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トリガー型EBにおいて、
1.「デジタルクーポン型」とか「固定クーポン型」って何ですか?
2.発行通貨が「ユーロ円」の場合、為替変動リスクはゼロと理解して良いのでしょうか?

A 回答 (3件)

証券会社営業マンです。


仕組債は商品ごとにかなり複雑多岐にわたりますので、よ~く内容を把握できるまで研究し、営業マンに質問してください。

1.デジタルクーポン型というのは、ご質問のケースの場合、「評価日の株価」と、「当初設定した基準価格」との大小によって利率が決定されることを意味します。固定クーポンは名前の通り固定利率です。

2.ユーロ円とは、日本国外で取引される円を意味します。ロンドン・ニューヨーク・シンガポールなど。税制・法律面などからの制限が少ないのが特徴で、コストも安く起債がやりやすい為使われます。
為替リスクはありません。

※「ユーロ」という欧州を示す言葉が付いているので誤解をされている方も多いですが、この取引手法の起源が欧州にあるのでこう呼ぶだけで、欧州の意味はありません。まして、通貨のユーロとも関係ありません。また#1さんのご解釈も誤りです。

>そのEBってオーダーメイド的なものなので、パンフのようなちゃんとした印刷物も無いし
↑ご指摘の通りです。「これこれこういう条件で債券を発行したいと考えているのですが、誰か乗りませんか?」という形で需要を募り、需要が集まって起債額を超えれば発行しますし、集まらなければ起債しない形になっているからです。

・注意点
仕組債はかなり特殊な商品ですので、よく商品内容を研究してください。換金性やトリガー条件、償還条件など理解できるまで確実に。
世間一般的に仕組債は危険だとか損するとか言う人は多いですが、内容を理解せずに言っている人がほとんどです。人間というのは、内容のわからない物に関しては、恐怖心とか否定する気持ちを持ちます。
その条件に伴うリスクが理解できて納得できるなら条件の良い運用になる可能性はあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。疑問や不安に思っていたことはすべてクリアになりましたので、この話、乗ってみることにします。

早期償還を期待しながら、この資金の長期運用方法をじっくり考えよう、という計画です。対象株価の上下幅は数年間安定していて先月下旬が底の感じでしたし、万一、株式償還になってもそのうち取り戻せるだろうと楽観しています。また、馴染み深く好きな会社の株なので保有するのは全然イヤではないので、決心しました。

お礼日時:2005/07/03 23:31

色々勉強になりますね。



私は、売る立場(証券会社の営業)でなくて、買う立場からアドバイスしたいと思います。もっとも、パンフレットも見てないので具体的には分かりません。私が以前買ったのとはタイプが違うかもしれません。

転換する可能性のある株式は、日本で名の通った東証一部上場企業になっていると思います。その会社と起債者とは、何も関係がないのが普通です。上場ということは、誰が株を買っても良いということですから。

問題は、株券で償還になったときですね。株価が下がっていますから、すぐ売れば損失になるのは目に見えています。
私はナンピンして資金を回収しましたけど、未だにその銘柄はEB債償還時の価格に戻っていません。もう5年になりますか。
ただ、少しの損で損切りする手もあるわけで、それこそ自己責任です。

これは個人的見解ですが、
売る立場の人は、その立場で質問に回答すると思います。

本当の意味で、条件を良く確認して判断されますように願っています。
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この回答へのお礼

そう、確かに名の通った東証一部企業です! そうでないとEB債の場合、お客が寄って来ないかもしれないですね。

>その会社と起債者とは、何も関係がないのが普通
>上場ということは、誰が株を買っても良い
なるほどそうですね。気付かなかった視点です。

いろいろアドバイスありがとうございました。今回はリスクも許容できると判断し、購入することにしました。

お礼日時:2005/07/04 00:15

EB債ですか、まだあったのですね。



1.デジタルクーポンは分かりませんが、クーポンは利札のこと、固定クーポンなら固定金利ですかね。EBは変動でなく固定でしょう。1年目と2年目の利率が違うというのもあるようですが。

2.ユーロ圏の銀行に預けた日本円がユーロ円ですね。EBそのものが複雑ですから、為替リスクまで負わされたらたまりませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実は証券会社から勧められてまして、その説明書には「デジタルクーポン」と書かれています。

>クーポンは利札のこと
そのEBでは金利5%、ただし株価が一定水準を下回った場合は0.1%、となっています。それが関係あるのでしょうか。つまり、条件により金利が変動する場合をデジタルクーポンというのかもしれませんね。

あ、あと、そのEBってオーダーメイド的なものなので、パンフのようなちゃんとした印刷物も無いし、押印するべき書類も無いらしいのですが、そんなもんなんでしょうか?? 電話だけで取り引きが済ませられるというのが不思議でなりません。銀行だと、何するにもたくさん判子を押すじゃないですか。

その証券会社は私ではなく親が取り引きしてるのですが、親自身も相続した口座でよくわかっておらず、私が引っ張り出されたのですが、私も証券会社とは取り引き経験ゼロなもので。

調べてみると、EB債はローリターンでリスク無限大ということですが、その商品はEBのわりには金利5%と低めで、地味で堅実な会社の株が対象なので、対して得な商品ではないけど、実際のリスクは低いかな~~とも思います。

お礼日時:2005/07/02 23:00

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