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バイオリン協奏曲のオケ部分をピアノアレンジしたらバイオリンソナタですか?

A 回答 (3件)

いいえ。


ピアノ編曲版のヴァイオリン協奏曲でしょう。

音大の学生さんは、ピアノ伴奏でヴァイオリン協奏曲をレッスンするようです。
ピアノ協奏曲や他の楽器の協奏曲のオーケストラ部分もピアノ伴奏です。
もちろん、声楽でオペラのレッスンもピアノ伴奏です。
ちなみに、「指揮」のレッスンもピアノ奏者を相手に行うようです。

曲のタイトルは作曲者が決めます。
プロコフィエフの「ヴァイオリン・ソナタ第2番」は、オリジナルのフルート・ソナタをヴァイオリン奏者のオイストラフに頼まれてヴァイオリン用に転用したものですが、作曲者が「ヴァイオリン・ソナタ」と命名したのでそう呼ばれているのでしょう。作品番号は同じです。


https://www.youtube.com/watch?v=wOgAeGMxoz8


ちなみに、古典派以降は協奏曲も第1楽章はソナタ形式であることが多いです。
オーケストラ伴奏の独奏ヴァイオリン曲、たとえばサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」などは「急~緩~急」の三部形式ですが、ソナタ形式ではないので「協奏曲」とか「ソナタ」とは呼びません。
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No.2 です。



20世期初頭までは、現在のように「レコード、CD」といった録音を聞くとか、テレビ・ラジオのような広報手段がなかったので、音楽は「その場で生を聞く」しかありませんでした。
そんな環境ではオーケストラの演奏を生で聴ける人はほんの一握りでしたから、「交響曲」に接するには「ピアノで演奏したものを聞く、あるいはピアノ用にアレンジされたものを自分で弾く」ことが多かったようです。
なので、作曲者自身が「宣伝、プロモーション」用にピアノ用にアレンジしたり、弟子たちがアレンジすることが多かったようです。
ベートーヴェンの交響曲をフランツ・リストがピアノ用に編曲したものが有名ですし、ブルックナーの交響曲は弟子たちがピアノ用に編曲し、第3番は若きマーラーがピアノ用に編曲しています。

これらの「ピアノ用に編曲した交響曲」を「ピアノ・ソナタ」と呼ぶことはありません。あくまで「ピアノ用に編曲した交響曲」です。

ベートーヴェン作曲/リスト編曲・交響曲第9番

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協奏曲はソナタ形式に近いもの、あるいはソナタ形式のものもありますが、具体的には協奏曲とソナタは別物です。



交響曲をピアノ独奏にすればピアノソナタと呼べるでしょうが、バイオリン協奏曲の管弦楽をピアノにすると何と呼ぶのか私にはわかりません。そもそもバイオリン協奏曲にソナタのような明確な形式はないからです。形式はない(バイオリン&管弦楽という編成上の特徴だけ)だから「協奏曲」としてソナタとは分けてるんではないかと。
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