なぜ日本に多い、韓国系のキリスト教会？

Question

カテがここでいいのか分かりませんでしたので、とりあえずここで質問してみて、もし違えば後で引っ越します。

さて、私は都内某所に仕事でたまに出かけるのですが、そこは在日韓国人の方が多数居住されていることでも有名で某TV番組でも取り上げられていたほどです。街で見かける店にはハングルが溢れ、料理店や飲み屋の名称もハングルが主で日本語訳が付いてるという感じ。会話や携帯で交わされている言葉にふと耳を傾けると韓国語。そこにはキリスト教会も多数存在していますが、全て教会名はハングルです。

朝鮮と言えば小中高校で習った様に仏教を中国から日本に伝えた国ですから当然宗教は仏教と思っている私には、韓国系のキリスト教会の多さに違和感を感じてしまいます。

そこで、いつから朝鮮（李氏朝鮮時代）にキリスト教が入ったのか、山川出版の年表で調べてみました。それは意外なことに日本より遅く、また、展開も日本の後追いのような感じです。以下、抜粋してみました。
1643年中国より天主教（キリスト教）伝来
1786年キリスト教布教盛ん
1815年キリスト教徒処刑される
1836年フランス人宣教師、ソウルに潜入
1839年キリスト教大迫害、フランス人宣教師殺害
1866年宣教師殺害, キリスト教大弾圧

（日本にキリスト教が伝来したのはザビエル来日の1549年で、そのきっかけがポルトガル人の種子島漂着、島原の乱が起こったのが1637～8年、江戸幕府が鎖国を完成したのが翌39年です。）

朝鮮半島にキリスト教が入った経緯はこれで分かりましたが、その後どういう経過をたどって発展したのか（特に韓国併合後は日本から独立後もキリスト教関係の記述がありません）、また、なぜ在日韓国人の方はキリスト教信者が多いのかということが質問です。

ただ、たしか統一教会もキリスト教系だと記憶していますから、韓国本国でも盛んなのではないかという気はするのですが。

nacam · Accepted Answer

韓国でキリスト教がさかんになったのは、朝鮮戦争後です。
それまでも、長老派を中心とした教会が入っていましたが、朝鮮戦争後、アメリカの福音派（とくにペンテコステ派）が、貧困者に食料を配る事を積極的に行い、勢力をつけました。

そのため現在では、長老派とペンテコステ派の勢力が逆転してしまっています。

このペンテコステ派は、現在でも世界の発展途上国で、食事の無償提供で、勢力を伸ばしています。

ペンテコステ派は、キリスト教原理主義勢力の最強硬派で、ペンテコステ派の進出のアフリカ地域では、必ずイスラム教徒とのトラブルを起す宗派です。

統一原理を、キリスト教に含めると、一般のキリスト教徒は、いやがります。
統一原理、エホバの証人、モルモン教は、現在のキリスト教徒にとって、３大異端とされています。

omw · Answer

私は一応教会に通っています。
プロテスタントが韓国民族に根を下す二つのきっかけは、(1)三・一独立運動(1919年)と(2)民主化運動(1970年代)であります。このような過程で教会が韓国民衆に受け入られました。しかし今の教会は信頼を失いつつあります。(1)は百科事典で見られます。
日韓の教会の一部は協力し合ってます。日本基督教団は(2)に協力してくれました。
他の方たちの回答に大体同感です。

ZeroFight · Answer

日本と韓国の文化のギャップを書いた『スカートの風』というベストセラーがありますが、どの巻だったか忘れましたが、その中に、韓国系のキリスト教会の話が出てきます。
韓国系のキリスト教会は、韓国のシャーマニズム的な土俗信仰が混ざっており、泣いたり、喚いたり、やかましく、近所から苦情が来るそうです。普通のキリスト教とは、別の宗教と考えた方がいいのかもしれません。
詳しくは『スカートの風』シリーズを読んでください。文庫になっていますから、どこでも手に入ると思います。

katyan · Answer

韓国の人たちは家（すごく家系を大切にしている人たちですね）を重要視しています。だから家の中心となる人が信者になればみんなついてきます

nobugs · Answer

韓国は、儒教が主体で、一般的な「宗教」の概念に当てはまるものが無かったと言えます。

仏教は、李朝に迫害を受けて、僧侶はと同じ扱いを受けており、隔離された状態でした。
日本統治化では、宗教も制限を受けたため、戦後にアメリカの影響でキリスト教が入り、大衆的宗教＝キリスト教のイメージが定着しています。
同時に各種の新興宗教も起きており、キリスト教の亜流も多くでています。

参考URL：http://members.at.infoseek.co.jp/konrot/bunka14.htm

2199 · Answer

韓国本国でもキリスト教は盛んだと思います。町を歩いていると様々に意匠を凝らした教会に出会います。以前、新聞で読んだのですが韓国のキリスト教徒は全国民の約25％にのぼるとのことです。協会の数の印象からすると説得力のある数字です。
　ですから、在日韓国人の方のみにキリスト教徒が多いわけではないでしょう。
韓国でキリスト教が普及した要因はいくつか考えられますが、キリスト教が普及するまで韓国で普及していた儒教は死後の世界や救済に関する教義が希薄であったことが挙げられるのではないでしょうか。仏教では禁じられている肉食がキリスト教では禁じられていないことも普及の一因になるかもしれません。

なぜ日本に多い、韓国系のキリスト教会？

韓国でキリスト教がさかんになったのは、朝鮮戦争後です。

私は一応教会に通っています。

日本と韓国の文化のギャップを書いた『スカートの風』というベストセラーがありますが、どの巻だったか忘れましたが、その中に、韓国系のキリスト教会の話が出てきます。

韓国の人たちは家（すごく家系を大切にしている人たちですね）を重要視しています。

韓国は、儒教が主体で、一般的な「宗教」の概念に当てはまるものが無かったと言えます。

韓国本国でもキリスト教は盛んだと思います。

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