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こんにちは。
私は社会学部に所属していて、卒業論文のテーマを練っているところなのですがなかなか良いものが思い浮かびません。皆さんの力を貸してください。

◎テーマには幼い頃から研究していた坂本龍馬を関連させたいと思っています。
◎「社会学」と結び付けなければいけません。
◎私なりに考えたのは“坂本龍馬で見る現代社会のあり方”⇒坂本龍馬が現代に生きていたら今の政治や他国交流についてどのような見方をし、またどのように動かしていくか考察する  というものなのですが、果たしてこれが社会学に結びつくのか、また正しい考察が出来るのか定かではありません。

私としては「坂本龍馬」をメインでやっていきたかったのですが、どうしても社会学に結びつけることが出来なくて・・・良いアドバイスをお待ちしております。

A 回答 (1件)

楽しそうで、うらやましいです。


私のアイディアは、ずばり、「坂本龍馬の社会学 ーー戦後日本における『龍馬』像の成立と変遷」です。おお、かっこいい!

社会学の卒論ということですから、ただの自己主張の作文では面白くありません。やっている本人もつまらないでしょう。そこでこの卒論テーマは、龍馬その人の実像にせまるのではなくて(そんな作業は不可能、あるいは文学の仕事です)、龍馬好きの日本人がどんな風に龍馬をイメージしてきたかを追いかける実証研究です。これなら社会学で許してもらえるんじゃないでしょうか。

題材は(ちゃんと自分で工夫して増やしてくださいね)、ビジネス書、ビジネス雑誌、映画、ドラマなど。戦後の復興期、高度成長期、石油ショック以後、バブル期、バブル以後と、時代の転変に応じて「龍馬」の語られ方が変わっているというのが大仮説。基本は「司馬龍馬」でいいでしょう? このところ司馬流の明治国家史観がいろいろ議論されているから、そこにのっけて枠組みをつくる、とか(だいたい、司馬以前に龍馬なんて知られていたの? これも大問題)。
実証研究ですから、資料を集めて分類して数えて並べることが大切。卒論最後の5ページくらいで、少しだけ、『自分にとっての龍馬』を語ってもいいことにしましょう (^^;

参考に、社会史の大物、井上章一さんの本を挙げておきますね。実証的であって、面白い。と思います。 出版社とかは、探してください。
・つくられた桂離宮神話 講談社学術文庫
・パンツが見える。 羞恥心の現代史 朝日選書
・美人コンテスト百年史 芸妓の時代から美少女まで 朝日文芸文庫
・南蛮幻想 ユリシーズ伝説と安土城
・霊柩車の誕生
・阪神タイガースの正体
ほかたくさん。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧な回答、有難うございました!!
とても楽しそうで、自分自身興味があるテーマです。
確かに司馬遼太郎が取り上げる以前、坂本龍馬の知名度(人気?)は低かったとどこかで聞いたことがあります。
龍馬のカリスマ性は人々の希望により作られたものなのかもしれませんね。
担当ゼミの教授と相談しつつ、antoninus64さんの案を参考に練ってみたいと思っています。

お礼日時:2005/05/27 17:04

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