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ブドウ酸は酒石酸の右旋性と左旋性を等量混ぜたもの
の・・・とそこまでは調べられました。
ほかの性質とか、化学式とかの違いはありますか?
濃度の違い?ってあるのでしょうか。
教えてください!

A 回答 (3件)

ブドウ酸のほうが融点が高く、水に溶けにくいです。


両者が等量混じっているほうが凝集の強固な結晶ができるのでしょうか。
化学式は(光学異性体を表わす投影法で書くのでなければ)同じです。
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酒石酸には3種類の立体異性体があり、(+)-酒石酸、(-)-酒石酸、メソ酒石酸という名称で区別できます。


これらのうち、(+)-酒石酸は右旋性、(-)-酒石酸は左旋性、メソ酒石酸は旋光性を持ちません。
これらの分子は、平面的な化学構造式は一致しますが、実際の3次元的(立体的)な構造は異なっています。
また、(+)-酒石酸と(-)-酒石酸は互いに鏡像の関係、つまり右手と左手の関係にあります。

(+)-酒石酸と(-)-酒石酸は、旋光性以外の性質はほとんど同じで、融点、沸点も同じです。
それに対して、メソ酒石酸の化学的性質や融点沸点などの物理的な性質は、それらとは異なっています。

ブドウ酸という名称は、最近の化学で用いられることはほとんどありません。(±)-酒石酸あるいはdl酒石酸と呼ばれるのが普通です。
つまり、ブドウ酸というのは(+)-酒石酸と(-)-酒石酸の等量混合物ですので、それに対して、別の名称が付いているというのは不適当だからです。

質問の中の「濃度の違い」の意味が分かりませんが・・・

この回答への補足

濃度の違いは、水に溶かしたときに差があるのかと思ったものですから・・・。
分かりづらくてすみません。分かりましたら教えていただけると幸いです。

補足日時:2005/09/13 06:53
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No.2です。


「濃度」というのは、「溶解度」のことですね。
詳細はわからないのですが、(+)-酒石酸および(-)-酒石酸の一方のみを溶かす場合であれば、20℃において、水100mlに139gが溶けるようですが、両者の等量混合物(ブドウ酸?)の溶解度はこれよりも低くなるようです(具体的な数値は不明です)。
すなわち、No.1のご回答の通りです。

溶媒をアルコールなどにした場合も同様です。
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