酸化銅が酸を使って銅になる・・・？？？？？

こんにちは。質問します。
自由研究で、「十円玉の汚れを取る」というのをしているんですが
酸化銅と炭素を加熱すると銅になる（汚れが取れる）のは知っているんですけど
十円玉（酸化銅）に酸がつくとどうして汚れが取れるんでしょうか？
いろいろ調べたんですが分かりません。
教えてください！

No.1 回答者： gamasan 回答日時： 2005/08/22 17:47

自由研究ってことは　小学生かな？

酸化銅　っていうのは酸素が銅と化合してるんです
これを酸化　といいます
小学生にどう説明するかは難しいのですが
酸につけるときれいになる　というのは
酸化銅のうちの酸素がよりくっつきやすい物が酸のなかに
あるんです
ですから　酸化銅が銅に戻る反応を還元と呼びます

この回答へのお礼

すいません、中学生です・・・面目ないです。。
よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時：2005/08/23 18:53

No.2 回答者： shinkun0114 回答日時： 2005/08/22 17:47

・酸化銅と炭素

　　これは酸化銅に含まれる酸素が、
　より酸素と結びつきやすい炭素とくっついて、
　銅と二酸化炭素になるからです。

・酸化銅と酸
　　こちらちょっと違います。
　　一般に銅は酸には溶けませんが、酸化銅は
　酸に解けてしまいます。
　　汚れの元である酸化銅だけが解けて流れていき、
　銅だけが残る、ということですね。
　　したがって、炭素のときのように、酸化銅が
　銅に戻るわけではありません。

この回答へのお礼

炭素の事とは違うんですね・・・。
勘違いがなくなりました！
ありがとうございました。

お礼日時：2005/08/23 18:55

No.3 ベストアンサー 回答者： w-palace 回答日時： 2005/08/22 18:50

No.2のご回答で、概ね良いかと思います。

しかし、酸に溶けるかどうかに関する議論には注意が必要です。
すなわち、銅は硝酸などの酸化力を持つ酸には溶けます。銅を溶かす際には、酸化できるかどうかということが重要になります。

したがって、銅が酸に溶けないと言うのは塩酸や酢酸などの酸化力のない酸についてのみ当てはまることです。

酸化銅の場合には、銅はすでに酸化されていますので、単体の銅に比べて簡単に溶け、酸化力のない酸であっても溶けてしまうということです。


それと、銅というのは比較的酸化されにくい金属ですので、酸化銅は銅の表面を薄くおおっているに過ぎません。そのために、それが溶けてなくなってしまっても、見た目には、小さくなったのではなく、汚れが取れたように見えるのでしょう。

この回答への補足

補足の欄で失礼します。
皆さんのおかげで、自由研究が私にとって意味ある物になりそうです。
皆さん本当にありがとうございます！

補足日時：2005/08/23 18:56

この回答へのお礼

なるほど・・・。
本当に良く分かりました。
ありがとうございます。

お礼日時：2005/08/23 18:56