世界から国としての承認を何とか手に入れましたが、国力は乏しく、中近東の周辺国や国連からの支援で何とかしのいでいるというのが現実の姿です。





今のパレスチナ国を取り巻く背景を歴史から見るとこんなところでしょう。
ことの本質に宗教色を出さなくとも説明できてしまいます。

その意味では、宗教は後付的な理由で、今回の紛争を起こしたハマスと言うイスラム教の強硬派は、ある種のパレスチナの人に言わせれば、迷惑なことを勝手に起こしてくれたもんだ、ぐらいに言われてもいい気はします。

でも、質問者さんがおっしゃる『イエスさんも嘆いているでしょうね。 イエスさんの教えはなんだったのでしょう。!!』というのはお門違いですね。

キリストさんは直接関係ないですから。





私は歴史も国際関係も専門家ではありません。
何か間違ってたら、どなたか指摘・修正をお願いします。
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No.3です。



>イスラエルは、キリスト教ではくユダヤ教ですか?

ユダヤ教が主流です。(国民の75%)

キリスト教は、キリストがローマ帝国に殺された後、ローマを中心に弟子たちによりヨーロッパに広まった宗教です。
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イスラエル建国は宗教を政治が利用した結果です。



この地は神がイスラエル(ユダヤ)に約束した地である、
それが理由です。
いわば、イスラエルの悲願の地。

第二次世界大戦で連合国側に協力する対価として、イスラエル建国を約束したのです。
これなしにはノルマンディーも成功しなかったかもしれない。
このあたりの歴史は教科書にも載ってるし、ネットで検索もできます。
日本はアメリカの同盟国なので、学校ではあまり詳しく授業しないのかもしれませんが。
昭和の頃のマスコミは、パレスチナといえば貧民、暴徒集団、アラビアの盗賊団、みたいな報道してましたから、日本人はイスラエル問題への意識は低いです。

簡単に例えれば、終戦後の日本で、ある日京都に外国人が1冊の本を持ってやってきて、ここは神が私達に与えた地だとこの本に書いてある、と言った。
その後ろには軍隊がいる、みたいなものです。
想像してみてください。
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パレスチナとイスラエルは国は別です。


過去の戦争により、イスラエルの領土が拡大してきたという事もあります。

パレスチナは、国です。
建国というか、国としての承認は新しく、2012年に国連で採択されました。
たしか、193番目か194番目の国になるはずです。

>今の紛争を見てイエスさんも嘆いているでしょうね。
イエスさんの教えはなんだったのでしょう。!!

かなりの誤解があるように思います。
イスラエルは、キリスト教ではないですよ。
ユダヤ教です。なので、国旗には『ダビデの星』が描かれているのです。
イエス・キリストは、ユダヤ教から見れば原理主義者ですよ。反逆者ですよ。
また、エルサレムという場所があるのですが、ここは、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の3つの宗教の聖地となっているのです。
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この回答へのお礼

イスラエルは、キリスト教ではくユダヤ教ですか?

お礼日時:2023/10/12 09:57

学校の世界史で習ったでしょう?


第2次世界大戦が終わったときに、世界中を流浪していたユダヤ人のため強引にイスラエルという国を作ってそれまで住んでいたパレスチナ人が追い出されたんです。
と言ってもユダヤ人は戦争中とても酷い迫害を受けナチスドイツに何百万人もの人が殺されました。また世界中の金融界をユダヤ人が牛耳っていたため米英の戦争遂行に多大な貢献をしたお礼という意味合いもあります。
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歴史的には長年パレスチナであった地域に、20世紀半ばにイスラエル国ができた、ということです。


パレスチナ人は狭い地区に居住するよう押し込められた。

米英の武力を背景にイスラエル建国したのです。
だから、それ以降争い殺し合いが絶えない。
いわば最初から血塗られた道です。
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この回答へのお礼

それは宗教的なものですか?

お礼日時:2023/10/12 08:54

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