プロが教えるわが家の防犯対策術!

実家で飼っている犬(雑種)がフィラリアにかかってしまいました。ずーと外で飼っているのですが、これまで一度も薬を飲ませていません。また家が田舎にあるため「蚊」が沢山いる環境でした。家に居るときはベープマットなどを付けていましたが、外に連れて行ったときは何も予防していませんでした。最近、具合が悪くて母が病院に連れて行ったところ、フィラリアにかかっており沢山の寄生虫がいるという事と肺と肝臓が悪くなっており40度の高熱が出ていることを告げられました。
飼い主の義務を怠った為に、飼い犬を苦しめることになった無責任な飼い方は弁解のしようもないです。
あと10年以上生きているので体力の問題もあると思いますが、少しでも長生きしてほしいです。
費用は高額になると覚悟してます。
この状態で治る可能性はあるのでしょうか??

A 回答 (6件)

こんにちは。


犬フィラリア症について、飼い主さんが真摯に反省されているのにさらに書きつのるのは心苦しいのですが、ほかの方もごらんになることを考えてあえて書かせていただきます。
犬フィラリア症は、発症してしまうと非常にやっかいな、そして多くの場合致命的な病気です。発症してからの治療は、多くが高齢犬ということ、また心臓という重要臓器に寄生する虫であることから、犬に非常な負担となりますし、完治も難しい病気です。そして、100%予防できる病気なのです。100%予防できる病気であるにもかかわらず、なぜ常に犬の死亡原因の上位に位置しているのか・・・このことはとても悲しいことです。すべての犬の飼い主さんに、フィラリア予防は犬への世話の最低限必要なもののひとつであると考えていただけるように切に願います。

質問者様のわんちゃんですが、文章から考えると、残念ながら病状はフィラリア症のなかでも軽いほうとはいえないと思います。完治するというのは無理とお考えになったほうがいいかと思います。
心臓に多数寄生した成虫により心臓の働きが悪くなるほか、全身の臓器にも症状が出ていますよね。こういう状態では、フィラリアに対してアプローチするどんな治療法も危険が伴うものです。血管を経由して心臓から虫を直接引きずり出す外科治療は体力が危ぶまれますし麻酔だけでもかなり危険・・・内科的に成虫を殺すと、死んだ成虫が重要な血管を詰まらせる危険も高い・・・というように。
なによりまず第一に、薬や生活環境の改善により、いま機能不全を呈している臓器を少しでも回復させ、あるいは現状維持することに努めなければいけないのですが、こういった内科的な治療は、かりにわんちゃんがうまく症状が落ち着いたとしても、この先の生涯いちにちも欠かさずに必要になります。
こういったことから、場合によっては出来うる治療が非常に限定されてしまい、飼い主さんはなかば手をこまねいて見ているしかない、というような状況も十分あり得ます。
わんちゃんの状況はかかりつけの獣医さんがいちばんよくご存知でしょうから、この先考えられる病状の進行や治療についてよくご相談なさってください。そして、治療には知識と経験が必要ですから、場合によっては紹介などによる転院も視野に入れて、獣医さんに遠慮せずに相談なさることも合わせてお勧めします。
こういった病気になってしまったことは残念ですが、質問者様のこれからの愛情によって、体調が悪くても、わんちゃんは幸せを感じることは出来ると思います。考えたくないこととは思いますが、万一のことがあったとしてもなるべく悔いのないように、せいいっぱい愛情をかけてあげてください。
(長文申し訳ありません)
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この回答へのお礼

とても詳しいアドバイスを頂き、読んでいて涙が止まりませんでした。本当にありがとうございました。
昨日、母から連絡があり今日一日の状態次第で退院が出来るとのことでした。(連れて行ったその日に入院しました)
これから大変になると覚悟してます。
そして精一杯の愛情を持って犬と接していきたいと思います。

お礼日時:2005/07/01 08:10

メジャーな手術方法としては、首から針金(のようなもの)を入れて一匹ずつ引っ張り出すというものがありますが、全身麻酔ですし、成虫の数に比例して手術時間も長くなるため、犬の身体に大きな負担がかかります。

お医者さんが手術の話をしなかったのは、犬が高齢ですし、体力も落ちているでしょうから、手術による危険性のほうが高いと判断したからかもしれません。一応、相談してみてはいかがでしょうか。

今後は予防薬(おそらくモキシデック)を投与しつつ、成虫が徐々に消えていくのを待つことになると思います。成虫1匹の寿命が5~7年程度。予防薬を飲ませていれば成虫が体内で増えることはありませんので、3年程で半減する可能性があります。13歳になった頃には元気になっている可能性はあると思います。あとはその子の体力を信じるだけです。
心臓には大変な負担がかかりますので、散歩は軽く近所を歩く程度にし、跳んだり走ったりの運動は控えたほうがいいでしょう。

なお、今後は家の中で飼ってあげてください。体調が悪くて心細いだろうというのもありますが、それ以上に大きな理由として、フィラリアに感染した犬は、フィラリアの感染源にもなります。その犬の血を吸った蚊が他の犬を刺すことによって連鎖的に感染してしまいます。
被害者が加害者にならないように、よろしくお願いします。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
とても詳しいお話を教えて頂き、とても嬉しかったです。後半のアドバイスは凄く参考になりました。
早速家の中で飼うように母に話をしたいと思います。
犬の体力を信じて少しでも元気になってくれるように祈りつつ看病をしたいと思います。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/07/01 13:15

これまでに3匹フェラリアにより愛犬の死を経験しています。


私の経験を下記を書かせていただきます。

1匹目はgonta333さん同様に犬に予防の薬を全く飲ませておらず、その後、一月以上、風邪のような症状、その後過度の咳(吐き気?)をしだした為獣医へ連れて行き発覚・・。
すでに心臓ギリギリの所まで達していた為(咳や吐き気はそれを出そうとしていた為)もって数日と宣告。
咳をしている段階で、年齢的にも、この犬はすでに最悪の状態だったそうで手遅れだったそうです…。手術も出来ない状態だったので自宅で2日後苦しみながら亡くなりました。

2匹目は1匹目の経験からフェラリア予防の薬を飲ませていました。夜は室内に入れて蚊の予防もしていたのですが同じく変な咳をしだし、念の為獣医へ…。感染発覚。
まだ1歳ちょっとだったのですが元々からだが弱い犬だったので急速に体内をめぐってしまったらしく、獣医へ毎週2回は通院。
薬をもらいましたが虫殺し薬の副作用(?)で泣き声をあげて苦しむ姿が(体内の虫が苦しんで暴れているから)とても痛々しかったです。ただそのせいもあってか余計衰弱してしまい発覚2ヵ月後に早い死となりました。。

3匹目は1歳3ヶ月犬で常に室内で飼っていました。
予防接種、薬、虫除けスプレー、定期健診を欠かさず行いましたが急に咳をしだし獣医へ・・・感染発覚。
もう一匹同じように一緒に飼ってましたがそっちは無事。
この子もすでに心臓近くまで達していて、熱も度々、沢山居るので吐くと虫も一緒に出てくる状態(他にも犬が居る家は吐いたものがあったらすぐ片付けて他の犬が誤飲しないように注意すること)。
その度に付きっ切りで看病しましたが、診断の結果1ヶ月も持たない言われました。。その後急速な病状悪化に伴い生存5%の可能性にかけて緊急手術・・。
手術後は一時回復したように見えましたが残念なことに次の日の朝に死亡しました。

家には欠かさず何匹か居る状態なのでこのような経験は残念ですが多いです。
病気の度合いにもよるのかもしれませんがどんなに予防していようが注意していようがフェラリアは感染してしまうのも事実です。(5月位、梅雨時~夏場は特に蚊が潜伏していますので十分注意してください。)

上記質問内容の病状だけではなんともいえませんが、gonta333さんの愛犬は少なくとも病状は軽いものではない、また命の危険があるのは事実です。

虫下し等で駆除できるものなら良いのですが、それが無理なら手術です。
ただ手術は犬の年齢、虫の進行状態により出来る出来ないが出てきます。決断するなら早急にかかりつけの獣医に相談してください。
もし、手術が無理な状態でしたら本当に付きっ切りで見守るしか方法が無いのが今の現状だと私は感じています。
また、病状ではありますが犬は以前と変わらない行動をとりますので病気だからと囲いで行動を狭めたりせぬようにしていただきたいと思います。
暗いことばかり書いてしまいましたが、できれば病状が思ったより軽いもので早く健康になっていただきたいです。
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この回答へのお礼

つらい経験をされてきたんですね・・・。
でも貴重なご意見本当にありがとうございました。
実家に帰った時にゲホゲホと咳をしてました。
もうその時からフィラリアに感染していたんですね。
動物を飼うということの責任の重さを痛感してます。
手術の話は無かったみたいです。
これからは自宅でのケアになりますが、精一杯の愛情を持って看護していきたいと思います。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/01 08:35

病院へ行って獣医さんには 見てもらったんですよね?


でしたら 獣医さんと相談して 今後の医療方針を決めるしかないと思いますよ。
フィラリアには 慢性化したものと急性症と
ありますが 家の犬が3歳の時に急性症を起こしました。
この子は保護犬で 家の子になった時に すでに
フィラリアのキャリアだったようです。
元気がなくなり おしっこがコーヒー色になり
あわてて病院に行った所
もう手術しか方法が無いと言われました。
手術をしなければ もう長くはないし
手術をしても助かる見込みは30%くらいと言われましたが 
私は 少しでも希望があればと手術を選択しました。
手術は その日のうちに行われ 無事に成功し
11歳になった今も元気です。
術後の回復が早かったので 入院は4日で半年間くらいは
一日一錠の薬を飲み続けました。
薬の値段は 忘れてしまいましたが 手術の時は
たしか 10万強支払った覚えがあります。

犬の体力は 年齢だけでは 固体差があり 
ここでは 判断出来るものでは 無いと思います。
とにかく 獣医さんと相談して
gonta333さんのワンちゃんにとって
最良の決断をしてあげてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
母からの話では手術の話は無かったとのことでした。
入院させていましたが、退院がすぐに決まったので少しホッとしました。しかし病状が良くなった訳ではけしてないので、これからのケアを獣医さんときちんと相談して決めていきたいと思います。

お礼日時:2005/07/01 08:17

体力的に弱っていそうですが、全身麻酔に耐えられれば外科手術で心臓の成虫を取り去ることは可能です。



腹水はたまっていますか?
腹水まで抜き出したら、かわいそうですがホスピス状態です。

しかし腹水を抜いた時点ですごく元気になるので、近くの芝生や草のあるところへ取れていってあげてください。食欲もすこし出るので好きなものをすこしあげて下さい。

おしっこや、ウンチにも介助が必要になるでしょう。

重症でないことを願いつつ、大事にしてあげてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
今は食欲が無く、下痢ぎみなので入院してます。
母の話では、腹水のことは言っていませんでした。
もしかしたら動揺していて聞き逃したのかもしれないです。介護が必要になる可能性があるんですね・・・。
どういう結果になっても受け入れたいと思います。
今は、獣医さんと犬の体力を信じて祈りたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/30 18:18

状況だけでは判断つきかねます。


獣医師に聞くべきでしょう。
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この回答へのお礼

獣医さんには、大変な状態だと言われました。
でもその言葉を信じたくなかったことと、少しでも希望が持てればという気持ちで質問をしました。

お礼日時:2005/06/30 18:24

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