原爆投下について

原爆投下について聞きたいのですが、

WW2で原爆が投下されたのは、正しかったんですかね？

資料では、マッカーサーは、必要なかった

と言っているらしいし、日本は負けていたのだから必要はないと自分は思っています。

皆さんはどう思いますか？

No.1 回答者： kankasouro 回答日時： 2005/07/06 17:07

　究極の議論として、歴史に「こうするのが正しかった」という判断はありえません。

「こうするのが正しかった（のにそうしなかった）」ということを立証するには、「こうした」場合の結果と「こうしなかった」場合の結果とを比較する必要がありますが、歴史の性質上こうした実験が不可能だからです。原爆にしても、必要であったという説と、必要でなかったという説がありますが、1945年8月6日と9日に原爆を落とさなかったら、という過程のうえに成立った確実な結果を知ることができないために、「正しかった／正しくなかった」はつねに多少の主観を帯びることになります。
　その認識に立った上であえて個人的な意見を言いますと、(1)道義的にこのような非人道的かつ大量殺戮のための兵器はいかなる理由があっても用いてはならない、(2)しかし当時の日本政府首脳はいまだ敗戦に向けて逡巡している状況であり、反対派も多く、もし原爆が投下されなければ、8月15日に終戦することは不可能かかなり不可能にちかかったと思われる、(3)けれども原爆が投下されなかったとしても、当時の国力からして日本がこれ以上の戦争を継続することは不可能であり、また焦土作戦が裁可される可能性も低かった。ゆえに終戦が後にずれこむとしても、数箇月、どんなに遅くても一年程度であったのではないか、といったところでしょうか。(1)(2)(3)のそれぞれをどの程度勘案するかによって、その人によって答えは違うと思います。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

資料では、原爆によって、両軍の兵士が死ぬことはなくなった・・・（ウル覚えなのでよく覚えてませんが）

って書いてあったような気がします

でもその代わりに、関係ない人々が殺されるのはいかがなものかと思います！

お礼日時：2005/07/06 17:19

No.2 回答者： sinobu_wednesday 回答日時： 2005/07/06 17:10

戦争はそもそも必要でやるものではないのですから、原爆投下だけを抜き出して必要性を論じても仕方ありません。

○○さんが出征して南洋で戦死しました、というときに、○○さんは死ぬ必要はなかった！と叫んでも仕方がないのと同じです。戦争においては死者がでることは十分に考えられることですし、その死者の死の必要の有無への考慮に意味がないことについては広島の23万人余、長崎の13万人余についても同じことです。戦争とは、そもそもそういうものなのです。

戦争を終わらせるために原爆はなくても良かったでしょう。仮にマンハッタン計画（原爆開発計画）が頓挫し、アメリカが核兵器を持っていなかったら、日本を屈服させることに失敗した、あるいは屈服させるのにより多くの時間が必要だったのでしょうか。そうは思いません。よって、原爆がなくとも日本は負けただろうし、その時期も8/15から大きくはずれなかったはずです。

が、だからといって原爆投下が必要だったかどうかについての議論に意味があることはありません。その時まだ戦争が続いていたのだから、人が亡くなるような大きな出来事が起きる可能性は必然でした（将来はいざ知らず、現在においても戦争で人が死ぬのは必然です）。死を究極的に回避する義務があるのならそもそも戦争なんてしなければ良かったわけで、戦争になった以上は、本来日本のために必要だった多くの人が死ぬこともまたあり得ることだ、私はそう思います。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

そのとおりですね。

でも、無差別に一般市民を殺したことには、

賛成できませんが

お礼日時：2005/07/06 17:14

No.3 回答者： zexus 回答日時： 2005/07/06 17:20

参考程度にお聞き下さい。

原爆が投下されたのは、正しいとは思えません。
以前に新聞にも載っていたのですが、原爆は破壊力や影響などすでに実験済みであり、それを載せようとしたアメリカの記者も実際にいたのですが、ある理由で出せなかったようです。
原爆投下が正しいといっているのは、アメリカの言い分であって、一般市民を巻き添えにしなくても、いくらでも方法はあったと思われます。それこそ、歴代の大統領のように暗殺という手段もありますし、被害を最小限に留めるなら、それで充分です。
ただ、こちらは上層部が暴走したという前提ですが…
最も一般市民も多かれ少なかれ、天皇万歳と本気で叫んでいた人がいたことも事実ですし、戦争に正しい事などありませんが、日本人の方が悪い部分もあったという事は言えると思います。
個人的にはアメリカが原爆を落としたのは、絶対に悪いことであり、正しい事では無いと思っています。もしそれがまかり通れば、ベトナムの枯葉剤も良いことになってしまいます。
私から言わせればどっちもどっちです。真珠湾に奇襲攻撃をかけたことは事実ですし(情報が筒抜けになっていたとしてもです。)、アメリカは使わないでも良かった原爆をわざわざ使った。
一方的に侵略をされたのでない限り、どちらも悪いという事が出来ると思います。戦争は正義の国と悪の国が戦っているわけではないですから。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

原爆については賛成です！

真珠湾攻撃は、アメリカの通訳さんが、日本の宣戦布告の文章を訳すのを1・2時間遅れた。

って言う説もあるんですがどうなんでしょうかね？

お礼日時：2005/07/06 17:35

No.4 回答者： muttyann 回答日時： 2005/07/06 17:21

　あくまでも私見です。

事実は知りません。

　日本軍は負けていることを認めたくなくてなかなか降伏しなかったので、やむをえず投下したのだとは思いますが、すごい武器を作っちゃったから試してみたかったのかもしれません。他にも降伏させる方法はあったでしょうから。

　日本も威力は想像出来ていたでしょうから「先を越されてはもう駄目だ」と思ったでしょうね。もし日本が先に開発に成功していたら、迷わずアメリカ本土に落としたでしょうね。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

試しで何十万の人々が殺されるのは嫌ですね。やっぱり。

もし日本が先に開発に成功していたら、迷わずアメリカ本土に落としたでしょうね。 って言うのも問題ありですけどね＾＾；

ありがとうございました！

お礼日時：2005/07/06 17:32

No.5 回答者： momotoume 回答日時： 2005/07/06 18:29

原爆投下による、無差別かつ大量な殺人は、どのような理由を述べても正当化されません。

終戦の遅れや、兵士の命がどうとか、先制攻撃の事や、どちらが勝っていたか負けていたかいう事は、どうしてもそれも正当化しなくてはならないアメリカの主観にはなっても、大量殺戮兵器を使用する理由にはなりません。

第二次世界大戦を率いた日本首脳陣は確かにバカだったでしょうが、その日本を絶対に勝てない戦争へ追い詰めて行ったのはアメリカです。そしてなおかつ、示威のために原爆を投下しました。戦争をしたことに、日本にもアメリカにもどちらが正しかったかというような議論はあり得ません。しかし、原爆投下自体は、アメリカの負の遺産であると言えます。

有名な司馬遼太郎は、この原爆投下について「人種問題的」な意味についても指摘しています。
「もし日本とおなじ条件の国がヨーロッパにあったとして、そして原爆投下がアメリカの戦略にとって必要であったとしてもなお、ヨーロッパの白人国家の都市におとすことはためらわれたであろう。（中略）戦時というぎりぎりの政治心理の場になると、アジアに対してならやってもいいのではないかという、そういう自制力がゆるむ（略）」

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

今の教科書などは、日本の意思で作っているのか、

アメリカの顔色を伺いながら作っているのかどっちなんですかね？

お礼日時：2005/07/06 20:28

No.6 回答者： coverfly 回答日時： 2005/07/06 18:33

原爆投下は初めは日本ではなくベルリンに落とす目的で製造されたそうです。

しかし、日本の終戦の前にベルリンが陥落してしまったので矛先が日本になったのです。
広島で飽き足らず長崎に投下をしましたが元々の計画では北九州に投下目標を設定していましたが、天候不良のため長崎に予定を変更しました。
広島、長崎で何十万の人々の殺戮をして降伏を求める国なんですから困ったものです。
日本が原爆を開発しても米国本土には投下できなかったと思います。
それはそこまで行ける爆撃機がなかった事と太平洋上の制空権を握れなかった事により米国本土よりアジア圏での投下になった思います。
日本の航空機で構想にあった富岳ができていれば米国本土攻撃も可能だったのかも知れません。
ミッドウェーイ海戦で多くの軍艦と航空空母を無くした日本の勝利は無かったのに最後は肉弾戦とも言える特攻隊、桜花弾、特攻潜水艦など人間を人間と考えない軍事上層部に憤りを感じます。
特攻隊にしても殆ど海の藻屑となり他の特攻も殆ど失敗だったようです。
戦争は人間をおかしくするモノと思います。

参考までに。

戦争は兵器開発と実験をする所にしてしまったのは紛れもなく米国なんでしょうね。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

天候不良で人が死ぬ。困りもんですね。

そもそも日本は、物量が無かったわけですから、特攻隊で勝とうとした日本は頭よすぎですね。

原爆で地獄を見たのに、まだ、水爆ナンやら開発してるのも、

頭よすぎですねｗ

お礼日時：2005/07/06 20:34

No.7 回答者： yamanekotama 回答日時： 2005/07/06 19:09

広島、長崎の原爆資料館、見にいかれましたか？何故か涙が止まりませんでした！戦争の惨さをまざまざと見せ付けられます。

誰が悪いのではなくこの行為を行ったのは”ヒト”なのです。神にも悪魔にもなる”ヒト”なのです。この現実を直視し後世に伝える義務があります。でも現実の世界は平和ですか？先ずは隣人を愛する事から始めましょう。～回答になってませんか？～私見です。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

人間の欲求もここまで来ると怖いですね。

生きてる間には、原爆ドームには行きたいと思っている今日この頃です！

お礼日時：2005/07/06 20:37

No.8 回答者： bigskull 回答日時： 2005/07/06 19:39

正しいか、正しくないかの問題ではないと思います

人を殺すのに正しいもへったくれもありません。
正しいかと聞かれれば誰でも正しいわけがないと答えるしかないと思います。

ただ、必要があったと考えていた意見もあったようです。理由はソ連が参戦して日本を占領をしようとしていたから。できるだけ早期に降伏させる必要があったと・・・

確かに実験台にさせられた面もあったと思います。どうしても原爆のデータは欲しかったみたいです。

ただ、これをアメリカのみの問題、アメリカ人という民族性の問題にしてしまうのは間違いだと思います。当時はどこの国も似たり寄ったりでした。日本人もアメリカ人を人間だとは思ってなかったわけでしょう？日本でも原爆開発の研究は行なわれていました。もし原爆が完成していたら、「皇国の存廃はこの一発にかかっている！」なんて言って使ってしまっていたかもしれないと私も思います。
「アメリカの問題」ではなく「人間の問題」だと思います

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

これもお困りもんですね。

もし日本が開発してたならば、中国で実験して、アメリカに落としてたっぽいですね。（失礼！）

お礼日時：2005/07/06 20:41

No.9 回答者： noname#11926 回答日時： 2005/07/06 20:32

正しい　というか、

すべて、高度な科学技術を持つ創造主（宇宙人：天使）の当初からの計画だった　という見方もあります。（黙示録の地獄の大魔王：ポルトガルのファティマの奇跡でも予言された内容）（キリストで死者再生の技術を示したように、死者はすべて他の惑星で再生されて暮らしている）

大きな戦争の後に、神々が天の雲に乗って現れる　このような現象を見たら、気づきなさい　という予言がありますね。


参考
マタイ福音書２４章　有限会社無限堂

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます！

すいませんが、あんまりそうゆう話は得意じゃないです＾＾；

すいません

お礼日時：2005/07/06 20:42

No.10 回答者： ipa222 回答日時： 2005/07/06 22:11

あの半年間はアメリカと日本の駆け引きが非常に複雑だった時期です。

日本は、マリアナやフィリピンでアメリカを食い止められると思っていました。
それで台湾や沖縄の防備は十分でなかった。
それで突然沖縄に侵攻され、持久戦を考えたが、よくよく考えたら本土での地上戦の準備がまったくされていなかった。

沖縄が持久戦をされたら、米軍が九州ではなく関東に上陸するかも知れないから、沖縄守備軍には早期玉砕して欲しかったようです。
海軍は本土戦をするくらいなら講和すべきという考えですから、ありったけの船（大和）や飛行機（練習機までも）を沖縄特攻に使い、本土戦はサボタージュするつもりでした。

米軍は、4月初旬から2週間で沖縄を落とすつもりでしたが、守備軍の持久戦によって3ヶ月米軍を引き留めました。米軍の死傷者は約5万人。

硫黄島は2月～3月末の1ヶ月で約28000人の死傷者。

なので、WWII末期の米国は、兵員の死傷に非常に敏感になっていました。
同時に、ソ連の動きも非常に気にかかるところで、ソ連が対日参戦するが、あまり勝ち進んで貰うと、投資している蒋介石とぶつかるし、中国を取られてしまう。

だから、沖縄戦が想像以上に長期化したことは、本土上陸をおこらせたことと同時に、アメリカを最終兵器を使うために口実を与えたことになりました。

原爆を落とさなくても日本は降伏しました。
が、落とさなくては議会に内緒の核兵器を無駄につくったとしてクビになっていたでしょう。

広島に落としたウラン型は、ドイツ軍から奪ったものと言われています。
アメリカがつくったのは長崎に落としたプルトニウム型。
両者を実験したかったのでしょう。

トルーマンはKKKに所属したこともあり、ユダヤ人富豪がパトロンでもあります。
それだけで人種差別主義者というのは極論ですが、日本の降伏を原爆投下後まで引き延ばしたのは事実のようです。

もしも、原爆を使わず日本が降伏していたら、朝鮮戦争時に大量に使われていたと思います。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。遅れてすいません！

いっぱい裏があるんですね・・・

朝鮮戦争時に落とされてるですか。

日本じゃないからって言う言い方もおかしいですけど、

それもまた悲惨ですね

お礼日時：2005/07/08 18:12