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テロ関係の話題、みなさん飽きたかも知れませんが、ひとつ気になることがあるんです。湾岸戦争の時のようなことは繰り返したくないと政府は騒いでますが、海外でそんなこと問題視されてましたっけ?どうも湾岸戦争の時の記憶が薄いんで教えてください。それから、今回貢献するとどういう良いことが期待できるんでしたっけ?湾岸戦争以後何か問題ありましたっけ?

A 回答 (7件)

海外で問題視されたのではなく、無視されたというのが正確な表現だと思います。


多額の金を出したにも関わらず、無視されたのですから「国内では問題」となりましたが。
(もしかして、外務省かどこかのお役人の懐に入ったのかもしれませんね…笑)
他国は血を流したのに日本は金しか出さなかった、だから感謝するに値しない。というところでしょうね。
ぶっちゃけた話、海外では日本は金で何でも解決しようとするずるい奴だと思われているのです。それに対し政府や関係機関では、それじゃ世界から孤立するからどうにかしようと言っているのです。また反対勢力は世界からどう思われようが日本は一国平和主義でよいと言っているのです。

よく憲法が足かせになっているから軍事協力できないという理由を聞きますし、主張していますが、世界の一般的な認識では憲法も含め法律は不都合が生じれば改正するというのが当然のように思われているため、日本はハナから血を流す気がないんだと思われています。

おそらく今回も期待はされていないと思います。
またどうにかして強引に自衛隊を派遣したとしても、抜本的に解決しようとせず、憲法解釈の範囲内で動くことを考えれば、何も貢献できないと思います。
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この回答へのお礼

緊急回答ありがとうございます。
返事、遅くなりました。すみません。

ところで、何もしなかったら、本当に世界から孤立するんでしょうか。
回答読んでいてふと思ったことがあります。
全部日本の政治家の都合や利益が絡んで、動いているんじゃないでしょうか?
貢献するとかしないとかは煙幕で。
と書いたものの根拠がないんですけど。

お礼日時:2001/09/20 00:03

私の友人はオーストラリアに旅行中、「湾岸戦争で何もしなかった日本人」と日本語でいわれたそうです。

しかし、いつもいつも外国がどう見るかと他人の目を気にするいかにも日本人的な対応ではなく、自分の国で考え、もっとも最良だと思うことをすればいいと思います。アメリカだって世界から何といわれようと、いつもしたいことをしてるではありませんか。

日本国憲法は当時のどさくさにまぎれて創られたいいかげんなものではなく、その道の専門家達が理想の憲法として創ったときいています。何かと話題になる弟9条ですが、変えるべきは諸外国の憲法で、どの国も日本を見習って戦争の放棄を謳うべきだと思いませんか?
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。
 それにしても、生きている目的がわからないオーストラリア人がいるもんですね。そんなことを言うために、日本語達者になったんでしょうか。
 確かにアメリカ人はしばしば無茶やります。そういう点は困ったものです。
 ところで第9条ですが、テロの世の中になって、益々、画期的なものとして輝きを増していると私も思います。どさくさでできあがったものでも、私は特に気にしません。素晴らしいものが、どさくさで出来上がったとしたら、その方がドラマ性があって良いような気もします。映画にもなるかも知れない。
 でも、それを擁護している社会党(今は違う名前でしたっけ?)でさえ、理解している感じがしないのは私だけでしょうか。
 この第9条を使いこなす政治家が、明日くらいにあらわれてくれることを祈りながら眠ります。

お礼日時:2001/09/20 00:16

確かに「金は出すが血は流さない」と言われていましたね。


命より尊いものはない。
それは日本の内外問わず、同じ理念だと思います。
欧米諸国は正義の為にその尊い命さえ惜しまない。
一方日本は命が尊いが故、いかなる戦争も否定する(のが本来の日本国憲法かと)。
その「命が尊いが故、いかなる戦争も否定」を全面に主張することも出来ず、国際情勢に従うことも出来ず、議会でおろおろしている間に戦争は収束してしまった。
結局、日本は戦争も正義も平和も金で解決しようとする国民だと受け取られてしまったのでしょう。

日本はよく平和ボケ等と陰口を叩かれますが、悲惨な戦争の体験国としてその平和ボケさを全世界共通のものとすれば戦争なんてなくなるんでしょうけどね。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。
 「金は出すが血は流さない」ですか。言葉の第1印象は、何かクールでかっこいい感じがしましたが、誉められているわけではないんですよね。
 平和ボケの世界共通化って聞くと、すごく興味がわきます。江戸末期の「ええじゃないか」みたいなことでしょうか。ちがいますよね。

お礼日時:2001/09/20 00:48

『喧嘩に参加しないと仲間はずれ』にされると言うならよろこんで仲間はずれになれば良いと思います。


日本は理由と理念があって憲法で「戦争反対」をかかげてあるのにそれを他国に主張しないまま

『う~~ン、けんかはちょっとなぁ~・・』
等と言って『一応お金だけは出すよ・・』曖昧な態度をとるからせかいからなめられるのです・・・毅然としてほしい。
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この回答へのお礼

 回答どうもありがとうございました。
 しかし、そんな単純な話なんでしょうか。

お礼日時:2001/09/20 21:44

第二次大戦後、サンフランシスコ平和条約を経て、日本は西側諸国の一員として


再出発しました。

日米安全保障条約により、アメリカ軍のほぼ一方的な保護を得ることで一応の
安全を(ソ連および共産主義諸国からの)確保し、軍備に投資することなく
経済発展のみ力を注ぎ、経済的に大発展します。

しかしソ連が崩壊し冷戦が終結すると、安全保障と世界秩序の理念が根本的に
変化します。冷戦時代はソ連と対決するためにアメリカが一方的に同盟国を保護
することもありましたが、冷戦終結後は軍事力増加による経済的な負担を減らす
ため、同盟の相手国にも相応の負担を求めるようになりました。
また、世界の安全保障面での新秩序を求めて模索します。
そのアメリカの姿勢が顕著に表れたのが湾岸戦争だと思います。

アメリカは西側同盟諸国および中東の同盟国に働きかけ、いわゆる多国籍軍を
編成しクウェートに侵攻したイラクと対峙しました。しかし日本は、憲法の
制約およびこのような有事を全く想定していなかったため、支援どころかどの
ように対応すべきかを巡り、文字どおり右往左往しました。
結局、カネしか出さず政治的決断も遅かったため、アメリカを含めた関係諸国
からの避難を受けます。(下記URLを参照)

さらには、カネだけみれば必要以上のカネを供出したにも関わらず、クウェート
からの関係各国に対する感謝表明メッセージの中からも、日本の名前が外れる
という結果となります。(下記URLを参照)

http://www.hi-net.ne.jp/morry/main/report/report …
http://www.jiyuu-shikan.org/store/book/zasshi/za …


日本は戦後50年以上に渡り、アメリカの軍事的保護のもと一国平和主義を貫い
てきましたが、冷戦構造が崩壊し新秩序を模索する時代になってからは、今ま
での一国平和主義は通用しなくなってきていると私は考えています。


今、日本はアメリカから人的支援を求められています。何か見返りはあるのか
という趣旨の質問かと思いますが、目に見える形では無いだろうというのが
私の意見です。

しかし、ヘンな例えかもしれませんが今回アメリカに協力することは、将来の
安全に対する保険(しかも掛け捨ての)であると思うのです。
何の保険かというと『日本あるいは日本近辺で有事が発生した際にアメリカ
からの協力を確実に受ける』ための保険です

東アジアには、まだまだ戦争のヒダネが残っています。日本の隣の隣にある
北の某国が近い将来に紛争を起こさないという保証はあるでしょうか。
彼らが事を起こした時は、間違いなく日本も槍玉にあげてくるでしょう。

仮に日本がアメリカに非協力的な態度を貫いて日米安保が破棄されてしまった
場合、日本独自で自国の平和を守れるでしょうか。
湾岸戦争当時のクウェートがよい事例ですが、自分たちに戦争をする意図が
全くなくても、相手国が一方的に軍事的攻撃を仕掛けることはありえるのです。

そういう意味では、少しでもアメリカに「貸し」を作っておけば、将来少し
は返ってくるかもしれないという期待はあります。

今、アメリカに最も協力的な国はイギリスだと思いますが、イギリスは20世紀
中に二度もアメリカに「借り」をもっています。
(第一次世界大戦と第二次世界大戦で、アメリカがイギリスと共に戦ったことを指します)
だからこそイギリスは、こういう事態になった時に真っ先に「アメリカ指示」を
打ち出してくるのでしょう。


世界は国と国が相互に依存しながら成り立っています。他国を多く手助けすれば、
いつの日か自分の国が他国から支援してもらえるでしょう。理想論も多少混じっ
ていますが、歴史を細かく分析すればそんな姿が見えてきます。
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この回答へのお礼

 数日前に、テロに関して違う質問をしたときも、そうでしたが、いつも詳しい回答ありがとうございます。その時私は、そちらの意見にいろいろと疑問点も出したので、いい気がしていないかも知れませんが、あなたくらいの意見が出てくるのには感謝しています。
 賛成も反対も、シンプルすぎる意見ばかり出てきます。「そりゃあ専門家じゃないから」と考える人もいるかも知れませんが、一般のレベルが、今の日本の一番の問題だと思うのです。知識の問題だけでもないと思うんです。ひとつの事実から考えるだけでも、想像できる範囲はもっと広くて当然だと思います。日本のマスコミのレベルの批判も多いけど、たぶん、今の状態でリアルな事書いたら、全く無視されるんじゃないだろうか、という気さえします。政治家がああいう状態なのも、ほとんどは国民に責任があるんでしょう。
 ところで回答への疑問ですが、日本がテロの標的にならない戦略を考えた時には、平和憲法を上手く使った世界を視野に置いたメディア操作、宣伝技術が重要になると思うんですが、テロの標的にならないという目的を考えた場合でも、軍事同盟の威嚇力の方が有効だとお考えですか?これから戦争に巻き込まれる確率とテロに巻き込まれる確率の話にもなってくると思うんですが。
 また、のんきな話をして、と思うかも知れませんが、また回答いただけるとありがたいです。いろいろ参考になりますから。
 

お礼日時:2001/09/20 22:36

英国がアメリカと歩調をあわせるのは、借りがあるという側面よりも、国際社会のルールである同盟関係に忠実であるという側面が強いのではないでしょうか。

同盟関係を結んでいる以上、英国の態度は、国際政治の常識です。
つまり、米国への攻撃は、同盟国である英国への攻撃と見なすということであり、集団的自衛権が発動されるわけです。集団的自衛権という言葉は、国連憲章51条にも、NATO憲章、また日米安保条約にも出てくる文言であり、過激な言葉でも何でもありません。日本はなぜか、集団的自衛権を保持するが使用できない(最初からこういう解釈であったわけではない)という風になっておりますが、これは国際政治の歴史の中でも最もおかしな(ばかげた)冗談です。いざというときに自分を守ってくれない国と同盟関係となっても仕方ないでしょう。要するに日本の場合、私が攻撃されたときは守ってね。でも君が攻撃されたときは知らないよ、まあ後ろの方からばんそうこうくらい渡してあげるよ、武器はあげないけど。と言っているも同然です。こんなやつとお友達になれますか。

日本のメディアは、残念ながら感覚がずれておりますし、情報処理能力もありません。例えば、アーミテージ氏の"show the flag"(本来は「立場を明確にしろ」という意味)を「日の丸が見たい」とニュアンスの違う形で訳してしまうなど、同盟国の政府高官のメッセージすら正確に伝えることができません。
このような、国際関係のニュースについては、日本のメディアだけ見るのではなく、米国、ヨーロッパその他のメディアもいっしょに見ていくことが必要ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。
今回の対応に関しては、原則論よりも何よりも、日本の状況の読みとそれを分析し判断する力、もっと言うと状況をつくっていく力が、試されている局面だと思うんです。単純な戦争とも違いますから。政府のことはわかりませんが、政府の方針を支持している層は、テロ組織撲滅などと語っていますが、アメリカでさえ、かなり慎重な目標修正をしている中で、あまりに楽観的な見方ではないでしょうか。
 米国、ヨーロッパのメディアについて話が出ましたが、米国のメディアはほとんど戦時下の検閲体制のようだと思いませんか。一方、ヨーロッパのメディアをチェックしていると、日本の行動が、たのヨーロッパ諸国に比べて、あまりに戦略や駆け引きや慎重さに欠けると思いませんか。
 どうも日本が、目標設定を何にしているのかから、よくわからないのです。

お礼日時:2001/09/27 23:00

馬鹿にされると言うことはいろいろな面に影響があるのでは? もし何事にも毅然と出来る国家であったなら、内政干渉もされないでしょう。

日ごろ米国に楯突いているフランスが今回はいち早く ウイ アー アメリカン と大統領が言ったとニュースで聞いて感心した自分が居り、NHKのアメリカの中東いじめの歴史番組を見て関口宏や久米宏の両氏を反米派と決め付け憎んでいたのに、自分が半米側に洗脳されました。もう手に負えません。
自衛隊員の妻が子供のためにも夫の支援参加はいやだと言います。
世界からもしつまはじきになった時の次世代の苦労は父親の受傷や生命より小さいですか? だとしても次の次世代になるとおじいちゃんの問題より世界の虐めが辛くなるのでは?
交通事故死者数とテロ犠牲者数とで考えれば、泣き寝入りも選択肢でしょうが、それでテロがなくなる保障もありませんし。交通事故もなくなりません。
もう解りません。たすけて。○○の神よ!!
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 ほんとに「もう解りません」ですよね。政治家もひとりとして、きちんとした方針みないなこと喋ってくれないし。日本の政治の世界はハト派同好会とかタカ派同好会とか新ナショナリズム同好会などの雑談会のようにしか見えません。まあ、関係ないところで、いろいろ駆け引きはあるんでしょうが、そんな状況で派遣される自衛隊は、文句を言いたくなると思います。
 ずっとやり取りを見ていると、国際的に恥ずかしいから軍事協力しろとか言っている勢力も決して自分もそこへ行ってやるとか言う覚悟なんかはありませんよね。みんな本心に正直になって、日本は軍事的なことなんか協力せずにすむような国際的な戦略を毅然とした態度で執行できる政治家をつくることにするのが、一番いいのではないでしょうか。当然、テロのターゲットにならないことも戦略の中にきちんと含めつつ。滅茶苦茶守りが強い国、リスクや争い事を未然に避ける戦略に長けた国、そういう国になるということで、だめなんでしょうか?

お礼日時:2001/09/30 20:52

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