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最近の漫画って妙に微細で限定的な「能力」バトルものが多いですよね。

この個々の「能力」を駆使して戦うってのは古くは「サイボーグ009」、さらに細分化し確立そして模倣されたのが「ジョジョの奇妙な冒険」だと思うんですが…

その「ジョジョ」における「スタンド」的能力を倣った作品が多い気がしますが、これってどーなのでしょう?多作品で「能力」の食い合いをして、新能力の余地がないものだから、とりあえず、重箱の隅をつつくような能力を出してるような…
以前のような単純格闘漫画はもううけないのでしょうか?そして「単純格闘」「能力バトル」ではなく、斬新な「バトル」漫画ってどんなのを考えますか?皆さんの意見としてお聞きしたいです。

A 回答 (2件)

高いレベルの者同士の戦いは、それをみる者を魅了します。


古今、マンガは、その魅力を書き出そうとしてきました。
最初の頃は、単純に「技」に目が行き、それが必殺技の表現となったように思います。
最初は強力だったこの表現も、強力ゆえにインフレをおこして、現在では、必殺技の応酬は当たり前の表現となりました。

最近は、戦いの「駆け引き」を取り入れた作品が増えた気がします。
「技」が観客の視点であるのに対し、「駆け引き」は、戦いの当事者の視点と言えると思います。
実際、格闘でもスポーツでもゲームでも、やると判りますが、駆け引きが可能なレベルでの戦いは、実に楽しいものです。
ただ、この体験、当事者以外には非情にわかりにくい。何しろ、同じ経験、あるいは、そのことを凄いと思える知識の前提が必要です。

それゆえに、この手の表現に成功している作家さんはほとんどいません。

説明が必要なので、助長になりがちですし、かといって軽くすると魅力がわかりにくい。なにか凄そうなことをやった表現でお茶を濁すことも出来ますが、これでは必殺技と変わりない。話のネタをひねり出すのも、ただ必殺技で演出するより何倍も大変。なにより、話として面白くないといけない。実に難しい。

真に「駆け引き」表現が出来る作家さんが出た時、斬新なバトル漫画が生まれる予感がします。
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この回答へのお礼

「駆け引き」これなんですよね。
最近の傾向として奇をてらった「能力」を描きたいが為に、作者本位の限定性や制約やシチュエーションを作ってますよね。能力を限定、細分化することによって、逆に後付けで「万能」になってしまってます。「駆け引き」てのは誰にも理解しうるものであってほしいですね。
なんかこんなこと真剣に考えてしまってお恥ずかしいのですが…作家志望として意見を参考にさせていただきます。ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/23 16:42

ジョジョは超能力をキャラクターでビジュアル化した点で斬新でした。

ただ後半になるにつれて、能力がややこしくなりワケが分からなくなりましたが・・・。
超能力の斬新バトルっていうと、もう30年以上も前の漫画ですが横山光輝先生の「バビル2世」につきる気がします。
念力を現すのに岩石を飛ばしたり、エネルギーをぶつける衝撃波とか。闘っているうちに疲労するとか、三つの僕と呼ばれるロボットが、超能力の強い方(念じる力?)に操られるなど、オールマイティでないところも面白かったですね。
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この回答へのお礼

「バビル2世」の超能力描写は確かに格好良かったですね。当時は斬新だったのでしょうね。お礼を入力しながら「斬新な」バトルを考えてみましたが、やっぱり思い浮かびません。どーしても「スタンド」的な能力しかないのですかね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/23 16:48

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