先日、名古屋城を見に行ってきました!
その時にふと疑問に思ったのですが、城壁はどのようにして作られたのでしょうか?
説明書きには、積み木積み技法と呼ばれるやりかたで石を積んでいき作ったと書いてありました。
ですが、明らかに石の大きさは全て違うのです!
なのに、「石の長辺で・・・」みたいなことが書いてあり、しかも石の間には多くの細かい石がつめてあるのです。
石は多くの大名達が手分けをして運んできたと書いてありました。やはり、海辺などからえっさほいさとみんなで持ってきたのでしょうか?そして作り出しはやはり中心から作って行ったのでしょうか?
わからないことだらけです!
どなたかわかられる方がいらっしゃれば回答のほう、どうぞよろしくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
石垣の技術は戦国後期に確立し多用されるようになりました。
技術の古さから言うと野面積み、打込ハギ、切込ハギという技法になりますが、築造技術の細かい点についてはここでは書ききれませんし、文章だけではわかりにくいと思いますので、本などを参考にしてください。
名古屋城は天下普請といって幕府の命令により諸大名が分担して作りましたが、それぞれの大名が分担して自分の丁場でそれぞれ組んでゆきました。
その手順としては
1.石切り場から石を切り出す。
2.船で近くの船着場まで運ぶ。
3.船着場から修羅コロで普請場まで運ぶ。
4.石垣をすえる位置の土を掘り下げ基礎を作る。
5.まず根石と呼ばれる基礎になる石を置く。
6.裏面に裏込めとよばれる小石をいれる。
7.根石の上に築石をのせる。
8.他の大名との丁場の堺まできたら協力して組む。
といったところです。
なるほど!少し謎が解けました!!
その石の組み方については、複雑なので本等を参考にしたほうが良いということですよね?
手順については本当にわかりやすく説明くださってありがとうございます。
勉強になりました!
No.2
- 回答日時:
あの時代には有名な石積み職人の集団がいました。
穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる石垣作りのエキスパートです。名古屋城の石垣の普請にも、彼らが従事していたようです。詳しくは穴太衆で調べてみて下さい。
参考URL:http://s-mizoe.hp.infoseek.co.jp/m158.html
すごいですね!!まったく知らなかったです!
そんなプロフェッショナルな集団がいたなんて・・。
すごくためになりました!ありがとうございました☆
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