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大学受験なのですが、正極・陽極・プラスというのは、電池と、電極とで、全部同じ事を指していて、同じ使い方をするのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

(僕は、センター化学9割弱の受験生です)

A 回答 (4件)

正極とプラス極は同じです.


電池の場合は外部回路からここに電子が流れ込んできます.
その結果,電池の内部では,何かが電子を電極から受け取るということがおこらないといけません.これは何かが還元されるということです.
還元反応のおこる電極は,英語では cathode カソード といいます.
そして,カソードの訳語は「陰極」なのです.たとえば,ブラウン管とかは CRT と略記されますが,これは cathode ray tube の略で,日本語では陰極線管です.カソードは(一般的には)電子を放出するものという考えだからです.この放出方向が問題なのですが,回路に向かって放出するという見方ではないということですね.

まとめると,電池の場合には日本語では陽極,陰極は使いません.正極,負極(プラス極,マイナス極)です.
逆に電気分解では正極,負極を使いません.使う例もありますが,そうすると電池の場合と逆の使い方になってしまうので,むしろ使わない方がいいのです.ここは陽極,陰極で押し切ります.

大学の電気化学では,正極,負極,陽極,陰極,という用語自体を全て排する先生がいるくらいです.すべてカソード,アノードで統一.そして,それぞれは,電極と溶液(電池にしても電気分解にしても)の間での電子移動で,還元が起こる方がカソード,酸化が起こる方がアノード,というだけで考えるのです.
この考え方は私も賛成です.これが一番すっきりしています.
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この回答へのお礼

詳しい説明、どうもありがとう御座います!!

電池や電気分解の問題が出ると、いつも電子の流れの矢印を書いて考えていました。
今回も、メモ帳に回路を書いて考えましたが、電子移動で、還元の方がカソード、酸化の方がアノード、とすれば、シンプルなことが分かりました!

お礼日時:2006/07/04 19:16

電池では正極、負極を用い、電気分解では陽極、陰極を用います。

これは混乱を避けるためでしょう。

電池の正極と電気分解の陽極で起こっていることが同じとは言えないでしょうから、指していることは違うと思います。
使い分けは、電池であるか電気分解であるかに基づいて行えば良い言うことです。
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この回答へのお礼

どうもありがとう御座います!!

今後、正負ときたら電池、陰陽ときたら、電気分解と考えると、問題が解き易くなります!

お礼日時:2006/07/04 19:22

#2様のお答えが「非常に正しい」(変な日本語、笑)のですが、試験問題を出す先生がそれだけの知識を持っていない場合があるので。


電池内部、電気分解。
電池外部。
そしてイオンと電荷。
これらを充分理解して使い分けるしかないことになります。
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この回答へのお礼

どうもありがとう御座います!!

問題では、頭の中で考えられないので、常に図を書いて、電子の流れを考えていますが、今後ももっと勉強しようと思います。

お礼日時:2006/07/04 19:21

 gooの辞書によりますと、「(1)一対の電極のうち、電位の高い方の電極。

プラスの電極。電池について用いることが多く、電気分解や真空管では陽極という。」だそうです。
 私は、全部同じだと思っておりましたし、受験には差支えがない(これは事実)と思い、特に考えませんでしたが、よく考えると疑問ですね。

 >センター化学9割弱の受験生
 私もそうでした。がんばって、志望大学に受かるといいですね。その他の科目についてもわからないことがあったらどうぞ。
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この回答へのお礼

どうもありがとう御座います!!

電気分解や真空管では陽極という、という記述は、しっかりと覚えておきたいと思います。

どうしても受かりたいと思います!

お礼日時:2006/07/04 19:13

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