映画のエンドロール観る派?観ない派?

このカテゴリーには適切ではないかも知れませんが、医療関係の方のご意見を伺いたくて、こちらに投稿させていただきます。

知り合いに、研修期間を終了した後、どこの病院にも所属せず、いくつかの病院の外来や健康診断、当直などのアルバイトのみに頼って生活している医師、いわばフリーター状態の医師がいます(現在30代の男性)。
今のところは、それなりの収入があるようです。
しかし、今後、ずっとこのような生活は続けられるものなのでしょうか。医師のバイトに年齢制限があるということはないのでしょうか。
また、このような生活では社会的な信用がなく、クレジットカードを作れない、あるいはローンを組めないなどの不利益をこうむるものなのでしょうか。

医師のアルバイトについて何かご存知の方がいたら教えてください。

A 回答 (5件)

今後もフリーター医師は増えるのではないでしょうか?医師の過酷な労働条件,重い責任と低賃金,すすまない周囲の理解など,逃げ出したいのはすごくわかります。



●厚生労働省は大学の医局の力を弱めようとしてしてます。大学を卒業した医師が,外の病院で研修にするマッチングシステムが一例です。大学は地方病院に医師を派遣していましたが,医師の減少で地方からの撤退が相次いでます。研修医はいい研修を求めて大都市へ移動してます。

厚生労働省は「労働市場」があるのだから,各病院の努力で医師を確保しろ,大学の医局に頼るな,といってます。でも大学の半強制力があったから地方に医師が行っていたのです。40,50才代で子供も大きくなったら「なんとか村」ではなく大都市に住みたくなりませんか?結果,大都市と地方の医師数の格差が広がり,地方医師の勤務は悪化,さらに医師が来なくなるという悪循環になりつつあります。

大都市で余った医師は,「住む気はないけど短期でバイトくらいなら」と言うことで地方でバイトをします。これ専門の医師も今後もさらに出てくるでしょう。

●日本の医師の労働条件はOECD加盟国の下から4番目です。現時点で最低ランクで,いま韓国とトルコに抜かれる所です。アメリカは医療改革の際,「これほど屈辱的な条件で医師を働かせることは出来ない」といって日本式の医療経済導入を却下しました。

●#1の方の「内科とかでなくガンの発生しない眼科、耳鼻咽喉科、なのでは?」と言うのはいただけませんね。耳鼻科は喉頭癌,口腔底癌(親方の病気でしたね),上顎癌など癌を扱っております。大学病院では耳鼻科は「耳鼻咽喉科,頭頸部外科」を標榜している所も多いはずです。

耳鼻咽喉科の癌の手術は,再建手術なども多く脳外科の次に手術時間が長いと言われています。耳鼻科は簡単に見えるのでしょうか?どうして誤解されるのでしょう?

●WHOで日本は健康度1位を達成しております。しかし医師の労働環境はひどいものです。アルバイトオンリーでも良いでしょう。正直考えなくもないです。ただ長期的には不安定ではあると思いますが。

長文失礼いたしました。
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この回答へのお礼

知人のフリーターの医師は口癖のように、
「あのまま続けていたら死んでいた」と言います。
ちょっとオーバーなのでしょうが、実際、日本の医師の労働条件が最低ランクになるほど厳しいものだとは知りませんでした。

丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2005/06/06 14:26

こんにちは



これは、雇う側がどう考えているこが問題だと思います。私は大学医局に所属していますが、あるバイト先の市民病院の院長が言っていたのですが、「ある先生がこの地方の生まれで今勤めている病院を辞めるから雇って欲しいと言われたけど、今現在どこの医局にも所属していないから断った。」とのことです。しかし、その先生の専門科は私と同じで、バイトを雇っているくらいで常勤が0人の状況です。どうして断ったのか聞いたところ、「医局に所属していないと雇った後にその先生に問題があったときに代わりの医師を派遣してもらえなくなるから。」だそうです。
つまり、市民病院などの公的病院は病院側から解雇できないために採用時に慎重になります。アルバイトはまた別の問題になりますが、やはり大学医局か民間医局に所属していないと継続は難しいのではないでしょうか。同じ給料なら30代の新しい知識も体力もある医師を選ぶでしょうね。医事新報をみるかぎりはまだまだ医師の欲しい病院はいっぱいありそうですが…。

あと、常勤医と比べて問題があるとしたら国民健康保険か医師会に加入して医師国保になるので保険料が高くなることくらいでしょうか。勤務医であれば社会保障がしっかりしていますし、年をとれば給料は上がって仕事はやや減りますからあえてフリーターになろうという人は少ないのではないでしょうか?

これは、地方・都市部で事情は異なりそうですが…。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2005/06/06 14:08

仲間内でもよくそういう話題が出ます。



アルバイトで収入が確保できれば、現在の生活に困ることはないでしょう。
ただ、よほどの向上心がないと、いつか時代遅れの医師となってしまう可能性を秘めています。

当直や検診で診た患者さんのその後の経過を知ることが出来ないと、自分の診断が合っていたかどうか、どういう鑑別をすべきであったかという学習ができなくなります。
検査や処置も他の先生との交流が少ないため、自己流になりがちです。
新しい検査や処置について学ぶ機会が減ります。

多くの医師が、過酷な労働条件で働いていてもアルバイトの道を選ばないのは、アルバイトを始めた途端スキルアップをするのが難しくなるからでしょう。
50歳、60歳でもアルバイト先はありますが、30歳台の知識や技術で行うのはかなり無理があります。
医療者にやっかいもの扱いされるのは嫌ですし、何より実力の伴っていない状態で患者さんを診るのは自分の良心が痛みます。

アルバイトをしながら、当直先で自分の診た患者さんの経過を知るように努め、学会や医学雑誌、論文で最新の医学についての情報を得、新しい検査や処置について有名な病院に勉強に行くくらいの向上心があるのなら、アルバイト生活も悪くないと思います。

一生アルバイトを続けられるのなら、自力で勉強し続ける覚悟はいると思います。
アルバイトは一時的で、新しく事業を始める準備をされているのなら今のままでもいいと思いますが。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
アルバイトはできたとしても、時代遅れの医者になってしまう可能性もあるのですね。

医師を続けるというのは大変なことなのですね。

お礼日時:2005/06/06 14:03

>生活では社会的な信用がなく


⇒医師免所得だけで信用が着きます。

カード・ローン・・・・問題ありません。ローンは貯金残高の確認とか、入金状態でOK。

>医師のバイトに年齢制限
⇒有りません。あるとしたら、その病院だけの規則でしょう。

>研修期間を終了した後、どこの病院にも所属せず
⇒技術系なら腕は上がらないし、知識も増えないという事は有ります。

30歳代なら、まあ・・・一生大丈夫でしょう。
ただ、医師会も以前と違い、医師数が不足していると認め始めてきましたので、数が増えてくると、今よりもは少しはし難くなるでしょうが、問題は無いと思われます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
医師ってそういうものなのですね。

参考になりました。

お礼日時:2005/06/06 13:58

知人の医者がバイトやっています。


バイトは可能だと思います。
日給10万とかですよね。

今後というのがどのくらいかはわかりませんが
週2日*4週間でも月給80万ぐらいになるので
時給1000円程度のフリーターとは全然違います。

本人がまともに働くと夜勤や急患などで大変だから
こういう方もいます。
年齢制限もないと思います。

しかもも内科とかでなくガンの発生しない眼科、耳鼻咽喉科、なのでは?
皮膚科も人気ありますね。
人気という表現は不適切かもしれませんが。

クレジットカードについては不明ですが十分な年収があるので
特に問題ないかもしれません。
派遣社員でも作れるぐらいですから。
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この回答へのお礼

こんにちは。
参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/06 13:52

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