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塩化カルシウム(CaCl2)溶液に対しpH調整を行い、アルカリ性にしようとしています。

塩化カルシウム溶液に、アンモニア水を加えると、カルシウムのアンモニア錯体が生成するのでしょうか。
また生成した場合、イオンとして溶解するのか、または不溶で析出するのか、どちらでしょうか。

次に、同じアルカリでも水酸化ナトリウムを加えると、Ca(OH)2が生成し、沈殿してしまうのでしょうか。

pH調整後の溶液中に不溶物は無いことが求められています。

ご存知の方、いましたら宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

炭酸水素カルシウムの製造方法:


炭酸カルシウム懸濁液に、二酸化炭素を吹き込む。
・・・液性として「高アルカリ」を望むのであれば、問題ありです。

単に水溶性のCa塩でよいのでしたら、EDTA塩の方が水溶液としても安定です。
(en錯体でも可ですが、扱いやすさからEDTAの方がお勧め)

アンモニア錯体については、硫酸銅水溶液からテトラアンミン銅塩を調整する手法から類推されたのでしょうね。(一旦水酸化銅の沈殿を生成後、アンミン錯体形成で再溶解)
溶解度は確かめていませんが、上記錯体ほどではないにせよ、溶けるのではないかという気はします。
・・・これは全くの勘ですが(汗)
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おそらくいずれの場合もうまくいかないと思います。


アンモニア水の場合には、アンモニアが水酸化カルシウムよりもはるかに弱い塩基なので、なかなかアルカリ性にはならないと思います。
また、水酸化カルシウムの溶解度は低いので、水酸化ナトリウムを加えた場合には、かなり薄い溶液の場合(Ca(OH)2 0.15g/水100g程度)を除き、沈殿が生成すると思います。

目的として、ある程度高い濃度でCa2+を含むアルカリ性溶液を作りたいということでしたら、炭酸水素カルシウムという選択肢もあると思います。
それ自体弱アルカリ性ですし、NaOHを加えてアルカリ性を強くすることも可能かもしれません。
ただし、難点としては、加熱によって、溶解度の低い炭酸カルシウムに変化する可能性があることがあげられます。
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