No.7ベストアンサー
- 回答日時:
H2 + O3 → H2O + O2のような直接的な反応はほとんど起こらないでしょうが、水素分子の解離エネルギーは4.47eVで紫外線領域にあるので成層圏ではオゾン生成と並行して水分子やOHラジカルが生成され、問題のようです。
オゾン分解反応に関与する活性種としては、水素酸化物(H、OH及びHO2)や塩素酸化物、臭素酸化物があり、これらが触媒のように働いてオゾンを分解するので、特に厄介なものとされています。論文や英語のサイトに詳しい反応が出ています。
ご存知のようん、オゾン層は紫外線吸収層として働いていますが、それだけではありません。紫外線が持っているエネルギーを吸収して上層(オゾン層)の温度を高く保ち、大気の安定分布を形成します。そのために対流が起こらず成層圏ができています。オゾン層が消えて成層圏がなくなったら対流は今の数倍上空まで達します。そうなったら、今騒いでいる気候変動などはやさしく見えるかもしれません。
No.6
- 回答日時:
No.5です。
> 水素をソーラー発電で水の電気分解で作っていると仮定すると
太陽光は自然エネルギーなので、
自然エネルギーを利用して生産された水素、と言う事になります。
> 水素そのものに温室効果があると考えられていますか?
水素自体には、大気中に有っても、温室効果はありません。
> そもそも、水素と大気は反応するのでしょうか?
とある文献では、次のように記されています。
「大気中のメタン、オゾン、水蒸気など様々の物質と化合し、
その時に出る反応熱が大気を加熱し地球を温暖化させる。
」
> 上空数千km以上になると水素が主成分*とあります。
水素は一番軽い気体なので、
大気中を通過すれば、最高位に滞留すると思います。
No.5
- 回答日時:
No.3です。
水素を人が利用するのは、そのエネルギーを利用するためです。
漏洩した水素の大気反応熱は、エネルギーとして利用できず、
温暖化を進めるだけの、無駄な消費になるだけ、と言う事です。
水素をソーラー発電で水の電気分解で作っていると仮定すると温室効果は無いということでしょうか?それとも、水素そのものに温室効果があると考えられていますか?
また、そもそも、水素と大気は反応するのでしょうか?私は拡散により大気組成はどこでも同じだと思っていたのでいずれは光で反応すると思っていました。ただ、mimon01さんの回答が気になり調べていると、上空数千km以上になると水素が主成分*とあります。つまり、反応することなく上昇し地球大気圏の外に出るため(どの程度の割合?)、温室効果はそもそも発生しないのではないでしょうか?
*https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83 …
数千km以上では水素が主成分
No.4
- 回答日時:
No.2です。
お礼を拝見しました。気体も相互拡散します(気体の方が拡散係数は大きい)ので、1kmくらいの高低差であれば濃度差は無視できますが、その僅かな濃度勾配でも100km単位で積み重なると組成が大きく変わってきます。
水素の場合は非常軽いので、地球の重力を無視して何千kmも上空まで昇って行き、一部は宇宙空間に逃げて行きます。
No.3
- 回答日時:
No.1です。
失礼しました。
とある文献によれば、
大気中に漏洩した水素による大気中物質との化学反応熱は、
CO2による温室効果の33倍にもなる、とのことです。
今後の水素利用の拡大を見れば、
数十年後には温暖化が急激に進む可能性があるという報告もあり、
如何に水素漏洩を防ぐかが課題になるようです。
再度、回答いただきありがとうございます。水素の反応熱は地球大気圏内であればどこで燃やしても発生しますのでそれは関係ないかと思います。仮に、特定の方法や場所で反応させることで膨大な熱を出すならその性質を利用して発電できるような気もします。ちょっと言っている意味がよくわからないです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 水素社会について、水素に寄る温室効果はどの程度ありますか? 5 2023/08/29 07:31
- 化学 【次世代環境破壊物質】次の時代の人間が故意に作り出す環境破壊の社会問題を担う次世代の環境 1 2024/01/07 10:26
- 化学 水分子について。 水は化学式でH2Oと表せますが、化学反応式になると 2H2+O2→2H2Oになりま 3 2023/02/15 15:38
- 軍事学 例えばよ?中性子爆弾とかあるじゃん? 核爆弾みたいなやつ あれ地球外の無重力下では無意味だから水素反 4 2023/04/02 01:56
- 化学 水素ガスは大気中に出るとどの様になりますか? 2 2023/10/16 23:53
- 環境・エネルギー資源 水素燃料を精製するならば、下水汚泥から水素を抽出したほうが良くね? 2 2024/01/15 19:51
- 化学 【化学】トリチウムは三重水素なのに水素水と違って水素がすぐに気化して大気に放出されず 4 2023/08/30 23:47
- 政治 地方は「水道管」ではなく「井戸水」で給水した方が良いですよね? 15 2024/01/31 09:55
- 化学 容器なかの気体の分圧を求めたいです、 3.5m3の容器に800℃の温度で 毎時3.5m3(供給は室温 1 2022/05/08 08:58
- 化学 なぜ、水素がエネルギーとして注目されているのでしょうか? メタンやアンモニア、Mgではダメ? 8 2022/07/04 21:30
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
-
「環境が人を育てる」って本当?環境によって人格や生き方は本当に変わるのか
環境が人生に与える影響は実際どれほどのものなのか、専門家の田宮由美さんに伺った。
-
S・ホーキングは世界的に有名ですが、ノーベル賞は貰ってない、ことを知りました。 有名なほどには、業績
物理学
-
遠心分離と拡散は矛盾しませんか?
化学
-
分子の種類は本当に無限ですか?
化学
-
-
4
1mAやそれ以下で作動していると実感できるモノは何がありますか?
工学
-
5
常温で置いていた炭酸水を開けて「プシュ」ってなった瞬間に少し冷たくなっている気がするんですが、 これ
化学
-
6
温かい水が下に行かない理由
物理学
-
7
数学の法則を発見しました
数学
-
8
計算ソフトでの計算精度について
計算機科学
-
9
メタン 呼び方
化学
-
10
昔の市電のパンタグラフのことですけど、・・・・・
物理学
-
11
西暦2100年は、どうしてうるう年にはならないのですか? 西暦年号が100で割り切れて400で割り切
その他(自然科学)
-
12
三角関数の変換で納得いかないところがあります
数学
-
13
月を人工的に作り金星近くにあるとすれば金星の4分の1の大きさであるとするならば 金星は人間が住めるほ
宇宙科学・天文学・天気
-
14
金星を衛星で最初に撮影した国は、ソ連だそうで、送られてきた金星は青色だったため、これをそのまま世界に
宇宙科学・天文学・天気
-
15
原子とは?満点が貰える答えを教えて下さい。
化学
-
16
月が地球の周りを回る運動で、月の運動量は保存されますか??月の軌道は円です。 私は保存しないかなって
物理学
-
17
電流が流れている物にも、帯電は起こるのか?
物理学
-
18
アルカリ金属の、リチウム、ナトリウム、カリウムの中で最も密度が大きいのがナトリウムなのはなぜでしょう
化学
-
19
醤油から塩化ナトリウムを取り出し、塩化ナトリウムであることを確認する方法
化学
-
20
高一です。 分留と蒸留の違いがよくわかりません。 ワインからエタノールを取り出すのは分留なのでしょう
化学
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
なぜ水素イオンは陽イオンなの...
-
水酸化ナトリウムとアルミニウ...
-
アルカンにおける水素の分類に...
-
化学の問題です。 分子式C5H10...
-
化学式 D とは
-
ブタンのモノ塩素化・臭素化
-
化学の質問です。
-
高校化学、芳香族化合物の命名法
-
電解質水溶液を食塩水とする電...
-
水素ステーションに運ばれて来...
-
質量数12、原子番号6の炭素Cは...
-
酸化銅が水素で還元できるのは...
-
化学の異性体
-
中2理科。 化学式と元素記号の...
-
水素の熱分解
-
水の電解における電流密度と水...
-
水素を虫メガネで燃焼できますか?
-
水素2.0molを完全燃焼させた化...
-
H2Oは何故、酸素結合とは言わない?
-
水素発生反応機構について
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
化学の問題です。 分子式C5H10...
-
アルカンにおける水素の分類に...
-
化学式 D とは
-
なぜ水素イオンは陽イオンなの...
-
水素社会で水素はオゾン層を破...
-
水の電解における電流密度と水...
-
フィットネスジムで水素水のサ...
-
中2理科。 化学式と元素記号の...
-
NMRが(>o<)…
-
シュウ酸水素カリウムについて
-
メチルアミンの窒素の混成軌道...
-
気体の分子サイズについて
-
「ハロゲン化水素の酸の強さはH...
-
ヒ素試験(日本薬局方)の原理...
-
水酸化ホウ素ナトリウムの還元...
-
H2S, PH3の結合について
-
有機化合物 構造異性体
-
うちの社長がブラウンガス(HHO...
-
高位発熱量と低位発熱量の関係式
-
リン酸(燐酸)を中和する際に...
おすすめ情報