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植物の根で水分を吸収する原理は、根の中心にいくにしたがって細胞の浸透圧が大きいからだ、と参考書に書いてあります。それはいいとして、最終的に水分は道管に入らなければいけないわけですが、道管のなかには水が流れているわけで、まわりの細胞よりも浸透圧は低いと思うのですが、道管のなかに水が入っていくのはどういう原理なのでしょうか?ご教授ください。

A 回答 (3件)

参考URLの〈植物内部の水の流れ〉〈凝集の原理とは〉をお読みいただけましたでしょうか。



根の細胞の浸透圧による力を根圧といいますが,根圧だけでは植物は殆ど水を押し上げることは出来ません。

葉からの蒸散が最大の力です。切り花も水を吸い上げますよね。当然根はないわけですが葉が健全ならば水を吸い上げることに関しては何の不都合もありません。

また,水揚げを良くするために茎を焼いても同じですね。つまり途中の茎は生きている必要さえありません。元々道管は生細胞ではなく,単なる細胞壁からできたパイプです。死んでいます。ただし,道管に空気が入ったりしますと水を吸い上げることは出来なくなります。

水は凝集力が強いものです。極端なたとえで言えば,葉の水は茎まで一つながりになっているテープのようなものをご想像ください。葉から蒸散でその水のテープが大気に引っ張られますと茎の水のテープも上に上がります。この力だけで植物は水を植えに押し上げています。

根の浸透圧は何をしているのかということですが,土の中の水分子は,上記の説明のように一つながりになっているわけではありません。土壌粒子に付着した離れにくい状態の水でも,根の浸透圧がそれらの水の分子を掻き集める役割を果たしているのではと考えられています。
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この回答へのお礼

よくわかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/13 11:38

根の細胞の浸透圧→水の凝集力→葉に於ける蒸散


上記のような一連の力が働いて起こるようですね。詳しくは参考URLをご覧ください。

参考URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/12/1205.htm

この回答への補足

参考URLを見ましたが、つまり根の表皮が吸収した水分は、根の中心の細胞へと浸透圧によって運ばれるけれども、それとは別の力も働いて、道管から上へと上がっていく。しかしその力については、いまだよく解明されていない、ということなのでしょうか?

補足日時:2005/06/11 20:09
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受け売りです。

最近出た本に、葉からの水の蒸発があるからだと書いてありました。
BLUE BACKS B1474 田中修著 
クイズ植物入門 一粒のコメは何粒の実りになるか
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