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ニューイヤーコンサートを見てましたが、ヨハンシュトラウスの曲は、第一バイオリンは殆んど休みがない印象でした。
ヨハンシュトラウスは管楽器にメロディを歌わせてバイオリンは休みませる、合いの手程度という発想はなかったのでしょうか?

A 回答 (5件)

管楽器が弦と同等の存在感を示したのは、色彩的なオーケストレーションが幅を効かせた主に近代以降の管弦楽曲です。

それ以前は、一見管楽器が華やかなイメージのワーグナーやチャイコフスキー等であっても、やはり殆どは弦楽中心で、管は色添えやここぞとばかりの時だけに出てくるものという趣です。
近代以降のオーケストレーションの管と弦の重みの違いがわかり易いのがラヴェルのボレロで、むしろ管楽器が多くの場で花形で、弦楽器が旋律を歌い上げることは少なく始終色添えにまわっています。
古典時代には弦以外の多くの楽器が性能的な理由から活躍控えめだったのですが、徐々に性能が向上し、華やかなオーケストレーションが近代で花開いたということもあるでしょう。実際、近現代音楽でも古典的な傾向が強い作品ほど弦楽メインで進んだり、室内楽も弦楽を選んだりするという傾向はあるかと思います。
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No.3 です。


質問者さんは、ひょっして「曲を、メロディだけを追って聴く」ような聴き方をしていませんか?
ヨハン・シュトラウスの曲は、メロディが優雅に流れる曲作りなので、そのメロディはほとんど第1ヴァイオリンが分担しています。

それに対して、特に近・現代の曲は管楽器・打楽器が活躍する色彩的な曲が多いです。その場合には、目が(耳が)管楽器に向きことも多いでしょう。
ただし、その管楽器のメロディの裏で、弦楽器が何をしているのかにもしっかり目と耳を向けて見ましょう。弦楽器はほとんど休んではいないのです。

ヨハン・シュトラウスの場合だって、「美しく青きドナウ」では最初の序奏では1分以上ヴァイオリン以外がメロディを演奏しています。
(その間、ヴァイオリンはトレモロで「ドナウ川のさざ波」を弾いています)

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モーツァルトやベートーヴェンの交響曲だって、第1ヴァイオリンには殆んど休みがありませんよ。


第1ヴァイオリンに限らず、弦楽器にはほとんど休みがありません。

管楽器が主体で演奏しているような場面でも、弦楽器が支えていることが多いです。

ベートーヴェン「運命」
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シュトラウスの曲は短いですからね。


それに演奏が続いていれば「休む」なんて無いですよ。自分の出番がなくても、神経を張り巡らせて常に次のタイミングを見計らってないといけませんから。
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なんで?


バイオリンって一番の花形ですよ?
休ませるという発想は誰にもないでしょう。
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