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大気中のNO2(二酸化窒素)の環境基準って、
「一時間平均値による一日平均値が0.04~0.06ppmまでの
ゾーン内またはそれ以下であること」とされていますが、
なぜ、一定濃度範囲のゾーンで定めているのかが
よく理解できません。
どなたか、ご存知の方がいましたら教えてください。

A 回答 (2件)

詳しくはないのですが、お役に立てていただければ幸いです。



「一時間平均値による一日平均値が0.04~0.06ppmまでのゾーン内またはそれ以下であること」なのかと申しますと、それは苦肉の策なのです。二酸化窒素の削減は難しく、公害対策基本法の制定されたころ(確か昭和45年頃)からあまり顕著に削減されていません(それでも近年は減少しているようですが)。そこで、本当は0.04ppm以下に設定したかったのですが、それは難しく、百歩譲って0.06ppm以下までなら目をつぶろうという感じなのです。ゾーン内は本当は好ましくない、しかし、仕方がない、本来ならば、0.04ppm以下が好ましい。実際、自動車排出ガス測定局による測定結果が0.04ppm以上の年もあります。

うまく説明できなくて、申し訳ないです。かえって、混乱させてしまいましたね。
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この回答へのお礼

有難うございます。やはり苦肉の策なのですかね・・。

お礼日時:2005/06/16 00:32

別に詳しい人でもないですが、答えがないようなので私見を。


NO2の環境基準は53年にそれまでの0.02から改訂されました。
改訂の説明は下記にありますが、要するに0.02は科学的根拠がはっきりしない時点で決めたもので、きびしすぎたからゆるめるというものです。

http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3? …

ゾーンでの設定の意味としては次のように言われています。
 0.06を超えている所
「原則として7年以内に、0.06ppmを達成するよう努めること」
 0.04-0.06の所
「原則として、このゾーン内において、現状程度の水準を維持し、又はこれを大きく上回ることとならないよう努める」
(0.06にゆるめるのではないということ?)

0.06にゆるめることへの反発を回避するためにこのようなわかりにくい形になったものと思います。

現実には、環境省も(1日平均値の年間98%値が0.06ppm 以下の測定局)を環境基準達成局として集計しており、実質的基準は0.06ではないでしょうか。
http://www.env.go.jp/air/osen/jokyo_h13/
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この回答へのお礼

有難うございます。URL参考になります。

お礼日時:2005/06/16 00:38

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