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教えてください。
水溶液に NaCl, LiCl,KCl などの中性塩を高濃度で添加した場合に、溶液の粘性(疎水性?)が上がると昔習った記憶がありますが、これは、本当なのでしょうか。また、塩の種類により、水溶液の環境に違いが出るような気がしているのですが、どなたか、塩の種類による溶液の性質の変化、その他につきましてデータ、文献等、ご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 手持ち資料(CRC Handbook of Chemistry and Physics)からデータを抜粋します。


 粘度は、20℃の水(塩濃度=0%)の粘度に対する比率で表されています。

wt% NaCl KCl LiCl
1 1.018 0.997 1.035
2 1.034 0.997 1.07
3 1.050 0.996 1.106
4 1.066 0.995 1.144
5 1.083 0.994 1.183
6 1.102 0.992 1.224
7 1.122 0.989 1.266
8 1.143 0.988 1.310
9 1.166 0.987 1.357
10 1.191 0.986 1.408
14 --------- 1.644
15 1.349 0.995
20 1.554 1.010 2.124
24 --------- 2.595
25 1.898
30 --------- 3.777

 塩の種類により様々ですね。
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この回答へのお礼

Kikero 様

お礼が遅くなり申し訳ありません。
文献のみならず、ご丁寧にタイプしていただき、真にありがとうございます。
LiCl は NaCl, KCl よりも変化量が大きいようですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/14 19:44

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