プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは
実家が昭和40年代初頭の造成地に建っています。築35年です。
急な傾斜地を整地したもので、隣(上側)の敷地との境に3mくらいの
コンクリートの壁が建っています(少し斜めになっています)

1)こういうコンクリの壁というのは、どれくらい大丈夫なんでしょうか?
2)仮に直さないといけないとしたら、この壁の所有者はどちらになるんでしょうか?

3)コンクリつながりで、ついでにお伺いしたいんですが、
こういう壁の下に建っているせいか、そこは湿気が多目です。
基礎はどれくらいもつものなんでしょうか?

A 回答 (4件)

1) 諸条件によって違いますが、しっかりとした作りなら50~60年くらいは持つと思います。


 ただ、昔の基準で作られていると思うので、地震などへの対策がどうなっているかが判りません。3m程度の高さであれば、それほど問題ではないと思います。

2) 通常は上側の土地所有者です。念のため公図などを確認された方がいいでしょう。

3) 湿気が多いのは、必ずしも擁壁のせいではないと思います。通気性や排水処理の問題でしょう。
 建築の基礎はコンクリートであれば、耐久性は湿気にほとんど関係ないです。ただ、その上に乗っている木材等は影響があると思います。

 少し気になったのは、少し斜めになっている、とのことですがどちら側にどの程度傾いているのでしょう?
 隣地側(背面側)であれば問題ないですが、古い擁壁の中には前面側に傾いている物もあります。その場合は大変危険な状態です。
 又、コンクリートの亀裂や剥離が起こっている場合も、やはり危険です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

傾斜は隣地側です。
そうですか。少し安心しましたが、50-60年ですか。
ということはあと15-25年以内には、なにかしないといけないということですね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/10/07 00:20

1)コンクリートは月日が経つごとに強度が増します。

衝撃力を与えられたり、内部の中性化がない限り、半永久的に持ちます。

2)敷地の境界を調べてください。敷地境界のマーカーや図面があればわかります。登記簿を調べてもいいでしょう。

3)コンクリートは乾燥収縮によってひび割れが入ります。湿気があるほうが逆にコンクリートには好条件でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

敷地の境界を調べないといけないんですね。
コンクリートというのはそういうものなんですか。
初めて知りました。
結構ひび割れているのをあちこちで見かけるので、
あまり持たないものなのかと思ってました、ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/07 00:22

1)こういうコンクリの壁というのは、どれくらい大丈夫なんでしょうか?


コンクリート自体は本来配合比と骨材(砂利・砂・セメント・水)練りが完全ならば期待する強度に達するには理論計算上100年程度まで硬化すると言う学説が有ります。
 問題は現在の擁壁の設計が現地に適合しているかどうかです、静止荷重に耐えられても地震の動荷重に耐えられるかは擁壁自体の構造に拠りますので何とも言えません、専門家に現地調査して貰わなければ判断不可能です。

2)(少し斜めになっています)
 傾斜方向が上方向一定の傾斜(勾配)になっているのであれば多分重力式擁壁と思えます、傾斜度は一般的に2割(高さ1mに対して20cm傾斜)~3割(高さ1mに対して30cm傾斜)勾配です。
 此の傾斜が横から見て波打っている、亀裂があれば遣り直し又は補強が必要です。
 要壁が直立していればL字要壁です。
 
擁壁の所有者ですが宅地造成が上下同時にされていれば隣地の擁壁の可能性が大です、質問者の宅地が先で後年隣地が造成されていれば質問者の擁壁の可能性が大ですが詳しくは法務局での登記図面で確認が必要です。

3)コンクリつながりで、ついでにお伺いしたいんですがそこは湿気が多目です。
 湿気は多いのは自然の摂理です、水は上部から下部に流れるで自然現象です、コンクリートは水中で劣化はしません擁壁の地際が湿くのは心配ないでしょう。
 
 擁壁に水抜孔を開けていませんか、3mの高さで水抜孔が無ければ大雨が続けば(近年予想もしない大雨が多い)含水の圧力で擁壁倒壊の虞が有ります。

擁壁の補強方法は種々有ります、専門家が補強要と判断すれば又質問すれば皆さんのアドバイスが有るでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですか。水中では劣化しないものなんですね。
専門的な、詳しい解説ありがとうございます。

水抜き孔は開いています。

お礼日時:2005/10/07 12:29

1)コンクリートの寿命の一般論は前の方が書いたとおり50~60年ですね。


ただその構造物となると諸条件によってその寿命は短くなる場合があります。
その壁にひび割れや鉄の錆が見えていないでしょうか、あるいは白いものがひび割れから流れ出ているように見えるところはないでしょうか。
このような症状があれば寿命は短くなります。
50~60年と言ってもそれでコンクリートが壊れると言うものではありません。
アルカリ性のコンクリートが中性化するのに要する期間が50~60年であって、中性化してからコンクリートの強度低下が始まります。
先ほどの症状があると中性化を早めると言うことになります。

2)はNo1の方が言うとおりですね。

3)は1)と同じで健全なコンクリート構造物なら湿気に対しては問題がありませんが、1)で書いた症状が出ていると寿命を短くします。

それよりも「少し斜めになっています」の方が気になります。
造り自体が最初から斜めに造る擁壁もあるのでその意味なら問題ありませんが、垂直に造ってあったものが斜めになってきているのであれば危険ですね。
3mくらいとあるのは長さですよね? 高さであってそれが斜めになってきているのなら大変なことです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりにくくてすいません。
最初から斜めになっていたものです。

白いものが出ていないかどうか、今度見てみます。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/10/07 12:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!