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私は大学で硫酸溶液中の黄銅の腐食実験を行っているのですが、腐食を抑制するインヒビターを添加した溶液を分析するとインヒビターの添加量が少ない溶液が、インヒビターを加えない時の溶液より、銅だけが多く溶けていました。なぜこうなるのでしょうか?回答をよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

インヒビターの構造が不明なので.過去に使ったないようで。


隙間腐食

この回答への補足

回答ありがとうございます。インヒビターはアゾール化合物の中のベンゾトリアゾールというものです。
それと、先輩のノートの記述にインヒビターの添加量不足によって復極剤として働くということが書いてありましたがインヒビターは復極剤として作用するのでしょうか?

補足日時:2005/10/25 14:59
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>復極剤として作用するのでしょうか?


ベンゾトリアゾールと聞いても構造が思いつかない。
一般論だけ。
電極剤表面ににかしらかの機構(さく生成・静電引力...)で付着して.界面反応を阻害するのがインヒビターです。
インヒビターの切れ目が何かの理由でできると大電流(イオンの流れと考えるかも)が集中して流れて....と隙間腐食と同じ調子で電気化学反応が進みます。

この反応は.電極表面を覆っているインヒビターの膜が切れているところに発生しますので.なにかしらかの理由で電極反応が押さえられている部分がある場合.少量のインヒビターを液中に混ぜることで電極表面膜を破壊し.ふっきょくざいという機能を持つ場合もあります。
逆に.電極表面を破壊しますので.電極の寿命が極端に短くなる場合もあります。

だから.タンカーの海水廃液(タンカーで石油を運んでいないときにはひっくり返らないようにタンクに海水を入れているなんて港にまかれると.海水の防食電極が簡単に腐ってしまいます。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/10/27 22:42

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